(前年度予算額 9,807,607千円)
要求額 10,774,775千円
近年の急速な生命科学技術の進歩を実践医療に転換し、新たな治療方法等を確立することが求められており、これらの要請に応えるため、国立大学附属病院に先端医療や治験の推進等を担う組織を整備。
また、患者サービスの向上と効果的な病院運営を行う観点から、国立大学の医学部附属病院や歯学部附属病院等の統合と医療福祉支援センター等の設置を実施。
さらに、医療事故や院内感染の防止を図ること及び医療の質向上を図ることが国民から求められており、これらの要請に応えるため、全国の国立大学附属病院の事故やニアミス、院内感染に関する各種ガイドラインの作成、情報の共有化及び研修の実施等を通して事故予防や感染対策のみならず、医療の質向上を図るための環境整備を行う。
先端的な医学・医療の研究成果を効果的に医療の現場に還元するため、京都大学医学部附属病院探索医療センターを整備するとともに、岡山大学医学部附属病院に遺伝子・細胞治療センターを新設。
我が国の医薬品の開発に係る治験の空洞化を防止し、国民の医療向上の推進や医療に関わる産業の活性化を図るため、治験の実施体制を確立し、治験の安全管理に資する治験管理センター等を金沢大学医学部附属病院等に整備。
いじめ、引きこもり、児童虐待等、こどものこころの問題に対応するため、千葉大学医学部附属病院等にこどものこころ診療部等の特殊診療施設を設置するとともに、地域における医療体制の整備など社会的要請・緊急性の高い、光学医療診療部、リハビリテーション部、周産母子センター等の特殊診療施設を設置。
患者サービスの向上と効果的病院運営を行うため、医学部及び歯学部を置く北海道大学ほか8大学において、医学部附属病院と歯学部附属病院等を統合。
患者サービスの向上と効果的病院運営を行うため、地域医療機関との連携や退院後の生活支援を担う医療福祉支援センター等を筑波大学附属病院等に設置するとともに、病院長が運営方針や資源配分等を決定するための判断材料を提供し、適切な提案を行う経営企画部等を旭川医科大学医学部附属病院等に設置。
(前年度予算額 9,807,607千円)
国立大学附属病院に看護師及び医療技術者を非常勤職員として採用することにより、診療体制を整備し、患者サービスの充実等を図る。
また、医療事故や院内感染の防止等のため、全国の国立大学附属病院の事故やニアミス、院内感染に関する各種ガイドラインの作成、情報の共有化及び研修等を行う中央クオリティマネジメント部等を大阪大学医学部附属病院等に設置。
高等教育局高等教育企画課高等教育政策室
-- 登録:平成21年以前 --