|
○ |
今後、国においては、
・ |
大学院教育の実質化を図るための基盤形成の基本的な方向性の明示 |
・ |
それを実施するための制度的な改革方策、及び財政基盤の充実について検討することが必要である。 |
|
|
○ |
また、大学院を置く大学は、この重要な課題の当事者としての認識を強く自覚して、自主的・自律的に大学院教育の実質化を図る必要がある。
|
|
○ |
特に、大学院における教育研究活動に力点を置く大学は、学長のリーダーシップの下、大学院教育の実質化を図るための具体的な計画を策定し、改革を実行していくことが必須であると考えられる。
|
|
○ |
当部会は、今後の学問分野別、機能別の審議検討等を踏まえつつ、大学院教育の実質化のための重要課題について、集中した議論を行い、改革支援方策を体系的に具体化することとするが、これについては、課程の目的・役割の明確化、教育課程や研究指導のあり方とこれらの大学院設置基準上での取扱い、施設・設備の充実などが相互に連係しており、総合的な取組みの視点が必要である。
このため、大学院教育の実質化の集中的な取組期間を設け、国は、大学の自主的かつ意欲的な計画に積極的な支援を行っていくことも考えられる。(大学院教育実質化のための5カ年計画などを設定するなど) |