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各課程において、どのような人材の育成を目的としているのかが明確ではない、 |
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目的に沿った体系的なカリキュラムが編成されておらず、それを踏まえた適切な教育研究指導が行えていない、 |
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学生、教員の流動性が低く、大学においても社会においても多様な経験の蓄積が十分にできる環境ではない、 |
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制度面も含め教員組織、施設・設備を未だ学部に多く依拠しており、大学院の教育研究機能を十分に発揮できる体制となっていない、 |
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社会のニーズを適切に踏まえた大学院教育が行われておらず、大学院修了者(特に、博士課程修了者)が社会で評価されるに十分な「付加価値」を高める機能が果たされていない、 |
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量的な拡大が進んでいくことで、学生の質、ニーズが多様化、教員1人あたりの学生数が増加し、十分な教育研究指導を行える体制・環境となっていない、 |
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学生への経済的支援が十分ではなく、さらには大学院修了生(特に博士課程)のキャリアパスが不透明であるため、優秀な学生が大学院に進学しない、 |
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大学院の評価システムが十分ではなく、評価や競争原理に基づく資源の重点配分が機能しにくい状態となっている、などの課題が指摘されていた。 |