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研究者育成コースでは、研究の展開ができるような幅広い領域の動向、実験技術指導が不可欠であり、これまでの単位認定が内容のチェックなしに形式的になっていないかどうかを検証し実質的な授業へ転換すべき。 |
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研究者養成の場合、自分で研究を企画する能力を身に付けさせることを重点に指導すべき。そのためには、基礎的な内容のコースワークを充実させることも必要だが、その上で、自分でしっかりしたストーリーのある研究をし、それを論述しきるディサテーションに取り組ませることが必要。 |
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医療系では学部の卒業論文や大学院の修士論文が義務づけられていないため、基礎的知識、基本的な実験技術、科学的な思考能力、自学自習の習慣、問題解決能力などが涵養されてない根本的問題。体系的なコースワークを設定する場合、科学的思考能力と問題解決能力をいかに涵養するかの一点に絞られるべきであり、その一つとして、Critical thinking program等を導入して、これらの能力を涵養する教育を実施すべき。 |
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臨床系大学院では、関連学会が認定する認定医・専門医等の資格と密接に関連することから、カリキュラムを設定する場合、これら専門医等の資格に則ったものとすることも考慮すべき。このほか、患者を対象とした臨床研究(新しい診断・治療法の開発・評価、臨床疫学、症例報告など)も課すべき。 |
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基礎系大学院においては、現在の生命科学の基本的技術(遺伝子技術、RIの取扱い、細胞培養、統計処理など)をコースワークで修得させるべき。 |
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体系的なカリキュラム編成を行い、複数教員による指導体制を構築し、整備すべきである。さらに、厳密な学年制の導入により学生の実力を正確に把握して、確実な教育を行うべきである。 |
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創造性と論理性に富む研究者を育成するため、カリキュラムを構築し、コースワークを課している。コースワークと関連を持たせて、博士論文の作成過程を明示している。これは学位取得までの時間を短くする上でも、また修了後の生産性をあげるにも、役立っている。 |