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資料4
中央教育審議会大学分科会
大学の教員組織の在り方に
関する検討委員会(第3回)
H15.12.11



助手についての論点整理及び検討課題例(案)


前回の議論の整理

1.    助手の職は曖昧なポストであり、職務の実態が極めて多様なものとなっていることから、全てを一括して助手とするのではなく、職務を整理して複数の職に分けるべきである。

2.    その際、助手の職にある若手研究者については、学校教育法上の「助手」との名称や「教授及び助教授を助ける」という職務内容は実態に合わないことから、若手研究者の自律性を確保するためにも、若手研究者のキャリアパスとして相応しい新しい職を、学校教育法上、設けるべきである。


更に議論していただきたい事柄

1.    若手研究者以外の助手について

(1)    主たる職務が教育研究の補助(講義演習・実験・実習の補助、研究の補助等)である職に限っては、引き続き「助手」とすべきであると整理するかどうか。

(2)    助手の職にあって、学生への教育に携わっている者については、授業科目の担当や単位認定等を行うことも職務とするような新たな職を設けるべきか、それとも、このような者については、(常勤)講師を活用すべきか。

(3)    主たる職務が機器の保守・管理や事務処理である職については、どのように整理するか。

2.    若手研究者のキャリアパスとして新しい職を設けるに当たっては、任期付(テニュアトラック)とすることが望ましいことを提言するかどうか。

3.    助手を制度上残す場合や、新たな職を設ける場合、これらの職は、学校教育法上、必ず置かなければならない職とするか、それとも、大学の判断により置くことができる職とするか。



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