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資料5
中央教育審議会大学分科会
制度部会(第8回)平成16年5月27日

大学分科会制度部会に関する論点例


1  基本的事項

今後の高等教育機関は、我が国においてどのような役割を果たしていくべきか。
その中で、今後の大学とはどうあるべきか。

2  高等教育機関の個性化・多様化

学部段階の教育課程の在り方について
(高等学校教育の多様化や大学院進学者の拡大等を踏まえた学部段階の教育課程の在り方)

大学(学部段階)への進学率の上昇や高等学校教育の多様化等に伴い、入学者の能力、適性や志向も多様化してきていることを踏まえ、学部段階の教育課程の在り方をどう考えるか。

大学院進学者の拡大や専門職大学院の創設等を踏まえ、学部段階の教育課程と修士課程、博士課程、専門職大学院の教育課程との関係をどう考えるか。
など

短期大学教育の在り方について
(女子の4年制大学志向の高まりなど社会や時代の変化に対応した短期大学での教育課程の在り方、地域における生涯学習の拠点としての短期大学教育の在り方、準学士の位置付け等)

女子の4年制大学志向の高まりや18歳人口の減少など、短期大学を取り巻く社会や時代の変化のなかで、短期大学での教育課程の在り方をどう考えるか。

地域の環境やニーズに適合した教育を提供したり、地域における生涯学習の拠点となるなど、地域社会において短期大学が提供する教育の在り方についてどう考えるか。また、準学士の位置づけについてどう考えるか。
など

高等専門学校の在り方について
(専攻科や大学への進学・編入学の普及を踏まえた高等専門学校の位置付け、5年一貫の実践的技術者養成という設置目的を踏まえた高等専門学校の今後の在り方、準学士の位置付け等)

高等専門学校卒業後、専攻科や大学へ進学・編入学する学生の増加や、国立高等専門学校の法人化など高等専門学校を取り巻く状況の変化を踏まえ、高等専門学校の役割や位置づけをどう考えるか。高等専門学校の今後の具体的な在り方についてはどう考えるか。また、準学士の位置づけについてどう考えるか。
など

専門学校の在り方について
(ダブルスクールによる学習者の増加、専門士の称号所持者や大学卒業者等の入学の増加等を踏まえ、専門的職業教育機関としての役割を担う専門学校の今後の方向性等)

専門学校と大学との連携の更なる円滑化を図るにはどのようなしくみ等が考えられるか。また、職業教育をキーワードとした教育体系の中で、高等教育機関たる専門学校の担うべき役割や位置づけ等についてどう考えるか。

専門士の称号所持者や大学等卒業者の入学の増加等を踏まえ、高度な職業教育機関としての役割を担う専門学校の今後の具体的な方向性はどうあるべきか。 
など

3  高等教育の質の保証システム

設置認可と大学評価について
(事前規制としての設置認可の弾力化、事後チェックとしての大学評価等の充実、両者の有機的連携による国際的通用性を有する高等教育の質保証の在り方、学習者保護の仕組み等)


4  その他

通学制と通信制について
(両者の意義や区分けについての考え方)
単位に関する考え方について
(1単位に必要な学修の時間、グローバル化の進展の中での単位の読替)
株式会社等の新たなタイプの設置者に関する考え方について



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