令和7年12月15日(月曜日)13時30分~15時30分
文部科学省 5F2会議室
【鈴木補佐】 それでは、定刻となりましたので、ただいまから、第1回中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会、教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループの幼児教育作業部会を開始いたします。
本日の進行は、主査選出の議事までは、事務局で行わせていただきます。幼児教育課の鈴木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本日の会議は、ウェブ会議と対面を組み合わせたハイブリッド形式にて開催させていただきます。本会議の模様は、主査等の選任が終わり次第、事前に登録のありました報道関係者や学校関係者、その他一般の方向けにライブ配信をユーチューブのほうでさせていただきます。
なお、議事の関係上、議事2以降ライブ配信とさせていただきます。
委員の御紹介につきましては、既に先に御挨拶等いただいておりますので、資料2の6ページ目の委員名簿にて御紹介に代えさせていただきたいと思います。
なお、本日は、石川委員と佐々木委員が御欠席となりまして、藤原委員の代理としまして、福井県児童家庭課の井上課長補佐に御出席いただいております。どうぞよろしくお願いします。
【秋田主査】 それでは、作業部会の立ち上げに必要な手続をただいま終了いたしましたので、ここからは議事を公開とさせていただきます。
このたびは、主査を拝命いたしました秋田でございます。一言御挨拶させていただきたいと思います。
昨年の12月に出されました諮問「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について」以降、本年1月より教員養成部会で議論が行われておりまして、9月には論点整理としてまとめてまいりました。また、現在は、教職課程・免許・大学院課程ワーキングにおいて、幼稚園を含む教職課程や、それから、免許制度全体についての議論が行われているところでございます。
本作業部会におきましては、特に幼稚園教諭に係る教員免許状の在り方や、そして、保育士資格との連携を踏まえた養成・採用・研修の在り方について、委員の皆様と活発に議論をさせていただきまして、具体的な内容を検討してまいりたいと考えておりますので、どうぞお力添えをいただけますようよろしくお願いを申し上げます。
それでは、矢萩主査代理からも一言お願いを申し上げます。
【矢萩主査代理】 主査代理を拝命した矢萩でございます。一言申し上げます。
本作業部会では、今後の幼稚園教諭の養成・採用・研修の在り方について、具体の見直しの方向を検討する、そして、保育士資格との連携も見据えて議論を行うということで、非常に重要な役割を担っていると考えております。委員の皆様と活発に議論を行っていきたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【秋田主査】 矢萩主査代理、どうもありがとうございます。
それでは、皆様、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
それでは、これから議事2に入ります。本作業部会の進め方について、改めて事務局より御説明をお願いいたします。
【鈴木補佐】 事務局でございます。事務局より説明をいたします。資料1を御覧ください。
本作業部会は、「初等中等教育分科会教員養成部会運営規則」第5条に定める審議組織として、令和7年9月19日に開催された第155回教員養成部会においてその設置が承認されました。会議の公開、傍聴、議事及び議決、議事録の公開についても同規則に基づき行われることとなります。
本作業部会の設置目的ですとか検討事項、及び委員名簿につきましては資料2にございます。資料2の4ページ目にありますとおり、本作業部会において検討結果を取りまとめた際は、教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループに報告することとなってございます。また、本作業部会における現時点の開催スケジュールにつきましては、資料5のとおりにまとめてございます。
事務局からは以上となります。
【秋田主査】 御説明をありがとうございました。本件に関しまして何か御質問がございますでしょうか。対面、オンラインの方、いかがでございますでしょうか。よろしゅうございますね。それでは、議事2はここまでとさせていただきたいと思います。
それでは、議事3に入ります。まずは事務局より、教員養成部会における議論を踏まえつつ、幼稚園教諭等の現状や課題、また、幼児教育作業部会において検討すべき論点についての御説明をお願いいたします。
【大類企画官】 幼児教育課の企画官を務めております大類と申します。よろしくお願いいたします。
私から、資料3-1、3-2、3-3について御説明いたしますが、資料3-1については、資料3-2に挙げた論点に関連する近年の幼稚園教諭養成課程に係るデータ、採用に係るデータ、研修に係るデータ、これらをまとめたものです。事前に共有させていただいておりますので、本日は詳細の御説明は割愛させていただきます。
なお、このデータと参考資料3-1のデータについては、今後の御議論においても参考にしていただければと思っております。
続いて、資料3-2の御説明に入りたいと思います。こちらは本作業部会で検討すべき論点になります。内容としましては、10月15日に教員養成部会においておまとめいただいた論点整理のうち、本作業部会に関連する内容及び本部会の委員の皆様から事前にいただいた御意見などを踏まえて、一旦事務局でまとめたものです。
それでは、説明させていただきます。
1ページ目、1、社会の変化や学習指導要領の改訂等も見据えた教職課程の在り方に関しましては、教員養成部会のほうで、教師の質向上と量的確保の両立を目指す必要があるのではないか。この点を踏まえつつ、「(1)教職課程の在り方」としては、教員免許を取得しやすくすることが必要ではないか。また、学習指導要領の改訂など、最近の教育課題等も踏まえた教職課程で修得すべき内容を精選する必要があるのではないか。また、全ての教師が特別支援教育に関する専門性を取得する必要があるのではないか。幼稚園においては、昨今、障害のある子が、1園当たり7.5人という状況もあり、関連してございます。
続きまして、幼児教育、学校安全、発達障害等の障害の特性やその配慮、日本語指導が必要な児童生徒への対応など、共通的に履修すべき内容を検討すべきではないかという点。また、一つ飛びますけれども、幼稚園教諭について、小学校以上の学校種との連携や保育士養成との連携を踏まえた改革が必要なことから、個別の検討がさらに必要ではないかという御意見。続きまして、幼稚園教諭の養成においては、養成校と幼稚園が連携して、就職に向けた意欲を高めていくための取組の充実、実習の在り方の見直し、丁寧な進路指導が重要ではないかといった御意見が出てございます。
「(2)教員免許制度の在り方」について、幼稚園教諭に限らず全体に関わりますけれども、短大、学部段階の教師養成について、教員免許取得に至る学びを再構築の上、改めて標準的な教員免許状として位置づけてはどうかという御意見。また、志願者、志望者を増やす観点から単位数の見直しも含めて検討する必要があるのではないか。制度の見直しを通じた複数免許の取得の促進、専門性の向上が必要ではないかといった御意見が出てございます。
これらを受けまして、本作業部会固有の論点としては、第2回以降の本作業部会で御議論いただく予定となっておりますが、幼稚園教諭の養成において保育士資格との連携をどのように考えるか。教員免許と保育士資格の制度的な違いの背景の中で、実態としては、多くの学生が双方の免許資格を取得しています。例えば幼稚園教諭においては86%の教員が保育士資格も併有しているという状況です。こうした状況や学生の負担なども踏まえて、例えば養成課程における修得内容について一層の整合性を図ることを目指してはどうか。
幼保小の接続を一層推進するため、保育士や小学校教諭を目指す方々にも幼児教育の基本的な考え方についてさらなる理解が必要であるとの観点。また、幼保小の免許の併有を促進する観点から、各免許・資格の養成課程においてどのような修得内容とすることが考えられるかといった点です。
教職課程等ワーキングにおいては、専門的学習に基づく強み、専門性を含めた養成の必要性について御議論いただいております。これを受けまして、幼稚園教諭にあってはどのような強みや専門性を持つよう養成することがよいか。また、幼稚園教諭は4年制大学のみならず、短期大学の卒業者も多い現状で、約66%が教員養成系の短大の御出身です。こうした状況の中で、大学や短大においてどのような課程とし、養成と専門性の向上を図っていくか。
次は、実習に至る前、あるいは実習中に教職を目指す意欲が減じてしまうといったデータもございますことから、教育実習等について今後の在り方をどう考えるかという点が論点として挙げられます。
次のページです。2、教師の質を維持・向上させるための採用・研修の在り方ですが、教員養成部会のほうでは、教師の魅力をさらに高めていく方策を検討する必要があるということ。また、その教職の魅力向上について社会的な理解が必要ではないかといった御意見がございました。具体的に、採用の在り方においては、教職志願者を獲得するための取組を継続していくことが重要といった御意見。また、3つ目になりますが、幼稚園では採用試験を受ければ、比較的早期に採用されることがあり、それが早期離職につながるケースもある。そのことから、採用に当たっては、応募者との丁寧なマッチングが重要ではないかといった御意見が出ておりました。
本作業部会固有の論点としましては、養成段階から学生の幼稚園教諭等の理解を深めつつ、意欲を維持・向上させ、円滑に採用につなげる取組が考えられるところです。また、こうした体制整備として、養成校のみならず、公立・私立の幼稚園など、地方自治体などとの関係をどのように考えるか。
また、幼稚園教諭については、30歳未満での離職者が約6割にも上るというデータもございます。その点、一度離職した幼稚園教諭免許保有者や子育て経験者などが幼稚園などの現場に復職する支援策について、その支援策や支援体制の構築について御検討いただければと思います。
また、保育士にあっては、都道府県などが保育士・保育所支援センターを設置し、保育士への相談・支援等を通じて人材確保方策を推進しているところでございます。こうした取組との連携をどう考えるか。
先日公表されたOECDの国際調査からは、我が国における幼稚園教諭等の満足度が下がっており、また、多くの業務を抱えていることによるストレスが課題となっていることが明らかになっております。このデータは参考資料8につけていますが、各国との比較の観点から、専門的御知見の深い秋田主査に後ほど御感想などもいただければと思っております。いずれにせよ、日本の幼稚園教諭の業務改善がさらに必要であるということ。この点、ICTの活用推進など、勤務体制の見直しなども進めてきたところではありますけれども、さらにどんな取組が必要か御議論いただければと思います。さらに処遇の改善について一定程度進めてきたところではありますが、福利厚生面などの取組も必要ではないかといった点からも御議論いただければと思います。
続いて、研修の観点です。「(2)現職教師の能力向上」に関してです。教員養成部会のほうでは、ICT活用指導等に対する深い理解、心理・福祉等の専門性など、教師には今、多様な力が必要とされております。よって単発の研修だけでなく、体系的・段階的な学びの保障が重要ではないかといった御意見が出ております。
また、デジタルを活用した学びは、入職後の教師の育成にも活用されるべきではないか。管理職に対する研修は、国における予算措置を含めた支援が必要ではないかといった御意見も出てございます。また、研修を実効化するために、研修のための時間の確保、校内の人員の配置の工夫、さらに研修内容の充実といったことが必要ではないかという御意見が出ております。
次のページの2つ目になりますけれども、「幼児教育と小学校教育の円滑な接続に向けた取組」を充実させていくために、教育委員会において幼児教育を担当する者を配置することが重要ではないか。併せて、多くが私立学校であることを踏まえ、入職後の教師の資質能力の維持・向上に当たっては、地方自治体、幼稚園関係団体、養成校が緊密に連携していくことが重要ではないか。
また、園長やリーダーについても研修が不足しており、他の学校種の校長やリーダーとのつながりや幼児教育全体を考えていくことのできる場づくり、仕組みづくりが必要ではないかといった御意見が出てございます。
本作業部会の固有の論点として、枠囲いの下から御紹介させていただきます。
幼稚園においては、公立が3割、私立が7割という設置状況ですので、それぞれ設置者や採用権者が異なる。また、認定こども園や保育所等も交えますと、法人形態、施設類型が様々であります。こうした中、行政が行う研修の在り方をどのように考えるか。
この点、文部科学省では、幼児教育センター等を通じた教師らへの支援、助言、研修の推進に取り組んできたところでございます。私立幼稚園においては、幼稚園団体が独自に開発してきた取組もございます。このほか、大学など様々なリソースの活用が考えられる中、どのような体制で幼稚園教諭等の資質能力の向上を図ることが望ましいかといった点が挙げられます。
最後の6ページ目ですけれども、繰り返しになりますが、デジタルを活用した研修の在り方についてどう考えるかという点もあるところでございます。
以上、本作業部会で検討すべき論点となりますが、続きまして、資料3-3を御紹介させていただきます。
これは教員養成部会での御議論や委員の皆様からの事前の御意見を受けて、事務局において、多様な専門性を有する質の高い幼稚園教職員集団を形成するための改善、改革の方向性をまとめたものでございます。上の四角囲いから御説明させていただきますが、押さえておく点としましては、小学校以上の教員免許の改革方針、保育士資格の在り方とも連携して、養成段階で学ぶ内容を再構造化し、今日的課題に対応できる強みや専門性を持たせつつ、免許資格の併有を促進してはどうか。また、意欲を維持・向上させつつ、円滑に採用につなげる工夫とともに、復職のルートも確保して人材不足に対応してはどうか。さらに、現職の研修内容の充実、アクセス性の向上等も図り、入職後も教師などの強みや専門性をさらに向上してはどうかという点でございます。
これを踏まえまして、下の図にありますように、養成前段階、養成段階、採用段階、研修段階と、段階ごとに方向性をおまとめしたところです。
まず養成前段階ですが、担い手の裾野拡大を図るために、中高生むけの出前授業や職場体験などを実施してはどうか。それによって職の魅力を発信・向上し、養成校への進学にさらにつなげていってはどうか。
養成段階においては、専門性の獲得と意欲の向上を図るため、学ぶべき内容の再構造化やデジタルの活用等を通じて学びを最適化してはどうか。幼保小接続の推進の観点を養成課程に充実させてはどうか。小学校教諭免許、保育士資格の修得内容とのより一層の整合性を図り、免許資格の併有や、身につけたい専門性の向上に取り組みやすくしてはどうか。実習の在り方の見直しをしてはどうか。こういった取組により、必要な資質能力の確実な修得を図ってはどうかという御提案です。
続いて採用段階ですが、養成校との連携した取組や多様な採用ルートの充実を推進することにより、例えば養成校と幼稚園における長期インターンシップや有償ボランティアといった取組により、学生の意欲の向上を図ってはどうか。離職者や子育て経験のある保護者などの復職支援も推進してはどうか。ICTを活用した業務効率化、処遇改善などを推進することにより、円滑な採用、離職者の減少、復職者の増加を図ってはどうか。
研修段階においては、施設類型を超えて各教師等の強みをさらに伸ばしてはどうかという点から、幼児教育センターを中心とした施設類型を問わない幼児教育の質の向上を図る研修を実施してはどうか。養成校や幼稚園団体などのリソースともつながる形で、研修内容の充実、アクセス性を向上させながら個人の強みを伸ばしてはどうか。
これらがひいては研修機会の拡大と全職員の資質能力の向上につながっていくものと考えております。
以上が改革方策のイメージですけれども、今後の議論において御参照、御活用いただければと思っております。
説明は以上です。
【秋田主査】 御説明をどうもありがとうございました。今回、事務局から作業部会における全体的な論点を御提示いただきましたが、本日は、第1回は特に研修の在り方、「養成・採用・研修」の研修でございますが、研修の在り方についての議事となっておりまして、養成・採用については、次回以降に詳しく議論していただければというところでございます。
この際、本日は研修の在り方について、有識者ヒアリングとして、三重県四日市市幼児教育センター、藤原良美所長をお招き、お呼びいたしております。意見交換については、このヒアリング後に実施させていただければと考えております。
それでは、まずは、藤原所長より御発表をいただきます。藤原所長、よろしくお願いいたします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 皆様、こんにちは。ただいま御紹介にあずかりました四日市市幼児教育センター所長の藤原と申します。
本日は、幼児教育作業部会第1回目という重要な場で、四日市市幼児教育センターの取組を発表させていただくということで、大変感謝申し上げます。
それでは、特に当センターが目指しております設置者や施設類型にかかわらず、教育・保育の質の向上という観点から御報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず初めに、四日市市の教育・保育行政の沿革に簡単に触れさせていただきます。私も保育現場におりましたけれども、保育現場の自分たちにとって大きな転換期は、平成25年の青文字にさせていただいたところですが、今から12年前、四日市市は組織改革によって、首長部局であるこども未来部が新設されまして、幼稚園と保育園の窓口がそちらに一元化されたことだと思います。最初の頃は、自分たちも戸惑いを抱えつつ、枠組みや、ハード面が変わっても、質の高い教育、保育を目指す中で、互いに高め合う文化を熟成していこう、まずは公立園同士、その垣根を乗り越えていこうという、そういう積み重ねがあったと思います。その積み上げ式があったからこそ、今度は公立、私立の垣根を越えていこうと、令和5年度四日市市幼児教育センターは開設いたしました。
こちらは市の方針となります。家庭や地域の状況にかかわらず、全ての子供が格差なく質の高い学びへと接続できるよう、小学校への接続、連携に向けた具体的な取組を推進していくことが今、新たに求められています。
概要に参ります。令和5年4月に、就学前教育・保育に携わる公立、私立全ての幼稚園教諭、保育士、保育教諭に向けて、市町が運営する四日市市幼児教育センターが県内で初めて開設されまして、今年度3年目となります。所管は首長部局、四日市市こども未来部となります。旧小学校校舎を利用した橋北交流会館は、1階、2階が幼保連携型認定こども園、橋北こども園、3階が当センター、4階がこども子育て交流プラザとなっており、こども子育てに関する複合型施設となっております。
続きまして、センター内の組織概要図に移ります。センター内の組織はこのようになっておりまして、市全体の乳幼児保育・教育の充実を図ることを目的に、141園、2,200名ほどの保育者の支援を行っています。
当センターは、こちらから出向くという機動力を生かしまして、一園一園と対話による信頼関係の構築や、現場の先生方お一人お一人を主役に、伴走型支援を行うことに重点を置いております。背景には、保育士、保育教諭、そして、幼稚園教諭の年齢層にかなりばらつきがあり、中堅層の幼稚園教諭、保育士、保育教諭が少なく、どこの園も若い職員が多くなってきています。現場での保育のモデルが少なくなりまして、地域性も考慮した保育の継承が難しくなってまいりました。また、四日市市の公立、私立ともにこども園化が進んでおります。就学前の子供たちが過ごす保育施設の多様化など、保育を取り巻く状況が今、大きく変化してきたことが、このセンターの設立にも至っていると思います。
続きまして、機能に入らせていただきます。主に、研修、訪問・相談支援、情報発信・研究の3つの業務を所管しております。全市的な就学前教育・保育の充実に向けた具体的な取組をこの2年半かけまして、強力に推進してまいりました。
研修に参ります。幼児教育センターが開設されたことによりまして、これまで施設の形態によってそれぞれが行っていた研修が教育・保育施設職員研修40講座に統合、再編されました。私立園の参加していた公立での研修は今まで4講座でしたが、40講座にまで増やしました。研修は、全体研修、職層別研修、専門研修、実践研修という4つの研修で構成されています。市内の就学前施設に携わる職員を全対象として、保育者の資質や専門性の向上のため、体系的、計画的で保育者主体の研修を目指しています。研修方法は、集合型、ライブ配信、アーカイブ配信から選んで参加できる企画運営をしております。
保育者育成指標のほうに入ってまいります。この研修を効果的に進めるために、四日市市保育者育成指標を令和5年の当初に作成いたしました。縦軸がステージ別になっており、第1ステージはおおむね1年目から4年目、第2ステージはおおむね5年目から10年目と経験年数で指標を定めています。横軸はそれぞれのステージに応じた保育者に求められる資質や、教育・保育を担うに当たって必要とされる専門性を示しました。各園ではこの指標に基づきまして、保育者が自分のキャリアを見据えながら、年度当初に園長と相談し、研修受講の年間計画を立案してもらっています。
研修構成に入ります。年間、40講座を開いていますが、研修分野別申込者数を見ますと、この3年間、特別支援保育教育に関する分野を受講する園、保育者が年々増加している傾向にあります。
研修形態と参加人数の推移もお示しさせていただきました。次のページを御覧ください。受講後は、このようにQRコードによるアンケートを実施しています。このアンケートの提出と園への還流をお願いし、受講完了となっています。私立幼稚園、保育園、こども園には受講シールを発行し、公立園には、年度末に研修受講履歴証を発行し、自身のキャリアとして、次年度の研修計画の際に活用していただいております。
「若手保育者の子供理解が深まった」「ほかの施設の保育者や同じ職層の人と学ぶ機会がとても参考になる」といった意見がある一方で、「時間や人の確保が難しく、研修に出しにくい」という意見も寄せられています。
次ページ、御覧ください。訪問・相談支援のほうに参ります。アドバイザーが保育園、幼稚園、こども園、地域型保育事業所に訪問しております。アドバイザーは、保育園の元園長、幼稚園の元園長、こども園の元園長、そして、小学校の元校長、4名が常駐しております。年間を通して計画的に、公私立にかかわらず市内全ての園へ訪問を行っています。
続きまして、当日のタイムラインです。各アドバイザーはタブレット端末を活用しております。保育観察の際に撮影した日常の保育の様子を動画や写真で記録して、視覚化し、その写真や動画を見ながら子供理解につながる効果的な面談、園内研修を行えるようにしています。
訪問の効果としては、「自分の保育を客観的に見直す機会になった」「自信を持って子供と関われるようになった」という声が多く聞かれます。マネジメント層である園長先生からは、「アドバイザーの助言をきっかけに、若手教員らのモチベーションが上がり、自主的に研修テーマを設定するようになった」などの評価を得ています。
続きまして、アドバイザーによる訪問件数です。訪問件数が増えてきております。計画的な園訪問だけではなく、園からの要請を受けて訪問するケースが増えています。園訪問へのニーズが高まっており、アドバイザーは、子供のよさや可能性をより深く、いろいろな角度から捉えようとするまなざしを熟成していこうと、自分たちのサポートの重要性を感じています。また、園内研修のファシリテーターとしての役割を担う先生方に横展開も図っています。
次はスーパーバイザー訪問派遣研修です。センターが大学の先生方や外部の専門家と連携し、園からのニーズに応じて専門家を派遣する仕組みを構築しています。実際に子供たちの活動を参観していただきまして、その場で園の先生とディスカッションする実践的な研修機会を設けています。専門家の視点が入ることで、園全体で子供や保育を捉え直す機会となり、保育の質の深まりにつながると公立・私立園から大変好評を得ております。このスーパーバイザーには、学び合い高め合う専門性のあるマンパワーの充実に向けた研修になるように、当センターのアドバイザーもコーディネートする役割を務めています。この経験がアドバイザーとしての資質向上の機会となるよう、そして、継続的なスパイラルアップにつながるよう、アドバイザーは意識しております。
続いて、情報発信・研究です。市内の公立・私立の幼稚園、保育園、認定こども園、地域型保育事業所の代表者、教育委員会、学校関係者、学識経験者の皆様を委員として研究協議会を設立しました。毎年、継続的に調査研究等を実施しております。
続きまして、公開保育です。3ブロックの地域で公開保育を行い、異校種の参加者による子供の学びをつなぐための主体的・対話的で深い学びの実践について検討し、共通理解を図り、公開保育や事後検討会の知見を研究紀要として毎年発刊しております。最新の国の動向等、専用ホームページでの発信などを進めております。
続いて、「課題から次の一歩へ」に移らせていただきます。この2年半の取組を振り返りますと、研修参加園やアドバイザー訪問、専門家の派遣要請は年々増加し、質の高い研修機会の現場のニーズが高まっているということを肌で感じております。そして、設置主体や施設類型にかかわらず、質の高い研修機会を提供できることは、先ほど公・私立園のマネジメント側からの肯定的なアンケートを御紹介しましたように、市全体の幼児教育・保育の質の底上げにつながっています。
一方で、時間がない、代替職員の確保ができないという課題があり、短時間研修やオンデマンドの拡充が必要だと今感じております。また、研修意欲を高める園の風土を熟成させる所属長のリーダーシップも求められていると感じます。より一層の各施設の連携強化を図ってまいりたいと思っています。
当センターは、誰もがホッとした気持ちで子供のことや保育のことを話せる場として、夜は19時まで毎日開館しております。そこで個別相談も行っており、こちらも公立、私立問わず、年々、相談件数が増えています。社会情勢が目まぐるしく変わる昨今、子供たちを取り巻く状況が多様化して変化しています。また、保育も大きな転換期を迎え、本市においても、保育者不足も深刻な課題となっています。離職を防ぎ、人材育成支援も重要な役割になっています。
実は当センターのフロアには展示スペースが大きくあります。そこで、公立、私立全施設の取組や、子供たちの様子や理念を御紹介、展示させていただいています。このように一堂に展示してあるスペースは市内でここだけとなっておりますので、来館した保育者や、お父さん、お母さんたちが興味津々でじっくりと見ていかれます。保育者だけでなく、社会の多くの方々に乳幼児保育教育の重要性を今後も発信してまいりたいと思います。
終わりになりましたが、仕事を終えて、夜、来館し、ひとしきり泣いてお話しされていく保育者もいます。相談のために来館するのは緊張するけど、こうやって教材を手作りしながら聞いていただけるのはとても来やすいですというお声もあります。目の前のことに忙殺されて多忙感と疲弊感のある保育者ですが、楽しいと心が動く、そんな時間が大事だと思っています。この時間って、この仕事って、こんなすてきなこともあるよとやりがいを感じられる。だけど、悩むよね。でも、あなた一人じゃないよという、そんなメッセージが届くようなしかけも行っています。
私も保育者であり、教員でもありましたが、自らの保育・教育を見直し続けるプロセスがあってこそ、保育の質的向上が達成されていくのだと思います。振り返りや語り合う風土の形成が保育の質の鍵を握ると思っています。受けてみたくなる研修の場や身近で頼りになる存在となれるよう、子供を真ん中にして、人と人とがつながっていく輪を、好循環を生み出す、そんなセンターになっていくように歩みを進めてまいりたいと思っています。
御清聴ありがとうございました。
【秋田主査】 藤原所長、御説明をどうもありがとうございました。
それでは、続けて、今、藤原所長から御発表いただきました内容につきまして、質疑応答の時間を取りたいと思います。時間としては約15分程度と限られておりますが、せっかくの機会でございますので、時間の許す限りで、ぜひお手を挙げていただきたいと思います。御質問のある方は、挙手ボタンを対面の方もオンラインの方も使っていただけましたらと思いますので、どうぞ口火をどなたか切っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。いかがでございますか。
ありがとうございます。水川委員、お願いいたします。
【水川委員】 よろしくお願いします。大変すばらしい四日市市の幼児教育センターの取組を聞かせていただいて、勉強になりました。働き方改革の今日の中で、こういった研修の機会が積極的に設けられているというか、自分の希望によって参加できるというのは本当にすばらしいなと思っているんですが、単純なことで、一番最後に、19時までですよね。19時まで行けるとなっているんですが、これは勤務を離れての研修という考え方でよろしいのかどうなのかを1点お教えいただけるとありがたいなと思います。
【秋田主査】 藤原所長、お願いします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 それでは、失礼いたします。17時15分までが勤務時間となっておりますので、保育者たちが研修する時間は17時15分で必ず終わるということになっております。17時で一旦終了させていただきまして、19時まで開けておりますのは、遅番の勤務も終わりまして、その後センターにお越しいただきまして、相談のために来館する時間が17時半から19時までの間が一番多いと思いす。そのためにも開けているというような状況です。
以上です。
【秋田主査】 御説明をどうもありがとうございます。よろしいでしょうか。
水川委員、これでよろしいですか。
【水川委員】 ありがとうございました。
【秋田主査】 ありがとうございます。
ほかにはいかがでございますか。ありがとうございます。
それでは、岡本委員、お願いいたします。
【岡本委員】 御発表ありがとうございました。先ほど最後に語り合いの場をつくるということが大事だということをお話しなさっていて、大変共感いたしました。御説明の中で聞き漏らしたかもしれないんですけれども、訪問依頼が多くなっている。その訪問の由来の、それが園長クラスの依頼なのか、それとも、保育者が多くなっているのか。また、その相談の内容、もしよろしければ、こちらには、15ページにはアドバイザーによるコーディネート件数ということで、園内研修内容という分け方ですが、相談内容というのと一致しているのかどうか、少しお聞きしたいところですが、よろしくお願いいたします。
【秋田主査】 藤原所長、どうぞ。いかがでございますか。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 ありがとうございます。アドバイザーが訪問する場合の園訪問ですけれども、今、増えているのは、小学校との接続と人材育成というところで、園に訪問してほしいという要請が多いと思います。若手職員に対するモチベーションを上げてほしい、保育の見方、考え方や、子供理解という部分で、さらに助言をしてほしいというニーズが高まっておりまして、この人材育成と小学校との接続という部分で、主にマネジメント側からの訪問要請が多くなっているという現状です。
そして、個別相談のほうは、これとはまた別でございまして、個別に保育者さんがいらっしゃる場合は、職場内での連携であったり、時間の取り方であったり、働き方についてが一番多いという現状になっております。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。
ほかにはいかがでございますか。ありがとうございます。矢萩委員、お願いいたします。
【矢萩主査代理】 御発表ありがとうございました。組織化、体系化されていて、大変すばらしい取組であると感じました。2年半のうちに構築されたということを、もうまず信じられない思いで伺ったのですが、特に四日市市保育者育成指標が定められていることが、私は千葉の養成校の教員なのですが、現職に就いた後どうなっていくのか、自分たちの位置づけが、特に若い教員、職員にとって分かりやすいところかなと思いました。
1つ目の質問ですが、これは自己評価につかわれるのでしょうか。この指標はどのように具体的に活用されるのか。どの研修に参加するとかそういうところに役立てていらっしゃるとは思うのですけれども、お伺いできたらと思いました。
それから、県でも幼児教育センターが配置されていらっしゃるかと思うんですが、県の幼児教育センターとの関係性とか、連携協力の在り方とか、千葉県の幼児教育アドバイザーは、令和7年度は7名ということを聞いてきたんですけれど、その辺の県との連携について教えていただけたら幸いです。
【秋田主査】 藤原所長、お願いします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 御質問ありがとうございます。保育者育成指標ですけれども、四日市市でこのように指標を設けたことで、年度末の自己評価にも使っておりますが、育成指標にひもづけた研修の企画をしておりますので、研修を受けていく際には、このステージごとにどの専門性を身につけていくかということを保育者さんがしっかりと園長先生とお話をして、計画を持って、年間を通して受けていただけるようにしています。年度末に受講履歴を発行していきますので、保育者自身が主体的に課題をもって受講できるようこの指標に基づいて系統的に使っていただくよう、園長先生方にまず申し上げております。
2番目に質問いただきました県の幼児教育センターの取組との連携ですが、県の幼児教育センターは、幼小接続という部分で研修を行っておりますので、そこに自分たちも参加させていただいたり、意見交換などをさせていただいているという状況です。
以上です。
【矢萩主査代理】 ありがとうございました。
【秋田主査】 ありがとうございます。
ほかにはいかがでございますか。浅井委員、お願いいたします。
【浅井委員】 幼稚園、こども園、保育園、それから、そういった施設類型を超えて、校種も超えて、全てに届くようなそういう支援をされているというところに、すごいなと思いました。たしか全ての園を訪問されているとおっしゃっていたかと思うんですけれども、施設類型によって、何というか、類型だけではなくて、それぞれの類型の中でも非常に多様であるというのが、幼児教育・保育の特徴かなと思うんですけれども、それでも全てがちゃんと開いて、受け入れていらっしゃる。そういう体制をつくられているというところが本当にすごいんですけれども、それに際してどのように訪問されているかということについて、少しお話しいただければと思います。
【秋田主査】 お願いします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 ありがとうございます。令和5年にここに赴任したときは、公立による公立のセンターというようなイメージがありまして、ここをどう打ち破っていくかだな、自分自身も、センターのアドバイザーも思っておりました。研修に対しても、訪問に対しても、魅力がないと最初言われましたし、真摯に受け取りまして、何度か出かけ、お話を聞かせていただいたり、お電話して、どうやったら途切れのない育ちや学びをつなげていくような大人の連携ができるかというところで、子供の姿で結構話したりするようにしてきました。
1年目は難しいこともありましたが、それでも、やはり子供の幸せのためにと考えている先生方なので、私たちが思っていることと先生方が思っていることは、やはり根本は変わらないので、そこを感じながら、もっと一緒につながっていくことでいいアイデアが出てくるというところで、だんだんと、訪問に対しても、研修に対しても、このセンターができたおかげでいろいろなことができるというふうに活用してもらえるようになったと思います。1年目は複雑な思いもあったと思うんですけども、そこを一緒に乗り越えてきていただいたということが本当にありがたいなと今は思っています。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。
ほかにはいかがでございますか。それでは、卜田先生、お願いします。
【卜田委員】 非常に充実した取組、ありがとうございました。御報告いただきまして、本当にすごいなと思っていて、特に聞かせていただいて思ったのは、一人一人の先生方の個人が充実するための研修というのと、園の風土全体が向上するための研修というような形、特にスーパーバイザーの方が入られたりというような、そういう役割を持っているのではないかと思うんですけど、この両者をセッティングされているということが非常にすばらしいなと思いました。浅井委員がおっしゃられたことと関連するんですが、私学の幼稚園の場合、かなり各園の教育理念に基づいた取組というのをされていると思いますので、その辺りの内容と、それから、園全体の向上あるいは個人の先生方がどういうふうに力をつけていかれるのかという、その辺りの関係というのが結構難しい部分もあるかと思いますので、どういう御配慮をされているのか、またお聞かせいただけたらなと思います。
【秋田主査】 よろしくお願いします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 建学の精神やどの理念も、その園独自の持ち味ですので、そこをまず各園紹介ポスターで出していただきまして、広い展示フロアに全部貼らせていただきました。それを読み込まないと自分たちも分からないということで、貼り出された理念をじっくりと拝見いたしまして、また、これをみんなが知ることが大事だと思い、そこに保育者に集っていただけるよう、フロアを開放いたしました。それぞれの園に特性や地域性がありますが、でも、子供たちの姿はみんな笑顔で、理念がいろいろであっても、子供の姿は生き生きとしておりまして、子供たちが主体的に遊んでいる様子が写真に収められています。そこを共有できるよう、皆さんと語り合う場を、そのフロアで、おしゃべり会という形で機会を広げています。そのおしゃべり会で、施設を超えて、おしゃべりをざっくばらんにするというところから始めて、少しずつ、いろいろな園がある、でも、子供たちに対して同じ思いがあるということを感じられる、そんな研修以外の場を設けさせていただいているというのが一つ大きな配慮ではないかなと思っています。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。
それでは、いかがでしょうか。高橋委員、お願いします。
【高橋委員】 ありがとうございます。私も施設同士の結びつきをどのようにしているのかという点を伺いたかったので、今のご説明によると研修外のところで共有しているということなのですね。センターを離れたところでの、横のつながりがどのように積み重ねられているのか、伺いたいなと思いました。また、この指標と研修がひもづけられているという点を今、聞かせていただきましたが、研修の分野別申込み数を見ると、特別支援教育・保育のところが断トツに数が多い。すると、指標との兼ね合いを見ますとどのステージの保育者が多いのかなという状況をお聞かせいただきたいなと思いました。よろしくお願いします。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 1点目のほうは、先ほど卜田先生のときにもお話しさせていただきましたが、おしゃべり会という形で、フロアでお話しすることによって、違う園の人とお話をするようになって、また、おしゃべり会があったら一緒にこっちへ来ようとか、連絡先を交換して、またお話ししましょうという、ちょっとしたつながりができていっています。園種を超えていっておりますので、そこはもうお任せもしていますが、それが保育者さんたちのいいところなんだろうなと思ってもいます。
それと研修におきましては、職層別研修をしておりますので、例えば、今年、0歳、1歳の公開保育、ミニ公開保育というのをしたんですけれども、それは公立も私立も小規模さんも公開保育に午前中きまして、事後研をしていますので、どうやって乳児を大事にする環境をつくっていくか、子供の姿というところで話がしやすいようにしています。
それから、後半の部分は、すみません。先生、後半の部分、もう1回言ってもらっていいですか。
【高橋委員】 研修分野別申込み数は特別支援教育がとても多いと思います。多分、園の実態や子供の様子などからも多いのかなと思うところですが、この指標のライフステージにおけるどの層の保護者が多いのかと思いました。お聞かせいただければと思います。
【四日市市幼児教育センター(藤原)】 分かりました。実はこの特別支援は全職層が受けていると思います。満遍なく多いということです。スーパーバイザーも特別支援の分野の要請が多く、支援を要するお子さんに対して、どのようにきめ細やかな教育・保育をしていけばいいのかというところで、皆さん、悩みを抱えながら日々頑張っていらっしゃるなと感じてます。こちらは階層向けに発信しておりますので、スーパーバイザーと連動もさせていただいております。
以上です。
【秋田主査】 どうもありがとうございました。時間の関係もございます。ありがとうございます。私は偶然、先週の土曜日にそのセンターに伺っておりまして、センターは小学校の跡地なので場所が大変広くて、展示スペースもたくさんあり、そして、先生方が一緒に教材を、手を動かしながらおしゃべりができるというような場もあったりで、そこに、藤原所長をはじめ、職員の皆様が本当につなぎ役をされている姿を実際に見てまいりましたので、とても有用だなと思った次第です。どうもありがとうございました。
それでは、先ほどの事務局からの御説明及び四日市幼児教育センターの藤原所長の御発表を踏まえ、幼稚園教諭等の研修の在り方に関する意見交換を実施したいと思います。まず意見交換に先立ちまして、本作業部会の親部会となります教職課程・免許・大学院課程WGにおいて、去る12月5日に、教員として働く学校現場をお持ちの団体の皆様からヒアリングを行いまして、全日本私立幼稚園連合会及び全国国公立幼稚園・こども園長会から御提言をいただきましたところです。この際、その提言の内容のうち、特に研修に関する部分について御説明をいただきたいと思います。その作業部会にも、それぞれ岡本委員、高橋委員に御参画をいただいているところでございますので、岡本委員より順に御説明をお願いできたらと思います。
岡本委員、お願いいたします。
【岡本委員】 それでは、僅かな時間ですけれども、研修につきましてお話しさせていただきたいと思っております。詳しくは5-1に、提言ということでございますので、後ほどお読みいただきたいと思います。
私どもの研修、研究の原点には、日々の保育実践がございますので、臨床研究の充実を図ることがそこにございます。先生方にも大変お世話になっているかと思います。その充実のためには、一人一人の保育者自身が経験年数において自分自身のキャリアを形成して、それを見える化することが必要であるとの考え方から、これから画面に出ると思うんですけれども、環境による教育全体をAからFの6分野に分けておりまして、それぞれの項目を細分化し、自分自身が何を学び、自分に必要な学びが何なのか、それが偏りがないように意識することができるように、また学びを俯瞰することができるように、このような研修俯瞰図を作成し、活用しております。
先ほどの四日市さんの御説明でもあったように、それをさらに今度は分野別にし、キャリア別になっております。例えばAからFそれぞれの分野に分けて細分化することによって俯瞰してみる。また、遊びが学び、そして、生活が学びとなっていますので、特にB分野のカテゴリー1のところには人間性を磨くという項目であったり、その下にB3というのがございますけれども、B3の豊かな学びというところには、子供の生活を豊かにするための経験をするという項目がありまして、掃除、洗濯、調理、整理整頓、修理などを経験するという幼児教育ならではの項目を研修内容として位置づけているのも特徴的です。これが全国規模、各都道府県市町村規模と、それぞれの研修会の規模は異なるのですが、この俯瞰図を基に研修会を組み立てて、計画、運営をしております。また、これらの研修の履歴を記録するために「研修ハンドブック」を作成いたしまして、改訂を重ね、現在では4冊目となっており、保育者自身が研修の積み上げを自己管理し、スタンプを貼っていくというスタイルですが、現在では自分自身のスマートフォンを利用し、研修の申込みから当日の受付、そして、履歴へと一括管理できるようなシステムにまで充実してまいりました。
令和時代になりまして、オンデマンド研修の充実も図り、現在は、先ほどのA分野からF分野まで、112のコンテンツを準備し、毎週当たり400人以上の受講がございます。12月現在ですと、延べ1万8,805人の受講があり、それはどの分野がよく受講されているのか。受講の動向も週別に分析しながら新たなコンテンツの準備も進めているところです。また、幼稚園教育要領という大きなよりどころの中で、私学の特徴である、先ほども先生がおっしゃっていたように、自園の建学の精神や特徴を生かし、どのような保育を展開するのか。生活の流れや教育のやり方は皆それぞれですので、それが独りよがりにならない、独善にならないように、自分たちの保育を開き、他者の視点を入れて学び合うことができるように、公開保育を活用した幼児教育の質向上システムという、通称で私どもはECEQと呼んでおりますけれども、公開する園に集まり、保育を見学し、午後からの分科会では、公開した園のよさや課題等について語り合いの場を持つという取組も始めております。
このことは自園の評価にもつながって、自分たちの保育を開くことで他者の意見に耳を傾け、自分たちの保育をよくするための評価として、園内研修へとつなげていけるように、全国の園の普及へ努めております。また、それぞれの園の臨床研究が保育者自身の経験だけにとどまることがないようにするために、研究者からの助言をいただきながら学び合うことができるように、16年前から年に一度、幼児教育実践学会という学会を実施しており、全国各地から自分たちの園の取組を口頭で、またはポスターで発表し合い、学び合う場をつくることにより、研修への意欲や楽しみを保育者自身が得ているような実感がございます。これらの事業は、今後、私ども私立幼稚園にとどまらず、広く幼児教育に関わる全ての皆様に御提供できるように、それも準備を進めているところでございます。
3分間ということでしたので、すみません。雑多な報告でございますが、このような研修を進めております。
以上でございます。
【秋田主査】 岡本委員、どうも御説明をありがとうございました。
それでは、続きまして、高橋委員、お願いいたします。
【高橋委員】 全国国公立幼稚園・こども園長会の高橋でございます。参考資料5-2に提言を出させていただいておりますので、詳しくはそちらを御覧になっていただければと思います。
私からは、まず、今後の時代に求められる幼稚園教諭等の資質能力と養成の在り方について、研修の部分についてお話しさせていただきます。私たちは、各市区町村、地方自治体、研修センター等で新規採用教員から中堅教諭研修へ、それぞれの職層に合った研修内容を段階的に実施しております。また、人権研修、特別支援教育研修、幼稚園教諭専門研修など、教員の専門性や幼児教育の基盤となる考え方や資質や技能、知識に関する研修を受講し、質の向上へ向けて努めています。特に、公立園では、小学校との接続も推進していますので、幼小接続の研修や研究も各自治体で行っております。このように国公立幼稚園やこども園では研修の機会が多く設けられており、幼稚園教育要領に準じた研修も多く、教育の根底、基盤となる研修において学びを深めています。
幼保小の研修では、幼保小の接続をより一層推進するために、小学校教員にも、幼保小接続の考え方が理解されることが必要であると考えております。幼稚園教諭や小学校教諭の教職課程のカリキュラムに接続の事項を入れたり、研修をさらに充実させたりすることも考えられるのではないかなと思っております。
また、多様な学校体験活動、実習、それから、養成課程、研修の中でも行うことが重要かなと思っております。幼児教育を専攻する学生ばかりでなくて、他校種の専攻の学生が幼稚園における学校体験をすることが、教育の連続性などについても学ぶ機会となって有益だったという事例もございます。
本区も、小学校の教員、それから、中学校の教員が、一日幼稚園実習を経験するという体験の試みをさせていただいております。それは幼小中の連携を、一貫性を持った取組にできるようにという意図があり、おととしから始まりました。そのような研修の在り方を通して国公立幼稚園・こども園は、やはり国や地方自治体、市区町村が示す教育施策を幼稚園教育要領に基づいてスタンダードな形で実践する公教育であることを伝える研修につながります。スタンダードで本質的な幼児教育を実践する場として、研修の基盤となる役割を担っている公立幼稚園・こども園は、研修内容の質の向上へ向けても牽引しているところでございます。
接続の観点からは、施設類型問わず一体となって、今後も研修に取り組む必要があります。そして四日市幼児教育センターの取組の中でもありましたが、特別な配慮を必要とする幼児や、外国人幼児等が増加してきておりますので、そうした専門性や強みを持った教員の養成、研修も今後は必要だと感じております。
以上でございます。
【秋田主査】 御説明をどうもありがとうございました。
また、本日御欠席の佐々木委員より、今回の議事に関する御意見を事前に頂戴いたしておりますので、事務局のほう、お願いを申し上げます。
【鈴木補佐】 事務局でございます。鳴門教育大学大学院の佐々木委員より、幼稚園教諭等の研修の在り方について御意見を頂戴しておりますので、代わって読み上げをさせていただきます。
徳島県における幼稚園教諭等の研修は、県教育委員会、鳴門教育大学、鳴門教育大学附属幼稚園が三位一体となって、公私立認定こども園等の研修と実地指導を行っている好例であると考えますので、御紹介させていただきます。
1から4までございます。少しお聞きいただければと思います。
1、人事面について。現在、徳島県教育委員会の幼稚園担当指導主事は、小学校籍のものです。しかし、新幼稚園教育要領が施行された平成21年度には、私が指導主事として附属幼稚園から2年間出向しておりました。次の改訂のときには、現在の勝浦園長が3年間、出向していました。地域の国立大学と県の教育委員会との人事面の連携は、次に述べる研修の実施についても効果があると考えます。
2、新規採用研修から園長研修までの研修の質向上について。本県では、新採研から園長研に至る全ての研修を、附属幼稚園を会場に、また、附属幼稚園の職員を講師として実施しています。もちろん私ども大学教員も指導講師を務めます。国立大学とその附属幼稚園は、国策である我が国の幼児教育の質の担保に責任を負うことを当然の任務と考え、全面的に協力しています。義務教育籍の指導主事を助け、地域の幼児教育の推進に当たるのは、国立大学とその附属学校の役割でありますし、そのための附属幼稚園の教員の確保と育成について、大学や地方の教育委員会と連携せよと、文部科学省からの強い指示を得たいと思います。
3、徳島県保育幼児教育センターの構成と機能について。本県における幼児教育センターの事務局は、県教育委員会が担当し、公私立の幼稚園、認定こども園、保育所、PTAや保護者会、その他、図書館等の教育施設への実地指導や、要請訪問を行っております。中核をなすのは、スーパーバイザーとなっている私ども大学教員、アドバイザーとなっている附属幼稚園の教員、そして、現役の園長、退職した元園長、元所長、元小学校教員、発達支援センターの職員などです。県下の各市町にアドバイザーを配置し、現場の要請に応じた実地指導や、園長、所長の相談に応じております。近年は、私立幼稚園や認定こども園、保育所などからの要請も倍増しました。現場は多忙感があり、研修で抜けると代替教員の確保も難しいので、現場への要請訪問は多い様子です。アドバイザーが若手教員に指導する様子を見て、指導方法や内容を学ぶ管理職も多く、幼児教育を理解しているアドバイザーの育成は不可欠です。
ちなみに、現場にいながら教育実践に関する修士号が取得でき、専修免許が得られる本学の遠隔大学院には約40名の現職教員がおります。その教員は公立と私立のちょうど半分の割合です。北は岩手県から、南は沖縄まで在籍しているので、全国各地の幼児教育アドバイザーとなって活躍してほしいと、専門性の向上を図っています。
また、幼児教育センターにおけるアドバイザー研修は年数回実施し、最新の幼児教育理論や幼小の架け橋プログラムの重要性や、その作成方法、特別な支援が必要な子供や保護者への対応などの研修を行い、常に指導スキルのアップグレードを図っています。指導の指標となる徳島県幼児教育アクションプラン、幼稚園教員等の育成指標や、園訪問のQA集などの作成も本学教員が中心となって行っています。
また、今年は研修の動画コンテンツづくりでも協力しています。私は、幼小カリキュラムの重要性の理論と、架け橋づくり、カリキュラムづくりの実践編を担当しました。全国の国立大学附属幼稚園が作成した、「明日の保育につなげる 動画を活用した研修の提案」DVDも、県の総合教育センター研修ライブラリーに寄贈して、活用を促すなど、情報提供に努めております。
4、お願い。保育の質向上のためには、公私立や幼児教育施設の壁を越えた連携と仕組みづくりが必要です。ぜひ国民のためにつくられた国立大学やその附属幼稚園を核として活用して、私立大学や養成校の先生方との多様でユニークな研修ネットワークづくりをせよと命じてください。国難にお役に立てず、何のための国立かと粉骨砕身の思いでおります。
以上でございます。
【秋田主査】 ありがとうございました。佐々木委員からの事前提出資料を読んでいただきました。
それでは、これから意見交換として自由討議を行いたいと思います。本日は、幼稚園教諭等の研修の在り方について議論をいただきたく、事務局の御説明や検討について、また、四日市市の御発表や、岡本委員、高橋委員などからの御発言も踏まえまして、それぞれ御意見を頂戴したいと思います。時間はおよそ、今、35分ぐらいかもしれないので、予定しておりますが、人数が多いため、できるだけお一人3分以内に収めていただきますよう、お願いを申し上げます。
なお、養成や採用の在り方につきましては、第2回、次回以降で詳しく議論いたしますので、本日は時間が余ったとき、特に必要な論点が含まれているかどうかのことで御説明や御意見を頂戴いただきたく存じます。ぜひ積極的に、手も早めから挙げていただきたく、御意見のある方は挙手ボタンで挙手をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。村崎委員、よろしくお願いいたします。
【村崎委員】 徳島の私立幼稚園を運営しております村崎と申します。私からは、研修のデジタル化というのは非常にありがたいことかと思っております。ただ、先ほどの四日市市のように、うまく機能しているところもあれば、そうじゃないところもあるのも実態かと思っております。ある意味、研修の教員、研修する側の、研修には地域性ももちろんあるかと思うんですけれども、研修の選考も含めて、やはり地方だと限界があるのかなというのは感じる部分です。もちろん先ほどの鳴門教育大学さんのように、しっかりとした方がたくさんいらっしゃるという県もあれば、そうじゃないところもあるかもしれませんし、地方においてはなかなか厳しい部分もあるのかなと。
その際にやはり研修者のコンテンツのシェアと言うとあれですけれども、四日市では40もあるというお話でしたし、徳島でもたくさんあるとはいえ、やはり限られた部分もあるかと思いますので、ある意味、主導していただくほうがいい部分、特に今回の特別支援教育などは、全ての地方において、地域において必要としているもの等は共有というか、ある意味、ひとつ示していただくというのも助かる地域もたくさんあるのではないかと感じております。
ぜひデジタル化を進めていただいて、若い方、もちろん時間外になったり、そういう部分での難しさもあるかもしれませんが、園で働いている中で、そういうのをデジタルで研修が受けられるというのは一番いいかなと。もちろん時間外でする子も中にはいるかもしれませんけれども、そういう形で、すばらしい先生方の講演を、研修を全国どこでも受けられるという形にしていただければと思っております。
【秋田主査】 ありがとうございます。全国どこでもデジタル化、それを共有していくというような御意見をいただきました。いかがでしょうか。一人ずつ挙げるのではなくて、自由に全部挙げていただいたら順次指名をしてまいりますので、御発言の御意図がある方はぜひ挙げていただきたくお願いいたします。
ありがとうございます。それでは、岡本委員、お願いいたします。
【岡本委員】 ありがとうございます。やはり先ほど来、各所出ておりますように、時間がないということをどのようにしていくかということが目下一番、私どもは、私立幼稚園としては、今までは土曜日に研修会をしていたができなくなったり、夏休みにしていたこともできなくなって、じゃあ、いつやればいいんだろうということは、研修を開く側も考え、また、それが対面ですることがいいよねと言いながらも、やはりそれでは集まらないので、それを今度はオンラインにして、そうすると集まるのかといえば、そうでもなかったり、やはり集まったら集まったなりに、その後、履歴というものも取っておりますので、それをどう認めていくかということを、様々いろいろ考えながら、今、研修を進めているところです。
ですから、研修したいというモチベーションをどのように育成、培っていけばいいのか。先ほどお話しした実践学会などは、発表したい、みんなと語り合いたいという熱気にあふれているんですけれども、まだまだ一部でして、研修して高め合いたいというところまで持っていくまで、どのような方策があるかなということは考えております。
また、佐々木先生が先ほど御意見述べられたように、壁を越えるということも、私ども機構、連合会としましてもいろいろ模索はしておりまして、システム立ってできていけばいいなとは考えております。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。岡本委員に御意見いただきました。
それでは、水川委員、お願いいたします。
【水川委員】 よろしくお願いします。研修ということですので、研修に関わって意見を述べます。結局、研修によって園の先生が力をつけて元気になり、保育とか教育の質が向上するということが一番の目的なので、そういう観点で幾つか述べます。1点目、幼児教育と小学校教育の接続についてです。幼児教育の場は、幼稚園、認定こども園、保育園、公立、私立がありますが、おおよそ全国の小学校は公立です。よって、多様な学びというか、育ちをしてきた子供たちが公立の小学校で、さらに伸びていくための素地を築くための研修、もっと言えば、各園の保育の方針はあるにしても、子供の成長と発達を軸に置いて、その力をつけるための先生方の研修設計という考え方が必要だなと思っています。
2点目は、やはり要領と指針に基づいて、それぞれ保育はされるわけですが、一般的な研修と、今日的な課題をふまえた研修の両面あるので、危機管理とか、特別支援とか、そういったものについては、園の種別を問わず、きちんと体系的にやるという仕組みがもう必要な時代に来ていると思います。
それから3点目は、岐阜県も、県で幼児教育のキャリアステージによる育成指標をつくっていて、それをベースにしながら動かしていますが、小中学校に比べて、例えば、生徒指導主事とか、教務主任とか、研究主任とかのキャリアステージに応じた学び、それが分かりにくいのが多分、幼児教育だと私は思っています。結局、幼稚園教諭を30年なり、40年ずっと続けていく中で、先生方が一番困るのは、自分のキャリアステージに対応する、自分が求める研修の場が保障されないということがすごく大変なんだろうと思うんです。
よって通常のOJTの研修ということの幅を超えて、研修なのか、相談なのか、研究なのかという、先ほど四日市の提案ありましたけど、それを整理することが必要です。さらに、そこに関わる指導者がスーパーバイザーでいいのか、大学の教官なのか、それとも、現場のキャリアの豊かな人なのかということを整理することが大切になります。
それから、キャリアをふまえた一般研修なのか、職責に応じた研修なのか、専門的、今日的な課題なのか、それとも実践に応じた課題なのかということはやはり整理して、研修の仕組みというのをつくっていく必要があるなと思っています。
あと、今お二人の先生おっしゃられたように、研修形態については、ライブなのか、アーカイブなのか、集合形態なのかということがあるので、今日的な課題を踏まえると、私は、地域性のない課題は、文科省のほうで動画教材を作成し、それをベースにして園内研修をやるというスタイルを日常化すれば、移動の手間もかからないですので、時と場と目的に応じて、特にオンライン、アーカイブなどを利用した研修の時代にすべきであると思っています。
もう一つ、どうしてもやはり集合でやらなければいけないものについては、先生が抜けたときのサプライティーチャーのシステムをきちんとつくっていく時代になると思うので、そういう環境を整備することによって、研修の質というのは高まって、結局、先生が元気になって、幼児教育の質が高まるにつながるのではないかと思っています。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。4点の御意見をいただきました。
また、研修のときの代替教員を、サプライティーチャーの話は教員養成部会でも出ておりましたが、それを幼児教育のほうでもということ。また、コンテンツにつきましては、文科省というか、教職員支援機構のほうで動画なども小中高のほうではつくっておりますので、そうしたところとのつながりというところも重要な論点になるのかなと思います。ありがとうございます。
いかがでございますか。ありがとうございます。卜田委員、お願いいたします。
【卜田委員】 ありがとうございます。よろしくお願いします。何点かですが、まず、先ほども四日市の御報告を聞かせていただいたときに少し言わせていただいたんですが、園全体の向上ということと、それから、一人一人の保育者、教師の力量を上げるということと、この両方が往還的な関係になっていくということがかなり大事なのかなと思います。私も、例えばですけれど、子供の多様性ということに関するような研修をさせていただいたときに、聞いた受講者の方から時々返ってくる反応は、これは園全体で共有して、園全体が変わらないと、今日聞いたことは実践できないと言われることがあるんですね。それはやはり園全体の保育の考え方の中で大きく変わるような部分というのは、これは個別の研修でやるというだけではなくて、園全体に関わっての、先ほどで言えばスーパーバイザーが行かれるような研修であったり、幼児教育アドバイザーが行かれるような仕組みであったりというようなことをつくっていくというところ。特に研修が階層的に経験年数に合わせて、こういう内容でということが組み立てられているというのは非常に大事なことだと思いますし、それを生かしていくためにも、園全体が向上していくということとどういうふうにつなげていくのかということを考えるというのが、仕組みづくりの上で一つ大事になるのかなとは思います。
それに関連してですが、幼児教育のアドバイザーの活用の仕方であったり、育成の仕方であったりということはやはり地域性があるのかなと思います。本学は大阪にあるんですが、大阪府の場合は、大阪府内の幼児教育のアドバイザーを育成する研修というのをやって、それを10科目ぐらいだったかな、項目ぐらいの研修を受けていただいた方が幼児教育アドバイザーとして各園にいる、地域にいるということで、地域であったり、各園の実践の向上に努める役割を担っていると。これをどう生かしていくのかというのはこれからの課題になっているんですが、例えば市内で同じ自治体内でアドバイザーを持っている人同士が集まって交流したりというような動きが起こっておりますので、そこを充実させていくということも自治体によっては必要かなと思ったりします。
そこを生かしていくという意味も含めてですが、例えば大阪市の場合は、これは各自治体がつくっておられるところがあるかと思うんですが、基準カリキュラムという形で、自治体の基準になるようなカリキュラムをおつくりの自治体というのがあって、公民共にこれを活用していこうというのがあったりするんですが、これを活用していくことを前提に、各園の園内研修をするという仕組みをつくっていたりするわけです。大阪市の場合は、就学前教育カリキュラムというもののパイロット園という形で何園か選ばれて、それは公民共にですが、そこに園が希望するアドバイザーが、多くは大学の教員ですが、入って、年間10回ぐらいの研修を受けて報告をつくっていくというような仕組みがあって、それは自発的に自分たちが中身をつくっていくということにもつながるかと思いますので、そういうことと各個人の教員の育成ということがうまく絡んでいけるような仕組みの構築という視点は必要なのではないかと感じております。
以上になります。
【秋田主査】 卜田委員、どうもありがとうございます。どうやって園内の全体での研修と、一人一人の保育者個々人の研修の往還というか、関係をつくっていくかということの御指摘を賜りました。ありがとうございます。
続きましては、浅井委員、お願いいたします。
【浅井委員】 今、卜田委員からおっしゃったことと関わることになるんですけれども、私も園内の研修、園で行う研修というものの重要性と、あと、個々の先生の研修というのと、両方ありで往還していくということの重要性を考えていく必要があるなと思っています。個々の場合は、主としてキャパシティビルディングというか、そういうイメージで捉えられているかと思うんですけれども、園内での研修のほうには、先ほどからお話を伺っていて、園を公開していくというか、公共的な存在にしていくという意味があったり、それから、同僚性を築いていくという意味があったり、それから、園の文化を築いていく。それから、個々の先生のものを補完させていくという形で、やはり個々の先生の力というものには還元できないような意味が園内研修というものにはあるなと感じながら、お話を伺っていました。
その意味でも、四日市のほうで全ての園に訪問されていて、そこまでの御苦労もすごい、そうやって各園のことを学びながら推進されていたんだなと思ったんですけれども、それをできるセンターであるとか、それをできるアドバイザー、スーパーバイザーをどうネットワークしていくかとか、どうやって人を得ていくかというところもまた重要になるのかなと思いました。
オンラインのほうは、もちろん今の時代ですし、重要になってくるなと思いながらも、オンラインでの授業の実態を見ていると、そんなに大きな期待は寄せられないなという実感もありまして、もともとモチベーションのある人はよく学ぶしもともとモチベーションのない人は学べないというのが個別化されたオンラインの特徴になってしまうとは思うので、そこをどうやって超えていくのか。オンラインのコンテンツを活用しながらも、各地域でミーティングを持っていくのかどうかとか、そういうことも含めて、センターやそういったところが中心になりながらデザインしていけるといいのかなと思います。
【秋田主査】 浅井委員、ありがとうございます。いかにして、園も、園内研の重要性と、それをまたさらに公開し、ネットワークをしていく。オンラインのほうの個々の研修も、個々だけではなくて、オンラインを受講した人たちがどうつながり合いながら対話するようなネットワークをつくっていくようにしていくのかというところの御意見をいただきました。
いかがでございますか。まだ御発言ない方はぜひ御発言いただけたらと思います。ありがとうございます。高橋委員、お願いいたします。
【高橋委員】 今の点について大事な視点をお話申し上げたいと思います。ある市で、公立幼稚園が6園あります。6園それぞれが幼児教育センターのような役割をしているというところがございます。園長や、中堅のミドルリーダー、副園長が私立や公立保育園に出向いて、一緒に研修したり、研究したりする。幼児教育センターなどの取組ができる前に、自ら公立の先生たちが横のつながりを大事にして他園に出向いていって、一緒に研修したり、研究したり、特別支援のことを一緒に考えたりするという取組をしている市もございます。そうすることによって、園長や副園長、中堅のミドルリーダーがこの地域でどういうことが必要とされているのか、どういうことを大事にしていかなければならないのか、ということが現場での感覚で手に取るように分かる。公立幼稚園の自分たちも、研究や研修を重ね、研鑽を重ねていく。そうすることで、自分たちの教育の質も向上し、地域の横のつながりをもつことで、地域全体の教育力も向上していく。このような実践を幼児教育センターができる前から、公立幼稚園の園長たちが主体的に行っている市があります。
そして幼児教育センターがどう関わっているかと申しますと、そのコーディネーター的な役割をしていただいている。幼児教育センターは、こういう地域でこういう悩みがあることを把握する。地域の公立幼稚園の園長先生に、一緒に研究したり、研修をしたりなどの依頼をする。園長や副園長、ミドルリーダーたちは、地域の園と一緒に研究や研修をする。それによって、地域の幼児教育を他園と一緒に、市全体で自分たちで担っているという意識が高まっていくという事例もございます。
自分の保育者としての専門性も高まっていくと意識がもてることで、園全体の幼児教育の質が高まり、一人一人の専門性の向上も期待できるという報告もあります。主体的な研修の形として、好事例だなと思っています。
以上です。
【秋田主査】 高橋委員、ありがとうございます。園と個人だけではなくて、市全体をどういうふうにしていくのかという御意見を賜りました。
本日、福井県の藤原課長の代理で、井上課長補佐にも御出席をいただいていて、福井県もいろいろ幼児教育センターなどやられたりもしておりますので、御意見いただければと思います。
【藤原委員代理(井上課長補佐)】 現場の方のお話を聞かせていただきますと、いろいろ研修を受けたいんだけれども、やはりちょっとお忙しいとかいうお話をお聞きいたしますので、やはり代理の先生を立てるですとかそういったことも必要かなと思っております。また、コロナ禍でオンライン研修が増えまして、いろいろオンライン研修につきましては御意見もあるかなと思いますが、自席を離れまして、ほかの場所でゆっくり研修を受けるということが可能になるのでいいというようなお話もありますので、オンライン研修についても進めていただけたらなと思います。
以上です。
【秋田主査】 ありがとうございます。
それでは、矢萩主査代理、よろしくお願いします。
【矢萩主査代理】 ありがとうございます。矢萩でございます。様々な御意見を伺って、もっともだなと思うことばかりでした。狭い経験の中からかもしれませんが、幾つか事例ということで、申し上げます。やはり保育の質、その地域全体、日本全体の保育の質を高めていくためには、一園一園が日々の保育をしっかり振り返って、そして、評価し、改善するということの積み重ねが求められるのだと思うんですが、本当に多様な現場があり、多様な種別があり、園長先生もどういうふうに進めていったらいいのか困っていらっしゃったり、それから、何をすればいいのか困っていらっしゃったりということがありまして、その辺の何か助けとなるような、教材、コンテンツを国が提供するということの意義はあろうかなと思いました。
ただ、通っている園で感じていることは、やはりディスカッションできる時間が長ければ長いほど先生たちが盛り上がって、「ああ、隣のクラスでそういうふうにしていたのか」とか、「2歳のときこうしていて、今、3歳のこの姿があるんだ」など、対話を通じて理解が深まるということがあって、もういつも時間切れ、時間が足りないという感じで、本当に時間を確保するということの難しさを感じているんですけれども、中には、研修をやってどんな意味があるのかということをぼそっと言ったりする先生もいたりして、それは別にその言葉どおりではなく、研修の担当ということによるプレッシャーもあるかなと思うんですけれども、やはり明日の保育が笑顔で迎えられるための日々の振り返り、その原動力となるような研修の在り方というのが求められているのかなというふうに感じております。
そのことのために、浅井委員がおっしゃったようなネットワークをどうつくるかということですとか、それから、四日市市の御報告でもあったような、スーパーバイザーと園とのマッチングの問題があると思います。実は先ほどそこも伺ってみたかったんですが、マッチングって本当に園とやり取りをして園のことが分かっていなければ、なかなかうまくいかないと思いながら聞いていました。うまくいかなかった事例もあってのことかもしれないんですけれども。
そして、昔関わっていた自治体でやっていた交流保育というのがあって、もう本当にすごい勢いで小規模保育所が増えていったときに、私も現場を見たんですけれども、若い先生が、エンエン泣いている0歳、1歳児を前に先生も泣きそうになっているような状況で、そして、限られた教材であったり、保育方法も、養成校で学んだことがパッとそこで使えるわけではないので困っていた。そのときに公立園のベテランの先生が、食事場面を見に来ていいわよということで、食事場面で困っていた先生が見に行く。その間、それこそ人員のフォローが必要ですけれども、そして、見てきたからといって、自分の園に戻ったときにできるかというとそれが難しいので、今度はそのベテランの保育者の方が、その小規模保育所の先生の園に食事場面のときにフォローに入るというようなすばらしい研修を、その地域の研修として行っていました。
そしてまた、教材の共有もしていました。小さな園は、次の行事で使う教材が不足しているため、例えば荒馬踊りの道具を公立園が貸して、そして、その使い方も、こういうふうにうちの園ではやっているというようなことも、見に来てもらって、伝えたりなどしていました。そういう心の交流もできるような、同じ保育者として、種別は違うんだけれども、実践の向上を図ろうという意欲につながるような、信頼関係が結ばれていくような事例があったことを思い出したので、御報告しました。
【秋田主査】 ありがとうございます。矢萩主査代理、具体的な事例を通して、やはり種別を超えてということをお話をいただきました。
私のほうでも若干、今日のお話、先生方のお話等を伺いながら感じたところは、一定の人口集中地域であれば、かなりのネットワークやいろいろな交流が容易でございますが、本当に私も、僻地とか、過疎になっていく地域の先生方とも交流することがあるんですけれども、やはりそういうところでは数が少なくなっている。その中で、それをネットワークで、何らかの形で相談ができると、今、矢萩主査代理が言っていただいたように、研修という、形式的というか、公式的な研修という場だけではなく、少しインフォーマルにも、今日、四日市の教育センターが相談というものを、やはり離職を止めたりしているという話がありましたけれども、そういうメンタル的なウェルビーイングを支えるような場と研修というものが両面そろって、そして、さらには、先ほどお話がありましたように、もっとパワーアップするためには、研究的なことが学べる教職大学院であったり、それから、様々な学会であったり、そういうものがあるということが重要になってくるのだろうと思います。
一方で、オンラインでも、学校のほうでも言われておりましたが、例えば最新事項を、知識だけを伝言的に知っておかねばならないことであれば、個別にオンラインのオンデマンドで聞いていただくというような効率性と対話が本当に必要で、そこには時間を取りたいというところについて、どう時間が取れるのかという、その時間の問題を、やはりノンコンタクトタイムのようなものを研修とセットで、先ほどサプライティーチャーの話もありましたけれど、そういう形で、何らかの形で制度的にも支援していくというようなことも必要にはなってくるのではないかと思います。
そして、ミドルリーダー、そして、これからの若手を育てていくような仕組み、循環的な仕組みをどのように構想していくのかということを、自治体が行っていく部分と、各団体が既にいろいろな団体もあられてやっていらっしゃる部分があって、そこが小中高の場合と違って、やや難しいところではありますが、それぞれのよさと、結局は職員や園が受けたいとか、助言を受けて受け入れられるとか、そういう研修をやっていくということが最も大事です。そのためにはネットワークを越えていく部分と、自分たちと近いところだから話しやすいというところの両面を生かしていくことも必要なんだろうなと思います。
答えが一つではございませんけれども、国、自治体、それから、各団体や、それから、それぞれの役割。ただ、目配りが全国様々な地域に行くようにというところが重要なのかなと、勝手に私もしゃべってしまいましたが、皆様ありがとうございます。
それでは、初回から、委員の皆様から様々な御意見を頂戴しまして、ありがとうございました。本日の議論を基にしまして、次回はさらに検討を進めたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
本日につきましては、一応これで終わりにしますが、もうちょっと何か言っておきたかったということはよろしゅうございますか。あと数分はございますので、もし必要であれば言っていただけたらと思いますが。
では、あと、資料3-2ですとか、それから、資料3-3の検討すべき全体の論点ということについて、今、次回とお話をいたしましたが、今日ここで、あらかじめ3-2並びに3-3に関連して何か御意見をいただけるようであれば、貴重な時間でございますので、いただけたらと思いますが、いかがでございますか。赤字であったり、いろいろ御意見をいただいたところで、そこについての御意見もいただければと考えております。
これらの論点に関連する御意見とか、特にここに足しておきたいというようなことがあればぜひ伺いたいと思いますが、いかがでしょう。
ありがとうございます。村崎委員、お願いいたします。
【村崎委員】 ありがとうございます。今後の幼稚園教諭免許状は、短大等で取得可能な幼稚園二種と四年制大学で取得できる一種を一つにする方向性もあると考えております。現在では、学校種が違う場合、授業は別で、となっているかと思うんですが、免許が同じになれば、学校種が違う短大と大学でも、同じ講義で実施することができるといいなと思っています。地方では教員側の人材の確保も難しく、また、大学で小学校教員を目指す学生と、幼稚園教諭を目指す短大の学生が講義を通して交流を深めることは、小学校へのつながりを意識することにもなるかと思います。
また、短大、大学それぞれの学校種が違うため、それぞれに教員を配置しなければいけないと、現在ではそうなっておりますけれども、例えば同一法人内に教員養成課程ご担当の教員がいればいい、となれば、特に地方短期大学においては、教員養成課程担当教員の確保が幾分しやすくなるかと思います。また、そうなれば、短大・大学を両方持つ法人にとって、幼稚園教諭免許課程を維持しやすくなるかと思います。すごく細部の話になってしまいましたが、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
【秋田主査】 ありがとうございます。何かこの点につきまして、事務局で御意見いただければと思います。
【石田課長】 幼児教育課長の石田でございます。村崎委員、ありがとうございます。まさに免許の種類も含めて、全体としての議論はこれからだというところはあると思いますけれども、論点にもありましたように、まさに学校種あるいは類型を超えて、免許を取りやすくするという指摘は今までの議論の中でありました。その中で、今言っていただいたような具体的なやり方が、制度を所管しているところと、制度の趣旨と併せて、拡大するのかどうかという議論をしなきゃいけないと思います。けれども、具体的なアイデアとしては引き続きの議論の中で御提示いただければ、我々も何ができるかという検討材料になるかなと思います。どうぞよろしくお願いします。
【秋田主査】 貴重な御意見ありがとうございます。ほかにも何か、そうした論点なりがございましたら、本日、頭出しをしていただけますと、また次回以降に準備ができるかと思いますが、いかがでございますか。
では、浅井委員、お願いします。
【浅井委員】 今日お話しした研修の話と重なる部分もあると思うんですけれども。すみません。今日お話しした研修の話とちょっと重なるんですが、研修をカリキュラムデザインというか、そのカリキュラムマネジメントの中に組み込んだような、そういう日常的にキャパシティビルディングができていくような、そういうイメージと、今日、議論があったような、ちょっと日常を離れたところでの研修というものがセットになって、園も人も、それから、もしかしたら自治体のネットワークも育っていくというような、そういうイメージが持てるといいなと思っていまして、もし入っていくとしたら、カリキュラムをつくっていくという、そういう日々の先生方の営みの中にということになるんですけれども、すみません。それほど具体的ではないのですが、そこが一体化すると、時間がないという問題に関しても少し解決の見通しが見えてくるのかなと感じています。
【秋田主査】 園の教育課程としてのカリキュラムと、マネジメントの中に研修が入るとどうかという御意見だと思います。ありがとうございます。
ほかにはいかがでしょうか。何かございますか。ありがとうございます。卜田委員、お願いします。
【卜田委員】 失礼いたします。実は幾つかの、特に公立幼稚園さんの先生方からよくお聞きするんですが、特別支援の必要な子供の受入れをかなりされている園が多くて、ただ、その中で私たちは、経験としては、支援の必要な子供を含んだ保育というのはしているけど、より高度な専門性ということをきちんと学びたいと。ただ、教職大学院に行くということを考えているということではなく、むしろ特別支援学校の教諭の免許状を何らかの形で、仕事しながらより取りやすくなるような機会をたくさん提供してもらえないだろうかという声を聞くことがありまして、これは各教員の強みというところを充実させるためにもかなり重要な論点かなと思いますので、養成校のほうでもいろいろ課程を持っているところはあるんですけど、なかなかこう、夜に授業を開くとかというところが難しかったり、いろいろなところがあるので、一定の推進するための後押しをしていただけると、より充実した専門性というのを持った教員が現場に増えるのかなと思いますので、検討いただく価値はあるのかなと思いますので意見を述べさせていただきました。
【秋田主査】 とても大事な点、ありがとうございます。今後、特別支援学校の免許を取るというような可能性について、また検討いただくというところで、ありがとうございます。
本日は、皆様からいろいろ御意見いただきまして、ありがとうございます。本日の議事は以上でございますので、最後に、事務局より御報告をお願いいたします。
【鈴木補佐】 事務局でございます。次回の会議の御案内となります。次回は、資料5にありますとおり、1月28日水曜日の10時より開催予定でございます。
以上でございます。
【秋田主査】 皆様、本日は、長時間にわたりありがとうございました。
それでは、本日は以上とさせていただきます。お疲れさまでございました。オンラインの方、それから、藤原所長もどうもありがとうございました。
―― 了 ――