「科学へジャンプ」について

「科学へジャンプ」について

 

 「科学へジャンプ」は、平成20年から始まった事業で、視覚障害のある生徒達に科学の面白さを知る体験・実習や、IT活用による新しい可能性の広がりを感じ取る機会を提供することを目的として、

    • 3泊4日の合宿型の全国版「科学へジャンプ・サマーキャンプ」
    • 日帰りの「科学へジャンプ・地域ミニ版」(全国を10地域に分けて実施)
    • 最新の支援技術を含むITリテラシー研修(2回ずつ実施)

等を開催しています。同学年の視覚障害のある生徒同士の交流、先輩との交流などの機会となることも目指しています。サマーキャンプでは広い意味での科学に対する関心を高めて頂くため、自然との触れあい、モノ作りや理科の実験・コンピュータ科学などのさまざまなクラスを、少人数のグループに分かれて実習形式で進めます。視覚障害学生・生徒への教育経験を有する人たちが講師を務めるとともに、支援経験豊かな人たちがキャンプ全体をバックアップします。最新の支援機器を体験する時間などもあります。平成20年は18名(応募者33名)、平成22年は30名(応募者48名)の中学・高校生が参加しました。日帰りのミニキャンプは平成21年から開始され、毎年2~3ヶ所で開催し、平成23年迄の3年間で全国の10地域で開催する計画です。その参加生徒数は地域により異なり、15名~40名程度です。

 平成20年度のサマーキャンプは財団法人、企業、NPOなどの助成を受けて実施、平成21年度から平成23年度までの事業は科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。現在、JSTの助成終了後も事業を継続するために NPO法人「科学へジャンプ」の設立を準備中です。

(科学へジャンプ事業の詳しい内容はホームページ http://www.jump2science.jp/ をご覧下さい。)

 

視覚障害のある生徒たちのための
「科学へジャンプ」全国ネットワーク
代表  鈴木 昌和 
副代表  鳥山 由子

 

お問合せ先

初等中等教育局特別支援教育課

(初等中等教育局特別支援教育課)