3.教員免許状の種類の在り方

(下線部分は、第4回ワーキンググループにおいて出された意見等を踏まえて追加・修正した部分)

(1)二種免許状の取扱い

これまで短期大学が教員養成に果たしてきた役割や、校種によっては、多くの学生が二種免許状を取得し、教員として採用されている実態があること、さらには他校種や他教科の免許状を取得する方策として、二種免許状の活用が期待されていること等を考慮すると、当面、二種免許状は存続させることが適当ではないか。ただし、教員養成・免許制度の改革の趣旨や、近年、一部の校種で二種免許状の取得者や教員採用者が減少していること等に鑑みると、二種免許状の在り方については、今後とも、引き続き検討課題とすることが適当ではないか。

(2)専門職大学院の修了者に授与する免許状

教員養成の専門職大学院が設置された場合、修了者に授与する免許状としては、現行の専修免許状とすることや、新たに専門職免許状(仮称)を創設することが考えられるが、これについては、専門職大学院ワーキンググループにおける専門職大学院の制度設計等に関する検討状況を見ながら、検討することが適当ではないか。

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