1 | 教育の心 特殊教育課の名称は、学校教育法第6章の「特殊教育」により使用されてきた。しかし、従来から"特殊"という言葉に対する見直しの要望が県民から寄せられていた。 これからの障害のある児童生徒の教育においては、ノーマライゼーショーンの進展に伴う適切な就学環境を整える中で、豊かな生活を構築し、主体的かつ自律的に生きるカを育んでいくことが重要である。 |
2 | 教育の形 これまでの特殊教育は、盲・ろう・養護学校や特殊学級に就学する児童生徒に対し、障害の種類と程度に応じて、手厚くきめ細かな教育を行.うことを基本的な考えとしてきた。しかし、最近の通常の学級に多く在籍すると考えられるLD、ADHD、高機能自閉症により学習や生活について特別な支援を必要とする児童生徒に対する教育的対応については、従来の特殊教育においては必ずしも十分に対応できていない状況にあった。 そこで、これからは、通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒を含め、自立と社会参加を目指す自律的な生き方を教育的に支援する課としての立場を明確にした。 |
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