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【別紙3】

幼小連携・接続に係る文部科学省指定の研究開発学校における取組


【岡山大学教育学部附属幼稚園・小学校の取組】
 (幼稚園:12年度〜15年度   文部科学省指定研究開発学校)
 (小学校:13年度〜15年度   文部科学省指定研究開発学校)
発達段階をもとに、3歳から12歳まで一貫性のある教育課程を編成。
幼稚園5歳児後半から小学校1年生の時期を「かけはし学習」として位置づけ、幼小の教育内容のつながり、学び方のつながりを考えたカリキュラムを開発、実践。
教育内容は、自然や言語などの10の価値に基づき「Active-u」を設定、まとまりのある活動を行う。
5歳児後半から、ある目的や興味・関心を学級全体で追求する協同的な活動を取り入れる。


【鳴門教育大学学校教育学部附属幼稚園の取組】
 (13年度〜15年度   文部科学省指定研究開発学校)
幼稚園5歳児と小学校1年生との合同保育・学習の実践を通し、幼小の接続期の教育内容を明らかにする。
幼稚園における生活や遊びを教科の窓口から見て、幼児が学んでいることを明らかにし、小学校1年生の生活学習につなげていく。


【お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校の取組】
 (13年度〜15年度   文部科学省指定研究開発学校)
幼稚園から小学校の9年間の教育で育てたい基幹となる資質・能力を「からだが動く」「気づく」「共にいることを意識する」とし、関わり合って学ぶ力を育成する教育内容・方法を開発。
特に、幼稚園5歳児10月から小学校1年生1学期を「接続期」とし、安心して小学校生活に向かい、主体的に学ぶために子どもに育てたいことを明らかにする。
接続期前期の5歳児10月からは、みんなで楽しんで取り組んだり、活動を共有したりする機会をつくることを指摘。


幼小連携・接続に係る文部科学省における地域指定による調査研究の取組


【山形県】
 (13年度〜14年度   幼・小連携に関する総合的調査研究)
 (15年度〜16年度   就学前教育と小学校との連携に関する総合的調査研究)

 研究協力市町村:飯豊町  研究協力幼稚園:飯豊町立手ノ子幼稚園
 研究協力小学校:飯豊町立手ノ子小学校
の事例
小学校の生活科や総合的な学習の時間を活用して、幼稚園と交流。
小学校の中間休み時間には、幼児児童の日常的な交流ができるようにする。
5歳児と1年生とは、合同保育・授業を設定し、幼小合同で指導計画を作成。
幼小連携促進研修会(保育・授業研究)、幼児児童理解研修会を開催。



【岡山県】
 (14年度〜15年度   幼・小連携に関する総合的調査研究)
 研究協力市町村:岡山市  研究協力幼稚園:岡山市立今幼稚園
 研究協力小学校:岡山市立西小学校
の事例
「人とかかわる力」を育てる交流活動のカリキュラムを編成。
交流の対象は、幼稚園4歳児から6年生までの全学年。
特に、5歳児は、安心して小学校生活になじむことができるよう配慮。
交流活動の指導計画の作成は、幼小合同で行い、必然性、継続性や発展性のある交流を工夫。
教師の共同研究や研修、保護者間の交流なども企画、実施。


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