資料 8 |
「総合的な学習の時間」の実施上の課題について
各学校及び各教育委員会では、「総合的な学習の時間」のねらいの実現に向けて創意工夫に満ちた取組がなされているが、国で開催した各種研究協議会等においては、一部に以下のような課題も指摘されている。
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身に付けさせたい資質や能力等を明確にすること(学校としての目標、内容等の明確化) |
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各教科等の目標、内容等との関係を考慮して関連を図った計画を作成すること |
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学年、学校段階ごとの特質を踏まえ、それぞれの目標や学習活動の相互の関連について検討し、連続性に配慮すること(学年間、学校間の系統性、計画性) |
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全教職員による協力体制を確立していくことや家庭、地域との協力体制の充実を図ること |
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体験的な学習については、事前・事後の学習・指導と相まって、効果的に行われるよう配慮すること |
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「総合的な学習の時間」のねらいを実現させる教師による行き届いた指導を行うこと |
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各教科等における学習との関連や知識と生活との結びつきを図った指導を行うこと |
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地域の人々の協力を得ることや地域の学習機関、学習環境等を積極的かつ有効に活用するとともに、教師の役割・責任を明確にすること |
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体験的な学習については、そのねらいを明確にし、効果的に実施すること |
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「総合的な学習の時間」で児童生徒にどのような力が身に付いたか、学習活動の展開や指導の在り方は適切であったか等について評価し、次の指導に生かしていくこと |
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「総合的な学習の時間」の全体計画及び実施後の成果について、適切な時期や方法を工夫して保護者に分かりやすく説明すること |
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指導計画、指導方法、指導体制、学習形態等について自己点検・自己評価を行い、次年度の計画等に反映させること |
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地域の小・中・高等学校で相互に情報の共有に努めること |
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教育センター等において、各学校の取組が「総合的な学習の時間」のねらいをよりよく実現するものとなるよう適切な指導や具体的な助言を行う体制の整備等を行うこと |
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参考資料の作成、研修の実施、関係機関や団体等との連携・協力体制づくりなどを行うこと |