初等中等教育分科会 教育課程部会 審議経過報告 終わりに

  • 以上、教育課程部会におけるこれまでの審議を整理した。審議を通じ、教育課程部会においては、前述のとおり、今、子どもたちに必要なものは、学習や生活の「基盤」であると考えた。また、その際「言葉」と「体験」を重視する必要がある。
  • 教育課程部会では、今後引き続き、例えば、幼児教育と小学校教育や小学校教育と中学校教育といった学校種間の接続・連携や高等学校における教育の在り方など意見の集約に至っていない事項の議論を深めるとともに、各教科等ごとの専門部会とも連携してそれぞれの教科等の改善について各学校種ごとに具体的な検討を行った上で、「言葉」や「体験」の重視や教育課程の構造の明確化といった観点から各教科等を見渡した総括的な審議を行うこととしている。
  • また、幼稚園教育や特別支援教育の在り方については、これまでの幼児教育部会及び特別支援教育特別委員会の議論などを踏まえ、検討を行うこととしている。
  • 今後の検討に当たっても、「義務教育に関する意識調査」の結果、スクールミーティングにおける教職員や保護者の意見、教育関係団体などからの意見その他の各種資料に基づき、検討を進めることとしている。
  • 本部会の審議に対して、教育関係者、自治体関係者、現に学校教育段階の子どもをお持ちの保護者の皆様をはじめ広く国民の皆様の忌憚のない御意見をお寄せいただけることを期待している。

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