![]() |
第2章 青少年の意欲をめぐる現状と課題2.データが示す青少年の生活実態等の現状と課題(2)希薄な対人関係
|
日本の父親は子どもと一緒に過ごす時間が短く、子どものしつけについては、主に母親が担う傾向にある。 |
![]() |
![]() |
図14-1、14-2 いずれも国立女性教育会館 『平成16年度・17年度家庭教育に関する国際比較調査報告書』 |
日本の青少年は,生活規律や社会のルールについて保護者から直接しつけられることが少ない。 |
![]() |
※小学5年生,中学2年生 |
子どもの体験活動研究会 『子どもの体験活動等に関する国際比較調査』 |
約6割の母親が育児不安を感じ,家族が協力しないと感じる保護者の約2割には相談相手がいない。 |
![]() |
ベネッセ教育研究開発センター 『幼児の生活アンケート』(平成17年) |
![]() |
厚生労働省 『平成16年度全国家庭児童調査結果の概要』 |
できるだけ子どもの自由を尊重する親でありたいと考える保護者が増えている。 |
![]() |
NHK放送文化研究所 『中学生・高校生の生活と意識調査』(平成15年) |
3割の保護者が基本的な食事やマナーの指導を,6割の保護者が社会のルールやマナーの指導を学校に期待している。 |
![]() |
日本体育・学校健康センター 『平成12年度児童生徒の食生活等実態調査』 |
![]() |
NHK放送文化研究所 『中学生・高校生の生活と意識調査』(平成15年) |
5割以上の大人が自らの子ども時代に比較して地域の教育力が低下したと感じている。 |
![]() |
日本総合研究所 『地域の教育力に関する実態調査』(平成18年) |
近所の大人からしかられたり助けられたりした経験のある青少年が少ない。 |
![]() |
※小学2・5年生、中学2年生 |
日本総合研究所 『地域の教育力に関する実態調査』(平成18年) |
大人からほめられたりしかられたりした経験の多い小中学生には,生活習慣や道徳観・正義感が身に付いている者が多い。 |
図23 ほめられたりしかられたりした経験と生活習慣,道徳観・正義感の関係 |
![]() |
![]() |
※ | 小4年生、小6年生、中2年生 |
※ | 「生活習慣」と「道徳観・正義感」に関する質問への回答を得点化し,各々の子どもの得点を5段階に区分した上で,それぞれの質問項目の5段階得点と「ほめられたりしかられたりした経験」をクロス集計した。 |
独立行政法人国立青少年教育振興機構国立オリンピック記念青少年総合センター |
青少年の自由時間の過ごし方は一人遊びが多く,特にテレビ等の視聴時間は諸外国よりも長い。 |
![]() |
内閣府 『情報化社会と青少年』(平成14年) |
図25 テレビやビデオの視聴時間(国際比較) |
![]() |
子どもの体験活動研究会 『子どもの体験活動等に関する国際比較調査』 |
小5〜中2の平均3割が学校から帰宅後,ほとんど遊んでいない。 |
![]() |
川村学園女子大学 『平成16年度子どもたちの体験活動等に関する調査研究のまとめ』 |
青少年同士がかかわる活動をする小・中学生の割合が減少している。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
(注3)学年計![]() |
祖父母と同居する青少年や兄弟姉妹の多い青少年が減少している。 |
![]() |
![]() |
(注3)学年計![]() 図27〜30まで 独立行政法人国立青少年教育振興機構国立オリンピック記念青少年総合センター 『平成17年度青少年の自然体験活動等に関する実態調査』報告書 平成17年度調査』(平成18年) |
前のページへ | 次のページへ |
ページの先頭へ | 文部科学省ホームページのトップへ |
Copyright (C) Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology