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諸外国の後期中等教育及び短期高等教育における職業教育1.アメリカ合衆国 総合制ハイスクールにおいて,生徒の希望や能力,適性に応じた教育が行われており,本格的な職業教育は中等教育終了後にコミュニティ・カレッジ等の短期大学において提供される。 2.イギリス 主な職業教育機関として,継続教育機関がある。生徒は,そこで職業資格を取得する。また,職場における技能訓練を中心とする見習い訓練プログラムもあり,受講生は当該職種の資格を取得する。 3.フランス 主な職業教育機関として職業リセがある。生徒は,履修する教育課程に応じて,各種職業資格及び高等教育入学資格となる職業バカロレアを取得することができる。また,学校教育以外で,見習い技能者養成センターにおいて職業資格取得に向けた訓練を受けることができる。 4.ドイツ 主な職業教育訓練制度として,職業学校での職業教育と企業における職業訓練による二元制の職業教育訓練制度(デュアルシステム)がある。これに加えて,専門的な職業教育から上級学校進学資格取得につながる教育まで,多様な職業教育機関が設けられている。 5.中国 中等専門学校,技術労働者学校及び職業中学の3種類の職業教育機関が設けられている。中等専門学校及び技術労働者学校は主として専門教育が,職業中学では専門教育と普通教育が提供される。(いずれも修了者は高等教育機関への進学が可能) 6.韓国 普通高校と並んで,多様な職業高等学校が設けられており,細分化された学科において,職業に直接結びついた教育が提供されている。(いずれも修了者は高等教育機関への進学が可能。卒業者の7割近くが進学) |
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