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「新しい時代の博物館への視点」

「新しい時代の博物館への視点」の性格
  博物館の関係当事者が、博物館の運営改善の手がかりとして、あるべき博物館に到達するための視点と点検項目例を示した。これはあくまでひとつの目安として示したもので、各館が自発的に活用し、必要な項目を選択し、参照することを基本としており、全てを満たさなければならない、という性質のものではない。

「視点」について
  各館とその関係者が、博物館活動の状況を点検する際の視点を示すことを目的とした。これに基づき、各博物館はその使命とおかれている状況に合わせて、視点で示された事項を選択することが望ましい。

「点検項目の例」について
  視点で示した事項を、具体的に点検するための例として示した。



【1】設置

博物館の設置者は、博物館の設置理念と目的を明示する。そして、博物館が設置目的を果たし、社会に貢献できるよう活動の基盤を整備する。

視点 点検項目の例
設置者は、博物館の設置理念及び目的を明示する
設置者理念・目的を社会に示すものとして
 
設置者による設置理念・目的の明示の有無

設置者の責任と権限、博物館の責任と権限を明確に示すものとして
 
設置者と博物館の責任と権限の一覧表の有無

設置者が博物館の使命と方針を尊重していることを示すものとして
 
設置者と共有している使命の有無
設置者と博物館との連絡協議体制の有無

設置者による適切な経営資源の投入を示すものとして
 
設置者による財政負担の増減
設置者による人員配置の増減
設置者の責任と権限、及び博物館の責任と権限を明確にする
設置者は、博物館の使命と方針を尊重する
設置者は、適切な経営資源を投入する

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