教育の情報化とは、
により構成され、これらを通して教育の質の向上を目指すものであることを記述する。また、その実現において教員のICT活用指導力の向上(研修等)、学校のICT環境整備が必要であるとともに、教育の情報化を推進するための「サポート体制」が極めて重要であることを概説する。教員のICT活用指導力の関係では、教育の情報化への対応は今後すべての教員に求められる資質能力であることについても記述する。
教育の情報化のうち情報教育(情報モラル教育を含む)について、現行の手引や「初等中等教育の情報教育に係る学習活動の具体的展開について」(平成18年8月)を参考にしながら、情報活用能力の3要素について記述する。
小学校でコンピュータの基本的な操作を身に付けること、中学校で「ディジタル作品の設計・制作」「プログラムによる計測・制御」が必修とされたこと、小中学校において情報モラルを身に付けることや、学習指導におけるICT活用についても充実が図られたことなどを概説した上で、小学校・中学校の別に、新学習指導要領における教育の情報化(情報教育(情報モラル教育を含む)、学習指導でのICT活用)に関する記述を教科等ごとに記述する。(表とすることも検討)
(※ 「学習指導要領 解説」レベル等の詳細は第3章~第5章において記述)
初等中等教育局参事官付課