資料3−2

調査研究の検討課題について

【検討課題】

1.学校施設の評価の実施状況と課題について

  • 従来、学校施設の評価については、施設整備事業としての側面から事業評価の取組が進められてきたが、平成18年3月に策定された学校評価ガイドラインにおいて、学校施設は学校評価の評価項目の一例として示された。
  • このため、主に公立学校の義務教育諸学校を中心として、全国における学校施設の評価に係る実施状況等(諸外国も含む)を調査し、課題を明らかにする。
    (国立教育政策研究所文教施設研究センターにおける基礎的調査研究を踏まえて検討)

2.学校施設に係る評価方法等の在り方について

  • 学校施設の評価における具体的な評価項目、評価指標を明らかにするとともに、その評価方法を充実することが求められる。
  • このため、学校施設を評価する際の評価項目、評価指標を含め、評価方法等の在り方について具体的に検討する。
    (国立教育政策研究所文教施設研究センターにおける基礎的調査研究を踏まえて検討)

3.学校施設の評価体制の在り方について

  • 学校施設の日常的な維持点検は学校が行い、施設整備は教育委員会等の学校設置者が行うなど、学校施設の整備・維持管理等に係る業務は、学校と学校設置者とで分担している。
  • このため、学校施設の状況を総合的に評価するためには、学校と学校設置者による取組を一体的に評価することが必要であることから、評価体制の在り方を検討する。

4.学校施設の評価に基づく支援・改善の在り方について

  • 学校評価については、その結果を踏まえて教育活動や教育環境の改善につなげることが期待されており、学校が改善に取り組むことはもちろん、教育委員会等の学校設置者が評価に基づく支援・改善に取り組むことが求められる。
  • このため、学校施設の評価結果に基づき、関係機関がどのように連携し、改善に取り組むか、その在り方を検討する。

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