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資料2-2

高等学校「情報教育」の指導内容提案について
(初中等教育における教育の情報化に関する検討会第4回)


久野 靖注釈
平成17年4月15日

21 参考文献

  A Model Curriculum for K-12 Computer Science: Final Report of the ACM K-12 Education Task Force Curriculum Committe

http://www.iist.unu.edu/~paddy/CSAct/k12final1022.pdf

ACM(米国計算機学会)の初中等レベルコンピュータ科学教育モデルカリキュラム→4レベル構成。レベル2までを全生徒必須と考える。レベル4はレベル3から進んでもレベル2から直接でも構わない
レベル1→コンピュータ科学の基礎(K-8):情報アクセス、筋道立てた考え方、評価(例:迷路の脱出法、投げたボールを拾う犬、クッキーを焼く、家から学校まで行く、砂の城を作る、単語を辞書順整列、などのアルゴリズム)
レベル2→現代社会とコンピュータ科学(K-9/10):コンピュータやネットワークの構造、段階的な問題解決、階層構造、抽象化、情報倫理(例:変数、手続き、制御構造)(例:リンク、情報の蓄積、ユーザインタフェース、ストーリーボード等のツール)
レベル3→分析・設計とコンピュータ科学(K-10/11):プログラム設計、データ構造、使いやすさ、計算機言語、ソフトウェア開発(例:再帰、オブジェクト指向、グラフィクス、対話的プログラム)(例:ハードウェア、要求仕様、設計、チーム、保守、ソフトウェア工学)
レベル4→コンピュータ科学のトピックス(K-11/12):advancedなコース、プロジェクト(例:DTP、プレゼンテーション設計、マルチメディア、グラフィクス、WebWebプログラミング、先端技術) 

  上記レベル1→中学まで、レベル2→高校必修、レベル3+4→高校選択と考えると久野提案とも対応している(これを参考に作ったわけでは全くないですが…)。


注釈筑波大学大学院経営システム科学専攻

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