1) |
キャンパスに関するもの
大学は,真理の探求と人格陶冶の場であり,大学としてふさわしい環境が不可欠である。このため,次の事項を踏まえることが必要である。
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大学を代表する建物,もしくは広場を保有しているか |
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建物の壁面線や高さの統一を図っているか |
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緑化率を設定しているか,等 |
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2) |
教育・学習関係施設に関するもの
○ |
教育施設としての基本機能に関するもの
適切な教育活動を行うため,次の事項を踏まえることが必要である。
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講義室の数,大きさ,稼働率 |
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実験室の数,大きさ,種類 |
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IT化の状況,等 |
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○ |
学習関係施設に関するもの
学生が自己を研鑽し,主体的に学習やディスカッション等を行うとともに,教官や留学生との交流を図ることができる場を確保することが重要である。
このため,次の事項を踏まえることが必要である。
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自習スペースの保有状況 |
・ |
交流・談話のためのスペースの保有状況,等 |
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○ |
生活機能に関するもの
学生の生活や諸活動を支援するためには,キャンパスの立地条件を勘案した上で,次の事項を踏まえることが必要である。
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留学生の宿泊施設,学生・教職員のための食堂の保有状況 |
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課外活動施設の保有状況,等 |
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3) |
研究関係施設に関するもの
○ |
研究施設としての基本機能に関するもの
先端的,独創的な研究を支えるため,次の事項を踏まえることが必要である。
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研究内容に応じた適切な機能の有無,セキュリティ設備の設置状況 |
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実験スペースと居住スペースの分離 |
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実験機材室,薬品保管室及び廃棄物保管室などの保有状況 |
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避難経路の確保,緊急シャワー及び自家発電装置の設置状況 |
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研究者の交流やディスカッションのためのスペースの保有状況,等 |
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○ |
研究内容の変化への対応に関するもの
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研究内容の変化に対応するため,次の事項を踏まえることが必要である。 |
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設備配管用のスペースの有無 |
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間仕切り変更の容易さ,等 |
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4) |
管理運営面から検討すべき事項
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身障者用トイレや点状ブロックの設置などバリアフリー対策の状況 |
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断熱性の確保,照明の自動消灯等の省エネルギー対策の状況,等 |
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