次期学術情報ネットワークに関する検討会の設置について 2

平成22年3月31日
文部科学省
研究振興局

1 設置の趣旨

 学術情報ネットワークは、我が国の大学等における学術研究及び教育活動全般を支える最先端学術情報基盤(CSI)の中核を形成するものであり、我が国が世界をリードする最先端の学術研究を推進するためにも、CSIの更なる高度化に向けて、学術情報ネットワークの整備を図っていく必要がある。
 科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会の下に設置された学術情報基盤作業部会において、学術情報ネットワークの今後の整備の在り方に関する審議が行われ、平成23年度から移行を予定している次期学術情報ネットワークの整備の基本方針が示され、その実現に向けた検討課題が明らかにされた。これを受け、次期学術情報ネットワーク構想について評価を行うとともに、国の財政措置の在り方を含めた具体の整備方策について検討するため、平成21年2月から平成22年3月まで次期学術情報ネットワークに関する検討会を設置し、以下の事項について検討を行ってきた。
 平成22年度においても、これまでの検討を深めるとともに取りまとめに向けた議論を行うため、引き続き、次期学術情報ネットワークに関する検討会を設置する。

【検討事項】

1.次期学術情報ネットワーク整備の基本的考え方
 ・次期学術情報ネットワークの位置付け
 ・需要予測を踏まえた回線速度の増強、高機能化、ネットワーク環境の向上等、学術情報基盤作業部会における整備の基本方針の再確認

2.次期学術情報ネットワークの構成
3.国及び国立情報学研究所の役割の明確化
4.次期学術情報ネットワーク整備のための必要経費とその確保方策
5.国としての財政措置の方策

2 構成及び運営

  • 会議は、研究振興局長の私的諮問機関として設置する。
  • 会議の構成員は別紙のとおりとし、この他、オブザーバーとして学術情報ネットワークの運営主体である国立情報学研究所の関係者に出席を求める。
  • 会議は、原則公開とする。ただし、非公開情報等を使用して議事を運営する場合など、主査が非公開が適当と認める場合には、非公開とすることができる。

3 設置期間

 平成22年4月1日~平成23年3月31日

4 庶務

 本委員会の庶務は、研究振興局情報課学術基盤整備室が処理する。

お問合せ先

研究振興局情報課学術基盤整備室

(研究振興局情報課学術基盤整備室)