区分 |
検討を要する事例 8 |
除外、行為、介入の区別 |
法令による規制 |
対応の方法 |
対応のための線量の目安/規準 |
1 |
鉱物、鉱石等に含まれる自然放射性物質の比率を高める処理をしていないもの(区分2、3、4、5、6を除く) |
庭石、研究・教育用鉱物サンプル、博物館所有の鉱物サンプル、工事現場や河原などから出た鉱石など |
除外 |
対象外 |
― |
― |
2 |
過去に廃棄された自然放射性物質を含む残渣 |
チタン工場等から廃棄された残渣、不法投棄された残渣など |
介入 |
対象外 |
対策レベルh |
今後の検討 (1〜10 年) |
3 |
産業で生成される灰、缶石など(原材料として取り扱う物質は免除レベル濃度以下のもの) |
石炭灰(フライアッシュを含む)、ガス田・油田の缶石、製鉄での鉱滓など |
介入 |
対象外 |
対策レベル |
今後の検討 (1〜10 年) |
4 |
現在操業中の鉱山の残土、産業利用の残渣(処分) |
モナザイト、バストネサイト(研磨材)、ジルコン、タンタライト、リン鉱石、サマリウム、ウラン鉱石、トリウム鉱石、チタン鉱石、石炭灰(フライアッシュを含む)、その他一般消費財の原料など |
行為/介入 9 |
対象 |
・一定濃度を超える可能性のあるものを特定する
・特定物質の利用のうち、作業者または一般公衆が受ける線量に応じ放射線防護上の適切な管理を求める。 |
1 年(これを超えたら規制するか、介入するかを検討) |
5 |
産業用原材料(製造、エネルギー生産、採掘)(区分7を除く) |
行為/介入 9 |
対象 |
区分4と同様 |
1 年(同上) |
6 |
一般消費財(使用) |
温泉浴素、健康器具、寝具、衣類、塗料、マントル、自動車用触媒、耐火物、研磨材、肥料、湯の花など |
行為 |
商品ごとに対象とするか否かを検討 |
基本的にBSS免除レベルを適用 |
10 年 |
型式承認に相当する制度を検討 |
1 年 |
7 |
放射線を放出する性質等を意図して利用するために精製された核燃料物質や放射線源として使用するもの |
核燃料物質(ウラン、トリウム)、ラジウムなど |
行為 |
対象 |
BSS免除レベルを適用 |
10 年 |
8 |
ラドン |
規制下にあるラジウム線源から発生するラドン |
行為 |
対象 |
BSS免除レベルを適用 |
― |
核原料物質鉱山における職業環境のラドン |
行為 |
鉱山保安法の対象 |
― |
― |
住居、一般職業環境におけるラドンで上欄を除く |
介入 |
対象外 |
対策レベル |
今後の検討 |