本文へ
文部科学省
文部科学省ホームページのトップへ
Home > 政策・施策 > 審議会情報 > 調査研究協力者会議等 > 原子力安全規制等懇談会 > 第4回 放射線安全規制検討会航空機乗務員等の宇宙線被ばくに関する検討ワーキンググループ配布資料 > 資料第4-4号


資料第4-4号
(資料第3-2号改訂版)
JAL/ANA 2004年12月7日(REV)

JAL・ANA乗務員の勤務について

1.   JAL機種別データ(2003年度)
機種 運航乗務員数 機数 国際線ブロックタイム
(時間)
国内線ブロックタイム
(時間)
合計ブロックタイムわる機数
(1機当り年間ブロックタイム)
B747-400 820 42 153,000 22,000 4,200
B747 410 35 100,000 11,000 3,200
B767 450 32 33,000 49,000 2,600
B777 270 26 17,000 34,000 2,000
DC10 160 10 28,000 1,000 2,900
MD11 80 3 14,000 0 4,700
合計 2,190 148 345,000 117,000 3,100
注1: ブロックタイムとは航空機が出発空港の駐機場から出発し、到着空港の駐機場に到着するまでの時間。

2.   乗務時間の上限
(時間)
    1ヶ月 3ヶ月 1年
JAL 運航 85 - 900
客室 85 - 900
ANA 運航 90 250 960
客室 90 - 960
注2: 就業規則による。

3.   成田空港発着北極地区通過路線の週当たり便数と往復ブロックタイム
    (時間+分)
JAL
行先 週便数 機種 ブロックタイム
ニューヨーク 10 747-400 26時20分
シカゴ 7 747-400 24時25分
ロンドン 7 747-400 24時10分
パリ 7 747-400 24時15分
フランクフルト 7 747-400 23時15分
アムステルダム 7 747-400 23時15分
ローマ 4 747-400 24時10分
ミラノ 2 747-400 24時45分
モスクワ 1 747-400 18時55分
 
ANA
行先 週便数 機種 ブロックタイム
ニューヨーク 7 747-400 26時05分
ワシントン 7 777 26時30分
ロンドン 7 747-400 23時50分
パリ 7 747-400 23時45分
フランクフルト 7 747-400 23時05分
注3: 2004年夏期時刻表による。

4.   長距離国際線を乗務する場合の平均的な乗務パターン(月間)
JAL 運航 北米・欧州路線を1.5〜2往復程度乗務し、近距離国際線を1往復程度。国内線乗務を2日程度乗務し、スタンドバイ(乗務のための待機)が2日程度。
客室 北米・欧州路線を1往復程度、アジア/ホノルル路線を1往復程度、中国路線を1往復程度乗務。国内線を3日程度乗務し、スタンドバイが2日程度。
ANA 運航 北米・欧州路線を1〜1.5往復程度乗務し、近距離国際線を0.5〜1往復程度。国内線の乗務を5日程度乗務し、スタンドバイ等が2日程度。
客室 北米・欧州路線を2〜2.5往復程度、アジア路線を1往復程度、中国路線を2往復程度乗務。国内線を1日程度乗務し、スタンドバイが2日程度。

5.   客室乗務員の平均勤続年数(2004年10月現在)
JAL 約13年
ANA 約10年

6.   妊娠確認後の勤務取扱い
妊娠確認日から事由消滅後会社が乗務復帰可能と認めるまでの間、乗務資格は一時停止する。妊娠確認にあたっては、会社へ速やかに医師の診断書を提出することを要す。また、乗務復帰に際しては、産業医の乗務可能を証する意見書の提出を要する。
以上
    【添付資料】JAL乗務員の方面別乗務実績概観



【添付資料】 JAL乗務員の方面別乗務実績概観 JAL 2004年12月7日(REV)

注1: 本資料は747-400の一般機長のうち長距離を乗務する者と一般客室乗務員の路線別乗務傾向を概観するものである。集計期間は2003年9月〜2004年8月。
注2: 機長のサンプルはそれぞれの路線に多数回乗務している一般機長(職制あるいは教官等の役職に就いていない機長)の中から無作為に抽出した。客室乗務員は米州または欧州路線に乗務している者の中から無作為に抽出した。
注3: 「乗務時間」は、「乗務回数」に方面別に概括的に求めた「ブロックタイム(概数)」を掛け合わせたものである。乗務時間表中の「他」にある数値は年間乗務時間からA/B/C/Dにある乗務時間数を引いた値である。
注4: 747-400運航乗務員は路線方面別に所属組織(室)を分けている。但し適宜、同機種内で室間を異動し、あるいは他機種へ異動する。
注5: 航空機は離陸後高高度に至るまで、また高高度から降下し着陸まで、それぞれ30分程度かかる。

A: ニューヨーク、シカゴ
B: ロンドン、パリ、フランクフルト、アムステルダム、ローマ、ミラノ、モスクワ
C: シドニー
D: シンガポール

1 JAL/747-400機長方面別年間乗務実績(成田空港発着往復。便乗=Dead Headを含む)
ブロックタイム(概数) 25 24 19 13
  氏名 年間 乗務プラス便乗時間 乗務回数(往復/含むDH) 乗務時間(往復/含むDH)
A B C D A B C D
米州路線
多数回乗務
1 790 12 0 2 0 300 0 38 0 452
2 760 12 2 0 0 300 48 0 0 412
3 780 12 3 0 0 300 72 0 0 408
4 740 19 0 0 0 475 0 0 0 265
欧州路線
多数回乗務
5 790 2 19 0 0 50 456 0 0 284
6 790 3 24 0 0 75 576 0 0 139
7 730 0 24 4 1 0 576 76 13 65
8 770 0 31 0 0 0 744 0 0 26
シドニー
多数回乗務
9 810 6 11 3 0 150 264 57 0 339
10 740 6 3 3 0 150 72 57 0 461
11 740 0 17 2 0 0 408 38 0 294
12 770 5 12 2 0 125 288 38 0 319
シンガポール
多数回乗務
13 790 0 14 2 2 0 336 38 26 390
14 770 3 18 0 3 75 432 0 39 224
15 840 5 8 0 1 125 192 0 13 510
16 700 7 0 4 2 175 0 76 26 423

2 JAL/客室乗務員年間乗務実績(成田空港発着往復)
ブロックタイム(概数) 25 24 19 13
  氏名 年間 乗務プラス便乗時間 乗務回数(往復/含むDH) 乗務時間(往復/含むDH)
A B C D A B C D
米州路線
多数回乗務
17 790 4 6 0 0 100 144 0 0 546
18 850 5 6 0 0 125 144 0 0 581
19 840 8 5 0 0 200 120 0 0 520
20 640 2 2 0 0 50 48 0 0 542
欧州路線
多数回乗務
21 780 4 5 0 0 100 120 0 0 560
22 730 3 5 0 0 75 120 0 0 535
23 680 2 2 0 0 50 48 0 0 582
24 840 6 8 0 1 150 192 0 13 485
シドニー
多数回乗務
25 720 2 5 0 2 50 120 0 26 524
26 820 2 9 0 5 50 216 0 65 489
27 650 2 4 0 1 50 96 0 13 491
28 670 3 11 0 4 75 264 0 52 279
シンガポール
多数回乗務
29 840 1 10 0 2 25 240 0 26 549
30 740 0 6 0 3 0 144 0 39 557
31 840 3 10 0 4 75 240 0 52 473
32 840 3 9 1 6 75 216 19 78 452


ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ