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はじめに
「文化芸術の振興に関する基本的な方針」(以下,「基本方針」という。)は,文化芸術振興基本法(以下,「基本法」という。)を踏まえ,おおむね5年間を見通し文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進を図るために平成14年12月に閣議決定された。
基本方針の制定により国及び地方公共団体の文化芸術施策が積極的に展開され,我が国の文化芸術の振興が図られてきた。文化政策部会では,基本方針策定後の国の施策を概観するとともに,社会経済状況の変化を踏まえて,策定3年を経た段階における基本方針の評価と今後の課題を検討することとした。
本部会の審議のまとめは,文化芸術に関する施策の展開に資するとともに,今後の基本方針の見直しにおける議論にも資することを目的としてまとめられたものである。
基本方針は,国の文化芸術施策を多岐にわたって網羅しており,様々な観点から検討されるべきものである。文化政策部会においても様々な意見が出されており,そのすべてを「審議のまとめ」に盛り込むことができたわけではない。また,審議の過程では「審議のまとめ」に述べられている考え方と異なる意見も出されており,審議の詳細については,文部科学省ホームページで公開されている文化審議会の議事録を併せてお読みいただきたい。
文化政策部会としては,この「審議のまとめ」が国民の文化芸術施策に対する関心を喚起し,今後の文化芸術施策や基本方針の見直しに対する民意の反映などに資することを期待している。
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