参考資料6

第24回 文化審議会 著作権分科会における意見の概要

1.「デジタルコンテンツ流通促進法制」について

2.海賊版の拡大防止のための措置について

(特に発言なし)

3.権利制限の見直しについて

(1)薬事関係

  •  薬事の権利制限について医療の現場において迅速に対応しなければならない場合に本当に文献の複製が必要であるかどうかは慎重に議論すべき。スリーステップテストとの関係では権利者の利益を不当に害しない、通常の利用を妨げないことについて検討する必要があり、要望を出している側が立証する必要がある。
  •  薬事の権利制限について、中間まとめに対して基本的な部分に問題があるという指摘が海外からもあったと聞いている。どこが問題なのかをよく調査して日本としてどうすべきかを再度議論すべき。

(2)障害者福祉関係

  •  障害者関係の権利制限について、「情報アクセスの保障」「情報格差是正」とはっきり文言で表現されていることは重要。映像関係の部分で健常者への流出防止についての課題はあるが、映像以外の部分だけでも法制化に取り組むべき。

(3)ネットオークション等関係

  •  美術作品のオークション会社が発行している印刷物のオークションカタログがあるが、権利者の許諾無しに発行している場合がある状況の中で、インターネットオークションの方で許諾がなく掲載できるようになると、このような状況にますます追い打ちをかけることになる。慎重に審議すべき。

4.ワーキングチーム関係

(特に発言なし)

5.その他