「世界の記憶」国内案件に関する審査委員会（令和7年度第1回）（令和7年7月7日）

（1）日時

令和7年7月7日（月曜日）15時00分～17時00分

（2）議題

1．「世界の記憶」国際登録2024-2025サイクルにおける登録案件について
2．「世界の記憶」地域登録2026サイクルにおける国内公募の結果にいて
3．次期国際登録にかかる国内公募について【非公開】
4．次期国際登録にかかる審査の進め方について【非公開】
5．その他【非公開】
※議題については変更となる可能性がございます。

（3）傍聴について

・事前に登録された方を対象に、ZOOMのリンクをお送りいたします。
・会議の傍聴を希望される方は、令和7年7月3日（木曜日）18時00分までに、下記オンラインフォームより申し込みを行ってください。
・傍聴登録フォーム（※Microsoft Office Formsが開きます）
・傍聴用のリンク等は、申し込みいただいた御連絡先にお送りいたします。
・議題のうち、議題1、議題2のみ公開を予定しております。非公開の議題の審議になりましたら、終了いたします。

（4）出席者

　　　（委員）
　　　芳賀満委員長、安形麻理委員、井上由里子委員、井上洋一委員、鎌田薫委員、久留島典子委員、坂田和光委員、 季武嘉也委員、本郷恵子委員 
　　　（事務局）
　　　北山浩士国際統括官、小林美保国際戦略企画官、中川若菜ユネスコ協力官、保坂裕興技術参与、その他関係官

（5）議事

【芳賀委員長】　　それでは、これより「世界の記憶」国内案件に関する審査委員会、議題1.「世界の記憶」国際登録2024－2025サイクルにおける登録案件について進めてまいります。事務局から説明をお願いいたします。
【小林企画官】　　事務局でございます。
　配付資料の2－1を御覧ください。2023年11月に我が国からユネスコに申請していた「増上寺が所蔵する3種の仏教聖典叢書」について本年４月、ユネスコの執行委員会で登録が決定されました。同じく、我が国から申請していた「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」は登録に至りませんでした。
　続いて、資料2－2でございますが、2023年度までに国際登録された案件の一覧表でございます。
　また、資料2－3が今回の執行委員会で新たに国際登録が決定されたものの一覧表となっております。
　資料1に戻りまして、ユネスコからは国際登録が570件と公表されております。また、我が国からは国際登録が9件、地域登録が1件、登録されております。
　以上でございます。
【芳賀委員長】　　ありがとうございました。御質問、御意見の時間については、次の議題２と合わせて設けることといたします。
　それでは、続いて、議題2.「世界の記憶」地域登録2026サイクルにおける国内公募の結果についてに移らせていただきます。事務局から説明をお願いします。
【小林企画官】　　ありがとうございます。
　本年4月3日から6月30日の間で、「世界の記憶」地域登録に推薦する国内の候補案件について申請募集を実施しましたところ、残念ながら申請案件はございませんでした。
　ここで、資料3を御覧いただければと存じます。こちらは今年の3月4日に開催されました日本ユネスコ国内委員会文化・コミュニケーション小委員会における、「世界の記憶」に関する資料の抜粋でございます。今、御紹介したとおり、地域登録につきましては、このたび国内における申請がございませんでしたが、この資料の（1）問題意識に記載しておりますとおり、登録申請がアジア太平洋地域登録を中心に低調であること、また、ユネスコでの公募開始から申請までの期間が短期間で、申請案件の「世界的」な重要性等に関する説明・ストーリーの構成が十分でないまま申請に至らざるを得ないといった御指摘もいただいているところです。
　こうした状況を踏まえまして、「世界の記憶」の趣旨にふさわしい良質な案件を積極的に発掘して、「暫定一覧表」として整理し、文部科学省として申請を後押しする仕組みを整えることが提案されているところです。また、資料のうち、（2）今後の進め方（案）に記載がありますように、2025年秋までの次期「世界の記憶」申請サイクルの審査終了後、本審査委員会において検討を深めて、2026年度をめどに、「暫定一覧表」の作成に向けた作業を開始することとされております。
　こうしたことも念頭に置きながら、「世界の記憶」事業のさらなる発展を目指して、事務局としても準備を進めてまいりたいと考えております。引き続き、本審査委員会の委員の皆様のお力をお借りできればと考えておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
　以上でございます。
【芳賀委員長】　　ありがとうございました。
　それでは、議題1、2につきまして、事務局からの説明を踏まえ、御質問、御意見などはございますか。冒頭、事務局から説明がありましたように、御発言いただく際には、まず画面下部のリアクションボタンを押していただき、さらにその中の挙手ボタンを押していただくようお願いいたします。私からの指名がありましたら、お名前とともに御発言いただき、御発言が終わりましたら手を下ろすボタンを押していただけますと幸いです。
　それでは、よろしくお願いいたします。
　いかがでしょうか。2つの申請案件、それから、これから「暫定一覧表」を検討していくことについて、何か御意見、お考えなどはございますか。
　それでは、特段今の段階では無いようなので、次の議題に移りたいと思います。ありがとうございました。
　続いて、議題3.次期国際登録にかかる国内公募についてに移らせていただきます。以降については審査の公平性に影響が及ぶ可能性があることから、非公開とさせていただきます。
　それでは、傍聴の皆様、御視聴ありがとうございました。委員の皆様におかれましては、傍聴者の退室が完了するまでしばらくお待ちください。
 
議題２の終了後、「世界の記憶」国際登録及び地域登録の直近の動向について事務局等から報告した。また、「世界の記憶」事業の今後のあり方等について審議が行われた。