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文部科学省における大学・研究機関等との共同企画広報の実施~文部科学省ミュージアム「情報ひろば」企画展示【福島大学・鹿児島大学】~

平成25年1月7日

 文部科学省では、文部科学行政の取組を広く国民にお知らせすることを目的に、大学・研究機関等との共同企画広報を進めており、省内広報スペースを活用し、様々な研究成果や優れた取組に関する企画展示を実施することとしています。
 このたび、平成25年1月7日(月曜日)より、福島大学及び鹿児島大学の協力を得て、文部科学省ミュージアム「情報ひろば」において、両大学との共同企画展示を実施しますのでお知らせします。(同時発表:福島大学・鹿児島大学)

1 大学・研究機関等との共同企画広報の趣旨

 我が国において世界的な研究成果を追求するとともに、地域に根ざした様々な取組を進め、国民生活の向上に寄与する大学・研究機関等の優れた研究成果や取組を広く国民に広報することにより、文部科学行政への一層の理解増進を図るもの。

2 企画展名(テーマ)

(1)福島大学

今、ふくしまからはじめよう!~福島大学における震災復興に向けた取組~

(2)鹿児島大学

地域とともに宇宙に挑む~鹿児島大学の宇宙研究と県内企業との取組~

3 展示期間

 平成25年1月7日(月曜日)~3月末(予定)※開館は午前10時~午後6時

4 展示場所

 文部科学省 情報ひろば
「旧秘書官室」(福島大学)及び「科学技術・学術展示室」(鹿児島大学)
(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎3階)

5 展示概要

(1)福島大学

テーマ:今、ふくしまからはじめよう!~福島大学における震災復興に向けた取組~
 福島大学は、東日本大震災による地震・津波被害、原子力発電所事故による放射線被害、そして風評被害という複合災害等に直面した福島県の復旧・復興を長期的に支援するため、平成23年4月に「うつくしまふくしま未来支援センター」を立ち上げ、様々な活動に取り組んできました。
 このたびの「情報ひろば」における企画展示では、東日本大震災の発生以降、福島大学が一丸となって取り組んできた様々な復旧・復興活動を主なテーマとして取り上げ、取組の紹介や被災地の子どもたちによる実際の制作物等の展示を通し、福島大学と震災復旧・復興のつながりについて理解を得たいと考えています。

1)『郷土に想い(おもい)を寄せる「同窓会」』モデル化事業
 被災地域の多くの子どもや保護者が県内外へと避難しました。その多くの人たちは、「もう一度同じクラスだった友だちと一緒に学習したい」「もう一度あの町のあの場所に行きたい」「もう一度あのお祭りに参加したい」と、郷土に想いを寄せることが「夢」として語られる現状にあります。
 今一度、郷土の良さを感じたり見つめ直したりすることができるような「同窓会」を実施し、これをモデル化して県内各市町村へ提供する事業の成果について紹介します。(浪江町津島地区の部及び川内村の部について紹介)
【主な展示物】
 ○実物展示
 ・同窓会事業で子どもたちが作成したみこし
 ○モニター映像
 ・同窓会事業を収録したビデオ
 ○パネル
 ・同窓会事業の解説
 ・同窓会事業の時に撮影した子どもたちの写真を使った巨大モザイクアート

2)放射線への取組
 福島大学では、福島第一原子力発電所事故後、すぐに教員有志による放射線計測チームを作り、測定点約300の空間放射線量率マップを作成しました。これは、面で放射線量データを示した最初のマップとして、関連する地元自治体や文部科学省へ提供したものです。その後は、うつくしまふくしま未来支援センターの中に、放射線対策担当を作り、放射線問題に対応しています。そこでは、日本原子力研究開発機構等と協力し、大学関連施設での除染実験を行ってきました。また、同じく未来支援センターの地域復興支援担当では、農地の放射能汚染マップを作成し、安全な農産物を作るための支援活動を行っています。これらの活動を紹介するとともに、三つの放射線測定器を展示し、実際に使用していただき、放射線への理解を深めてもらいたいと考えています。
【主な展示物】
 ○実物展示
 ・放射線測定器3種類(電子ポケット線量計、ポケットサーベイメータ、シンチレーションサーベイメータ)
 ○パネル
 ・放射線量率マップ(面で放射線量データを示した最初のマップ)
 ・除染実験(インターロッキング除染、プール除染)
 ・食と農の再生を目指した事業(4段階検査、適切な農地管理)

3)再生可能エネルギー:カエデの種型風車の開発
 震災後、再生可能エネルギーの大切さにいち早く気付いた福島では、カエデの種の落下からヒントを得た新しい風車が開発されました。このカエデの種型風車は、従来のプロペラ型風車に対して、電力数倍~十数倍、回転数5倍弱、トルク(回転数の強さ)は5倍以上となり、低風速で高効率・高回転・高トルクの実現に成功しました。現在、特許出願中であり、製品化を目指し研究を進めている本取組について紹介します。
【主な展示物】
 ○実物展示
 ・カエデの種型風車(小)「風とも」1号機(発電を体感できます)
 ・カエデの種型風車(大)「風とも」2号機
 ○パネル
 ・カエデの種型風車の解説
 ・これからのエネルギーの在り方(エコハウスの展望)

福島大学展示風景1 

 福島大学展示風景2

(2)鹿児島大学

テーマ:地域とともに宇宙に挑む~鹿児島大学の宇宙研究と県内企業との取組~
 鹿児島県は、宇宙基地がある宇宙の玄関口としても知られており、基地は、種子島と内之浦の2か所に設置されています。そのような背景の下、鹿児島大学が地域とともに研究活動を展開する宇宙関連の研究成果と最新の取組について、三つのパートに分けて、分かりやすく紹介します。

1)宇宙を拓く
 鹿児島県の地元企業と共同で超小型人工衛星「ハヤト」を開発し、2010年に打ち上げられたH-ⅡAロケットに搭載され、電波受信に成功した鹿児島大学理工学研究科宇宙コースの研究成果について紹介します。
【主な展示物】
 ○実物展示物
 ・衛星0号機(宇宙で開いた衛星の見本)及び部品
 ・電波送受信用アンテナ(リモコン操作で稼働)
 ○パネル
 ・ハヤト(KSAT)の概要紹介
 ・ハヤト(KSAT)から次期衛星(KSAT2)へ(新衛星への計画)

2)宇宙を測る
 天の川銀河の立体地図を作ることを目的として、国立天文台と共同でVERA(VLBI Exploration of Radio Astrometry〔VLBI技術による電波位置天文学の探究〕)計画を推進している鹿児島大学理工学研究科宇宙コースの研究成果について紹介します。
【主な展示物】
 ○実際展示物
 ・3Dテレビ(VERAによる天の川銀河の立体地図作成を3Dで紹介)
 ○パネル
 ・VERAによる天の川銀河の立体地図作り(3Dテレビの紹介)
 ・VERA電波望遠鏡の解説

3)宇宙を生かす
 鹿児島大学(医歯学総合研究科宇宙環境医学講座及び焼酎・発酵学教育研究センター)では、2011年5月に打ち上げられたNASA(アメリカ航空宇宙局)スペースシャトル・エンデバー号に、「麹」と「酵母」を搭載し、国際宇宙ステーションに約10日間滞在し、帰還後、無重力状態による変化などを分析しました。現在、宇宙に滞在した「麹」と「酵母」を用いて地元焼酎メーカーの協力のもと、焼酎「宇宙だより」を製造する等の成果が生み出されています。これらの成果について紹介します。
【主な展示物】
 ○実際展示物
 ・宇宙焼酎12本セット(焼酎メーカー各社で作った焼酎のセット)
 ・宇宙麹、宇宙酵母各3種類
 ・顕微鏡(400倍に拡大した麹を御覧になれます)
 ○パネル
 ・かごしま宇宙焼酎ミッションの紹介(プロジェクトの経緯・体制等)
 ・宇宙焼酎ができるまで

 鹿児島大学展示風景1

鹿児島大学展示風景2 

6 文部科学省広報スペース(「情報ひろば」「ラウンジ」「エントランス」)について

 ⇒文部科学省 情報ひろば(※情報ひろばウェブサイトへリンク)では、開催される企画展示や企画イベントをはじめ、様々な情報を随時掲載しています。
 https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/index.htm

7 取材等について

 展示風景の撮影及び内容等における取材を希望される方は、下記担当まで電話又はメールにて、お知らせください。

お問合せ先

文部科学省大臣官房総務課広報室

事業第2係長 荒井 寛(内線2170)、係員 宮本 大輔(内線3045)
電話番号:03-6734-2170(直通)
ファクシミリ番号:03-3593-7163
メールアドレス:hiroba@mext.go.jp

-- 登録:平成25年01月 --