「北海道・北東北の縄文遺跡群」 世界遺産一覧表への記載決定に当たっての萩生田光一 文部科学大臣談話

令和3年7月27日(火曜日)
文化

 今般、第44回世界遺産委員会拡大会合において、「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、人類全体の貴重な遺産として世界遺産一覧表への記載が決定されたことを大変喜ばしく思います。

 本資産は、農耕以前における人類の生活の在り方と精神文化の発達を表す17の考古遺跡群であり、これらの貴重な遺跡群について、世界の人々に祝福されつつ世界遺産登録を実現されたことについて、地元関係者のたゆまぬ御努力に心から敬意と祝意を表します。関係者の皆様には、引き続き遺産の保存・活用に、地域社会一体となって取り組んでいただきたいと思います。

 文部科学省としても、地元の関係各位及び関係省庁と連携しながら、人類の共通の宝である世界遺産の保護に万全を期して、後世に確実に引き継ぎ、その価値を積極的に発信してまいります。

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