世界文化遺産推薦に係る諮問機関の評価に対する 文部科学大臣談話

令和3年5月26日(水曜日)
文化

 今般、我が国から推薦を行っている「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、世界遺産委員会の諮問機関であるイコモス(※)により世界遺産一覧表に記載されることが適当である旨の評価を受けました。
 本資産は、農耕以前における人類の生活の在り方と精神文化の発達を表す17の考古遺跡群であり、我が国の貴重な文化遺産が国際的に高い評価を受けたことを大変喜ばしく思うとともに、地元関係者の努力に敬意を表します。
 本年夏の世界遺産委員会においてイコモス勧告通りに記載されるよう、関係自治体及び関係省庁との連携のもと、全力を尽くしてまいります。

(※)イコモス International Council on Monuments and Sites(国際記念物遺跡会議):ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関。文化財の保存、修復、再生などを行う国際非政府間組織(NGO)。本拠地はパリ。1965年設立。

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