萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年1月15日)

令和3年1月15日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、文化

キーワード

江東区立明治小学校、国立情報学研究所及び理化学研究所革新知能統合研究センターへの視察,大学入学共通テストの実施について,選抜高校野球大会の実施と観客の受入れ,自民党が週休3日制に関する提言を議論しているとの報道について,緊急事態宣言下における文化芸術活動への支援,新型コロナウイルス感染拡大と卒業式の実施,新型コロナウイルス感染拡大と科学技術分野の活動,新型コロナウイルス感染拡大と大学の入学者選抜方法の変更

萩生田光一文部科学大臣記者会見映像版

令和3年1月15日(金曜日)に行われた、萩生田光一文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

令和3年1月15日萩生田光一文部科学大臣記者会見

令和3年1月15日萩生田光一文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

萩生田光一文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。
 私から冒頭、2件ございます。一昨日、少人数学級による実際の授業を改めて視察するため、江東区立明治小学校を訪問してまいりました。また、昨日は国立情報学研究所及び理化学研究所革新知能統合研究センター、理研のAIPセンターを視察をし、研究者の方々との意見交換を行わせていただきました。こういうコロナ禍なので、メディアの皆さんのご同行を集わなかったことはご理解いただきたいと思います。江東区立明治小学校では35人以下の教室と38人の教室を実際に見て、机の間隔や児童一人一人の状況を把握する面で大きな違いがあると感じました。先生方との意見交換の中では、少人数学級は子供たち一人一人への丁寧な対応はもとより、特別な支援が必要な児童へのきめ細かなサポートができるとともに、日常業務負担の改善にもつながるといったお話がありました。また一方で、学級が増えることで、その分の教員の確保や質の担保などにしっかり取り組んでほしいといったお話を賜りました。今回の視察で、学級規模を小さくすることで、より子供たち一人一人にきめ細かな指導が可能となると改めて実感をしたところです。また、意見交換でのお話を踏まえ、教職の魅力向上を図り、教職志願者数を増やしていく必要があると感じました。少人数学級の推進と合わせて、学校における働き方改革やICT環境の整備、教職課程の充実など、必要な取組を総合的に取り組んでまいりたいと思います。また、国立情報学研究所では、研究や教育を支える基盤であるSINETやAI画像解析を用いたコロナ肺炎診断に関する研究などの説明を聞き、SINETやデータ基盤の強化・活用・拡大について意見交換を行いました。最後に、理研AIPセンターでは、AIの理論の解明や信頼性の向上に関する研究、AIによる言語解析技術を用いた記述・論述の評価・指導支援技術の研究などについて説明を聞くとともに、AIと人間や社会との関わりについて意見交換を行いました。コロナ禍への対応や、Society5.0時代の実現に向けてますます重要となっているデータサイエンスやAI技術等について研究開発を推進し、その成果をできるだけ多くの皆様に使っていただけるように文部科学省としてしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
 2点目です。いよいよ、明日1月16日及び17日に令和3年度大学入学共通テストが実施をされます。受験生の皆さんにとっては初めて実施される共通テストであるだけでなく、高等学校等の臨時休業の実施、コロナ禍での学業の継続、2度の緊急事態宣言等、これまでにない状況の中で不安を抱えながらも大学進学を目指し準備を進められてきたと思います。明日、明後日は、そうした成果が存分に発揮できることを心から願っております。当日は、一部降雪、荒天が予想される地域もあるほか、昨年末からの大雪によって鉄道やバスなどの公共交通機関の運行に乱れが生じる場合が予想されます。受験生の皆さんは各地域の運行状況や気象予報、各試験場となる大学から提供される試験の実施情報に注意していただき、もし当日に交通機関の遅延やトラブルなどが生じている場合には、まずは受験票に記載をされている「問い合わせ大学」に連絡をして指示を仰いでいただきたいと思います。各試験場となる大学におかれても、受験生への情報提供や問い合わせへの対応を適切に行っていただくとともに、実施準備に万全を期していただくようにお願いをいたします。また、疾病、負傷などやむを得ない場合は、申請により追試験が受験できますので、何かあった場合は、速やかに受験票に記載のある「問い合わせ大学」にご連絡いただき、指示に従い落ち着いて行動いただければと思います。特に、今年度は新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、万が一、感染した場合でも受験機会が確保されるよう第1日程の2週間後に追試験を設定し、全都道府県に会場を確保するとともに、自宅待機が要請されている等の理由により、例えば診断書の提出ができない場合でも、追試験の受験申請ができるようにいたしましたので、試験当日に体調に不安が生じた場合はくれぐれも無理をしないようにお願いをしたいと思います。多くの受験生の皆さんにとって、共通テスト以降も志望する大学の個別入試まで入試日程が続くと思います。自主検温を引き続き行うなど、体調管理はもとより、共通テスト終了後も、引き続き、文部科学省及び大学入試センターのホームページに掲載されている「新型コロナウイルス感染防止のための注意事項」を参考に、感染症対策の徹底をお願いします。これまでの間、私自身先頭に立って、大学入試センターや関係省庁、関係団体等と緊密な連携を図りながら準備を進めてきました。引き続き、政府全体で受験生の皆さんをサポートしてまいります。国民の皆様も、明日、明後日は受験生の移動等にも配慮をし、不要不急の外出を控えていただくなど、社会全体で受験生をサポートしてくださるようにお願いを申し上げたいと思います。私からは以上です。

記者)
 幹事社から2点、質問させていただきます。まず1点目なんですけども、色々、今後、今、緊急事態宣言が出ている中なんですが、春には色んなスポーツが始まろうとしています。そんな中でですね、高校野球の選抜大会が先日、有観客、観客を入れてやると発表しました。まずはその受止めをお願いします。

大臣)
 今春の選抜高校野球大会について、日本高野連から新型コロナウイルスに関する政府の方針や感染状況を踏まえつつ、観客を入れることを視野に入れて、大会を開催する方向で検討を進めているというのは伺っていますが。発表したのかな。うん、まだ、公式には発表していないんだと思います。現在、緊急事態宣言が行われている中でありますが、私としては子供たちの学びを最大限確保したいと考えており、部活動に熱心に取り組む生徒にとって夢の舞台である全国大会、これは野球に限りませんけれども、開催に向けて感染症対策も含め、前向きに準備を進めていただきたいなと考えております。多分、一部報道で入場料金の改定ってのがあったので、それはお客さんを入れるという前提なのだろうなっていう、そういうことになってるんだと思うんですけど、まだ正式には報告を聞いていません。

記者)
 もう1点なんですけども、これも先日、昨日、自民党の方で、選択的週休3日制の導入を政府に提言しましょうということが議論されています。大臣としてこの週休3日制っていうことに対するお考えをお聞かせ願いますでしょうか。

大臣)
 まず、報道でそのような発言があったということは承知をしておりますが、現時点で議論の詳細を把握しているわけではございません。現在のコロナ禍という状況の中で、党において、色んな検討や議論が行われることは結構なことだと思いますが、私も、前職が党の幹事長代行でございますので、党の会議については毎日、今日はどういう会議があるかをチェックしています。ご指摘の発言のあった会議はですね、貼り出しにない、言うならインナー、本来の平場の会議の前の会議でありますから、本当はその会議で話し合ったことをぶら下がりにしろ、外に発信すると結局こういう誤解を招くことになるんじゃないかなっていうふうに、党の幹部じゃないので今更私が言ってもしょうがないので、個人的にはちょっとどうかなっていうふうに思います。あの、色んな議論は大いに党内でしていただくのは結構ですけれど、学校を抱えている我々としては直ちに週休4日制ってことになりますか、3日間休みってことになりますと、週4日制ということになると色々課題もありますので、直ちに受け入れられる事案ではないと思いますが、今後、コロナの状況がどうなるかによって色んな選択肢が出てくるんだと思うんで、議論は大いに進めていただきたいなと思います。

記者)
 新型コロナの関連でお伺いします。緊急事態宣言の再度の発令、それから対象地域の拡大がありました。こういうことで文化技術団体の活動にも再び大きな影響が生じてしまっているというふうに聞いておりますが、財政面を含めてですね、そういった文化芸術活動に対する何らかの支援、対応策をお考えでしたらお聞かせいただきたいと思います。

大臣)
 文化芸術関係者におかれましては、これまで徹底した感染症対策にご尽力をいただきながら、イベント等の開催に努め、文化芸術の灯を絶やさぬように取り組んでこられたことに深く敬意を表したいと思います。一方で、今回の緊急事態宣言の発令により、開催時間や収容人数の変更などをはじめ、イベントの開催等に大きな影響が生じるものと考えております。このため、公演の中止に伴う費用等については、第三次補正予算の案の中の「Arts for the Future」において関係省庁と連携しつつ、支援を行えるように検討を進めてまいりたいと思います。また、本事業の実施に当たっては、緊急事態宣言下における活動を支援するため、緊急事態宣言の発令時に遡って支援対象とすることを検討するなど、可能な限り事業者の使い勝手の良い制度としていただきたいと思っております。ただ、これはあの、あくまで観客数を減らしても公演などがやれるという前提のときにできる応援であって、もう一つは、やっぱり、この業界団体の人たちはコロナの発症が始まった段階で真っ先にイベントの中止などに協力していただき、逆に各自のガイドラインを厳格に作っていただいて、今までクラスターなどが発生しないですごく頑張ってきていただいた業界団体だという思いが私はありますので、そういう意味では、今回の緊急事態の中でやりたくてもですね、例えばホールの貸出しが8時で終了しろってことになると、現実できないっていうことで公演を中止しなきゃなんないイベントっていうのは数多く出てくるんだと思います。それは春先とはまたちょっと違う意味で制約がかかっていることになると思いますので、あの、ここはちょっと政府全体でもよく考えてですね、どういう支援ができるのか、検討を加えていきたいなと思っています。

記者)
 入試が終わった先の話になってしまうんですけど、大学では卒業式もまた控えているかと思います。昨年はかなり多くの大学で卒業式が中止になったかと思うんですけれども、また今年も、もしかしたら今後、中止を検討するところも出てくる可能性もあるかと思うんですが、先日はね、成人式の中止も結構話題になったと思うんですが、今年、卒業式ですね、大臣、どういうふうにお考えでしょうか。

大臣)
 新型コロナウイルス感染症に関する現在の状況を踏まえれば、大学においても感染対策を徹底することが必要であることは言うまでもございませんが、一方、卒業式や入学式は、学生にとってかけがえのない行事だと思います。各大学においては、実施時期における地域の感染状況などを見極めつつ、その実施について判断いただく必要があると思っています。その際、例えば現在の緊急事態宣言に至っているような状態が続いているとすればですね、また、色々方法は考えなきゃならないし、少し落ち着いていれば、その中でまたいろんな工夫をしていただいて実施をしていただきたいなというふうに思っております。そうしたことを十分に検討した上で、卒業式や入学式を行う場合には、こまめな換気、マスクの着用といった基本的な感染対策の徹底や、参加人数を抑えることですとか、式典の会場を分散させるなどによる開催方式の工夫など、各大学において感染対策の措置をしっかりと講じ、感染拡大が起こることのないよう万全を期していただきたいと思います。なお、今年1年間振り返って、やっぱり、1年生が入学式も経験せずに、この1年を通じて大学キャンパスに入れないという事態もありましたので、仮にですね、仮にこういう状況が続くような中でやむを得ず入学式をやらないということになったとしても、その1年生のオリエンテーションなどやっぱり、入学式に類するイベントが行われることで、初めて大学に入学した実感が得られるという声を数多く聞いてまいりましたので、文科省としても、そういう取組の好事例をしっかり周知をして、配慮をしていただきたいなというふうに、まだちょっと早いですけれど、今からそう思っております。

記者)
 明日16日ですかね、新型コロナウイルスの国内での感染者が見つかってちょうど1年が経つことになると思います。この1年を振り返って、科学技術分野でコロナ対策がどのようにやってきたかという1年間の振り返りとですね、今後、それを踏まえた上で重点的に取り組んでいきたいと考えられていること、教えてください。よろしくお願いします。

大臣)
 新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の事態の中、文部科学省においては、治療薬やワクチン、迅速診断法の基盤となる技術の早期確立を目指して、関係府省庁と連携の下、科研費や日本医療研究開発機構等による支援の充実を通じて研究開発を加速してまいりました。また、スパコン「富岳」の前倒し利用による治療薬候補の探索や、飛沫経路の予測などの研究開発にも緊急的に取り組んでまいりました。こうした研究開発から、新型コロナウイルスに関する知見を蓄積・共有するとともに、迅速診断装置などが実用化に至るなどの成果が得られました。今後更に、治療薬やワクチンの実用化といった成果が生まれてくることを期待をしているところです。また、研究者支援の観点からは、競争的研究費制度における各種手続きの期限延長や、計画変更等について柔軟な対応、研究施設のリモート化・スマート化の促進を通じた研究活動の停滞の解消、新型コロナウイルスに関連する遺伝子組換え実験に関する大臣確認手続きの迅速な実施などを進めて、研究現場の活動を支えてまいりました。引き続き、新型コロナウイルス感染症に関する研究開発を進めていくとともに、これに加え、将来発生し得る感染症の制御と共生に向けて、中長期的な視点からの基礎研究の推進、異分野融合研究の推進、研究基盤の充実などについても積極的に取り組んでまいりたいと思います。新型コロナウイルス感染症はもちろん、将来の未知なる感染症の対応も含め、我が国の科学技術力、そして研究者の皆様の力を最大限結集できるように、引き続き全力で支援をしてまいりたいと思います。
 振り返って、多分、質のいい研究をしていることは他の国に劣ってないというふうに自信はあるのですけれど、財政面も含めて、もっとダイナミックに、迫力を持ってわーっとこう前に進むということの経験が、多分、我が国はなかったためにですね、いつものスキームを少し早回しをするというところに留まってしまっていることが、私個人としては残念だなという受止めを持っていまして。もっと、こういう緊急事態の時には、国が主導的に研究を要請したり指示したりすることができるような仕組みっていうのを、今後、このコロナを経験して考えとかなきゃいけないかなと思っているのですね。例えば、ワクチンの研究は6チームで国内でやっていますよね。それは、要は手が上がったところを許可を出すっていう形じゃないですか。だから国策としてお宅でこれやってくれ、お宅はこのアプローチでやってくれっていうことはなかなかできなかったというのが私の忸怩たる思いがあります。手前味噌ですけど、遺伝子の組換え実験の大臣承認は中1日で出しましたので、それは、普段だったら3か月以上かかるわけですから、やっぱりこういう時に、今までのスキームと違う大胆な発想と、あるいは資金力、あるいは官民の枠を超えた協力などができるような体制というのは、落ち着いた時にもう1回ちょっと検証してですね、将来そういう機動的な、危機に対応できるような国内体制っていうのも必要があれば法律も含めてですね、考えておいたほうがいいのかなという気がしております。ただ、この1年間、各分野の皆さんが頑張ってきていただいたことには改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います。

記者)
 大学の個別入試に関して伺いたいなと思います。先日、大臣からも言及がありましたとおり、緊急事態宣言が出たことによって、時間を組み替えたりとかですね、もしくは個別入試を中止するというような大学が出てきております。一方で、現時点では判断がつきかねるということで、例えばグループディスカッションを課しているけれども、これが場合によっては小論文に変えるかもしれないとかですね、もしくは場合によっては共通テストのみの判定に最終的にはなってしまうかもしれないというような形で、確定的なことを伝えずに共通テスト、明日始まりますけれども、そこに突入していくというような状況もあります。これに関しては、各大学、対応かなり苦慮されているところだとは思うんですけれども、一方でその受験生側の方々から見ると、直前に色々変わるのは信義則違反ではないかというような意見も出ておりまして、この点、その、大臣としてどのようにお考えになるかというのを伺えればと思います。

大臣)
 昨年6月に定めた大学の入学者選抜実施要項において、募集要項に記載されている選抜方法とは異なる方法で選抜を実施することがあり得る場合は、その旨を明記するととともに、変更については、早期に決定し周知をすることとしております。で、例年であれば、公表した募集要項の通り実施するのが通例でありまして、ご指摘の通りなのですけれども、現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況などを踏まえれば、募集要項の通り実施することが難しいという大学が出てくることも予想ができます。入試方法などを変更する大学も現にあるところです。こうしたケースについては、今回のような非常時にあって、入試の公正性の観点も踏まえつつ、同時に受験機会を最大限確保する観点から、どのような選抜方法などが工夫ができるか、各大学がそれぞれの実状や受験生への影響を考えながら、それぞれのアドミッションポリシーに基づいて、学内で慎重に検討し、適切に判断されたものと考えております。文部科学省としても、昨年11月、新型コロナウイルス感染症への対応等として募集要項の変更を行う場合は、その内容を文科省に速やかに報告するとともに、各大学のホームページを通じて、早急に受験生に対する情報提供に努めてくださいね、というお願いをしていますが、事態は緊急事態宣言が出されるような事態の中でのまさに受験になりましたので、私、今あの、おっしゃったようにですね、例えばグループディスカッションを、例えば個別の指定された部屋からのオンラインに変えるなんていう学校が出てきたり、前回もお話がありましたけれども、朝の試験時間をお昼にすることによって、宿泊を伴わないで日帰りで受験ができるような配慮をするとか、そういうその柔軟な変更が出てくることは、例えば二次試験をやらないということよりも前向きではないかなと思っておりますので、そこは大学の工夫と判断を、私、尊重したいと思います。ただ前日に急に試験方法が変わるとかいうと、学生たちは不安でしょうし、トラブルにもなると思うんで、そこはできる限り時間を持ってお示しすることが大事だと思っていまして、大切なことは受験生第一に考えていただくということだと思いますので、その結果が前向きにですね、ただ単に何とかを中止すると言って、失礼ですけど、本来実力が発揮できないまんま結果を出されてしまうよりは、例えば主体的なアピールをしたかったのにそういう機会が奪われることがないようにすることは極めて大事だと思いますから、大学としてはそういう前向きな取組をしていただいたらどうかなというふうに思っております。共通テストについても当初、日程を、こういうことを想定していたわけじゃないんですけれど、一次日程、二次日程ということで作らせていただきましたけれども、まさにこれ、全国的に感染が広がる中で、もしかすると当日急遽、試験が受けられない学生さんもいらっしゃると思いますし、あるいは試験場には入ったんだけれど、具合が悪くてですね、途中で外に出なきゃなんない、そういう受験生もいらっしゃると思いますが、第二次の日程、追試験の日程を上手に使うことができる、しかも全国での会場確保ができていますので、とにかく無理をなさらないで、受験生だから結構無理をすると思うんですよ。多少熱っぽくてもですね、大丈夫だと自分に言い聞かせて会場に行くかもしれないけど、その結果としてまた多くの皆さんにご迷惑をかける、感染が広がってしまうことになるかもしれないので、是非、無理をしないで、この限られた日程の中で、複数回チャンスがありますので、私はそれを慎重に対応していただくことを改めてお願いしたいなと思います。

(了)

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