萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和2年3月19日)

令和2年3月19日(木曜日)
教育、その他

キーワード

新型コロナウイルスの感染拡大と対策、全国小中高等学校等一斉休業の要請、学校の臨時休業と再開

萩生田光一文部科学大臣記者会見映像版

令和2年3月19日(木曜日)に行われた、萩生田光一文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

令和2年3月19日萩生田光一文部科学大臣記者会見

令和2年3月19日萩生田光一文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

萩生田光一文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。
 私からは冒頭一件です。学校の臨時休業をお願いしてから約3週間が経ち、各学校では順次春季休業期間に入っていきますので、この間、突然の休業の実施にも関わらず、子供たちにとって、少しでもより良い環境を作るためにと学校現場で最善を尽くしてきた教職員の皆様へ、お手元にお配りしているとおり、メッセージをホームページやSNSを通じてお伝えをしたいと思います。以上です。

記者)
 一点お伺いします。昨日、全国知事会から、学校再開についての考え方を、具体的、速やかに示してほしいという要望が出されました。この要望についての受け止めと、今日、専門家会議ありますけれども、今後の文科省としての対応を改めてお願いします。

大臣)
 私としては、できる限り、新学期から学校が再開されることが望ましいということを考えておりまして、衆参の委員会等でもそのような発言をしてまいりました。しかし、その大前提はですね、今日、専門家会議の皆さんから一定の所見が示され、科学的根拠を分析をしなくてはなりません。新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議において、本日、新たな報告が出される予定でありまして、その内容を踏まえて、可能な限り速やかに、来週中を目途に再開の考え方をお示しできるように全力をあげて検討を進めてまいりたいと思います。しかしながら地域性がございます。引き続き感染者が拡大をしている自治体などもありますので、一律の基準ではなくてですね、地域ごとに様々な考えをお示しするということになると思います。

記者)
 今の学校の再開の目安について、来週中目途にということでしたが、実際にそれの目安を受けて各地域で今後検討を入らなきゃいけないと思います。でも、実際に来週の終盤とかであれば、地域で、例えば入学式の対応を考えるにしても、1週間くらいしか時間がなくなってしまいますけれど、時間的な余裕というのは、大臣、それで十分だとお考えでしょうか。

大臣)
 あらかじめ予定をしている行事があるわけで、それはやるということになればですね、学校現場はきちんと対応できると思います。

(了)

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