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萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和2年1月24日)

令和2年1月24日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

キーワード

令和元年度全国いじめ問題子供サミット、大津市で当時中学2年生の男子生徒が自ら命を絶った事案、新型コロナウイルスの感染拡大と予防、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、第48回総合科学技術・イノベーション会議における研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ

萩生田光一文部科学大臣記者会見映像版

令和2年1月24日(金曜日)に行われた、萩生田光一文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

令和2年1月24日萩生田光一文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

萩生田光一文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭、私から1点です。
 明日1月25日ですけれども、令和元年度の全国いじめ問題子供サミットを開催し、私も出席をします。本サミットは、いじめの未然防止、早期解決のため、いじめ問題に関する子供自身の主体的な活動に積極的に取り組んだ地域や学校の児童生徒が集い、交流する機会を設けることにより、このような活動の中心となるリーダーを育成するとともに、全国各地で創意工夫を凝らした取組を一層推進することを目的としています。いじめは決して許されないことであり、本サミットを通じていじめ問題について子供たちが自ら何が問題なのか、自分ならばどうするのかを考え、勇気をもって実際に行動に移していただきたいと思っております。私からは以上です。

記者)
 1点、質問させていただきます。今のいじめの問題に関連するんですが、先日、大津のいじめ自殺の遺族の方がいらして、なかなか、いじめ防止対策推進法の改正が進まない中で、現行法でできる取組を進めてほしいということで、文科省の方に要請がありました。大臣、どういったことができるかお考えをお聞かせください。

大臣)
 いじめは決して許されないことですが、どの学校でも、どの子供にも起こり得るものであります。いじめの問題については、まずいじめは絶対に許されないとの認識を社会全体で共有し、子供を加害者にも被害者にも傍観者にもしない教育を実現することが必要だと思っています。また学校においては、教職員の不適切な言動がいじめを助長することもあることを十分に認識することも重要だと思います。いじめ問題につきましては、いじめ防止対策推進法等に基づいて、これまでも道徳の特別の教科化など道徳教育の充実、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置の充実のための財政支援、24時間子供SOSダイヤルの設置、SNS等を活用した相談体制の構築の促進などに取り組んできたところです。また平成28年度より、文部科学省の職員が地方自治体に赴き、教育委員会の担当者や校長等に対して、直接、行政説明、研修を行う取組を進めています。加えて冒頭発言でも申し上げましたとおり、全国いじめ問題子供サミットなどの取組を通じて、子供たちが、自らいじめ問題について考え、実際に行動に移す機会を設けることも重要であると考えています。文部科学省といたしましては、頂いた要望の内容も踏まえ、引き続きいじめに適切に対応できる学校指導体制の整備を推進するとともに、いじめ防止等のための対応が適切に行われるよう各教育委員会や学校現場の取組をしっかりと支援をしてまいりたいと思います。

記者)
 話題変わりまして、中国武漢市で流行が報告されている新型コロナウイルスの関係なんですけれども、春節を控えて国内の流入も懸念されているところですが、学校施設への感染症予防の呼びかけなどですね、何か文科省として対応を検討されていることがあれば教えてください。

大臣)
 中国で発生している新型コロナウィルスに関連した感染症については、ただいまですね、新型コロナウィルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議を開催をして、終了したところです。文科省といたしましては、初動対応に万全を期す観点から、前回の関係閣僚会議後ただちに、私を本部長とする文部科学省新型インフルエンザ等対策本部を開催し、本件に対する文科省の当面の対応として関係機関への情報提供、所管する大学病院等への協力要請等を行っております。さらに昨日、中国河北省武漢市に対する感染症危険情報が引き上げられたことを受けて、文科省関係機関に対して不要不急の渡航の自粛に関して要請をしたところです。文科省としましては、政府全体の方針の下で、引き続き情報収集に万全を期すとともに、状況に変化があった場合に、迅速かつ柔軟に対応する体制を整えるなど、緊急事態対応に遺漏なきよう取り組んでまいりたいと思います。

記者)
 今日でオリンピックまで、開幕まで半年ということになりましたけれども、今後の期待及びこれから取り組むべき課題のようなものがあればですね、お願いします。

大臣)
 もちろん、大会を安全そして的確に運営できる施設の関係の整備を、最終的に、きちんと確認をしながら急いでいくことが大事だと思いますし、また多くのお客様を迎えますので、それに対して様々なトラブルのないように、関係省庁、関係機関と連携しながらしっかりと対応していきたいと思っております。

記者)
 昨日のCSTI本会議でまとまった若手研究者総合支援パッケージの中で、若手研究者のポストを確保するために運行金の傾斜配分の検討という項目が盛り込まれました。文科省としては、運行金の傾斜配分をどのように、変えていく考えがあって、また、それによって、どれくらい、若手研究者のポストが新たに確保できるというふうにお考えでしょうか。

大臣)
 研究者の魅力が低下している中、研究者を魅力ある職業にするために、文科省としては我が国の研究力向上に向けて、優れた若手研究者がしっかりと腰を据えて、自由な発想で、挑戦的研究に取り組める環境を整備することが非常に重要であると考えています。そのため、文科省としては、若手研究者が安定かつ、自立したポストに就いて、研究できる環境の実現を目指し、各国立大学における年代構成を踏まえた持続可能な中長期的な人事計画の策定の促進、若手研究者比率や人事給与マネジメント改革実施状況に応じた国立大学の運営費交付金の配分、卓越研究員事業等による産学官を通じた若手研究者へのポストの重点化などを取り組むこととしています。今後とも我が国の未来を担う若手研究者が安定した環境の下で、挑戦的な研究に打ち込めるように関係施策を一体的に実施してまいりたいと思います。

(了)

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大臣官房総務課広報室