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平成16年2月13日大臣会見の概要

平成16年2月13日
8時53分〜8時57分
衆議院本会議場前

◎国会提出案件
衆議院議員東門美津子(社民)提出米軍基地に係る沖縄の負担軽減に関する質問に対する答弁書について
(外務省)
衆議院議員平岡秀夫(民主)提出交戦権とCPA(イラク暫定統治機構)への資金供与との関係等に関する質問に対する答弁書について
(同上)
衆議院議員照屋寛徳(社民)提出在沖米海兵隊とアメリカの海外基地見直しに関する質問に対する答弁書について
(同上)

◎法律案
破産法案(決定)
(法務省)
破産法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(決定)
(法務省・金融庁・財務・農林水産省)
電子公告制度の導入のための商法等の一部を改正する法律案(決定)
(法務省)

◎政令
国家公務員宿舎法施行令の一部を改正する政令(決定)
(財務省)

◎人事

大臣)
 閣議では、文部科学省関係の案件はありませんでした。

記者)
 生徒個人の大学入試の合否情報を高校が生徒に無断で予備校に提供している実態について、昨日、文部科学省が取りまとめたものが発表されましたが、実態に対する御感想と今後の対策についてお話いただければと思います。

大臣)

 個人情報は、法律や条例等に基づいて慎重に取り扱うべきものであり、仮に合否情報を提供する場合には、どういう目的と必要性から提供するかをきちんと生徒本人や保護者に説明して同意を得るとともに、情報が目的外に使用されないよう条件を付すなど必要な措置を講じてから提供するのが当然のことと思っています。ましてや、それに伴って金品等を受け取ることはあってはならないことです。そういったことに留意して適切に対応するよう通知を発出したところです。

記者)
 大学病院における名義貸し問題について、昨日の予算委員会で厳正に対処するという答弁をされてましたが、今後、どのような対応をお考えなんでしょうか。

大臣)

 医師の名義貸しはあってはいけないことで、根絶するにはどうしたらいいかを考えなければいけません。こういうことが起こる背景には何があるのか。地域における医師の不足や病院医師数の標準などの根本的なことも含めて、厚生労働省と一度話し合う必要があるだろうと思います。

記者)
 再度、調査は行わないのでしょうか。

大臣)

 今はまず、名義貸しを根絶するにはどうしたらいいか考えるのが先決だと思います。報酬を何に支出したかは、名義貸し根絶という目標達成のための調査とは、また別の問題だと思ってます。名義貸し根絶のため必要性があれば調べなければならないだろうが、それ以前の医療全体の問題とも関係しているのではないかと思っております。

記者)
 ITER(イーター)の各国への説明ミッションが終了しましたけれども、その成果と2月の閣僚級会合の見通しをお聞かせ願います。

大臣)

 閣僚級会合の日程は、今のところ見通しが立っていません。閣僚レベルの会合で決着する話なのか、もっと専門的技術的な交渉をして詰める必要があるのかをきちんと検討したいと思っています。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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