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◎ |
人事 |
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大臣) |
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今日の閣議は特に御報告することはございませんでした。 |
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記者) |
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先週の話ですが、酒田短期大学の現地調査を文部科学省がされましたが、奨学金が渡されなかったという問題がありましたが、さらに精査を進められるのでしょうけれども、きちんと渡されるシステム作りが求められると思いますが、どのようにお考えですか。 |
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大臣) |
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奨学金が適正に配分されていなかったことは誠に遺憾でありまして、このことにつきましては、未だに支給していない留学生に奨学金を速やかに支給するようにと指導いたしております。連絡がつかないために支給ができない留学生につきましてはUMAPの奨学一時金につきましては財団法人日本国際教育協会に、学習奨励費は文部科学省に、それぞれ返還するようにとお話をいたしております。そのことが守られますように注視していきたいと思っています。 |
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記者) |
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先週の予算委員会でも問題になっていましたけれども、帝京大学の入試に係る問題について、昨日の次官会見でもお話がありましたが、私大を巡っていくつか問題があることも事実であり、私大に対する私学助成について見直しを、例えば大学の成果に対しての助成という考え方はどうかという話も出ていたのですが、今の段階ではそのようなことはないと思いますが、大臣の御見解がありましたら。 |
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大臣) |
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私学助成は、それぞれの私学が自立性を持って教育、研究の役割を果たして頂くために、国として支出している予算でございまして、多くの私学は内容についてもしっかりとやってもらっていると思います。ですから一部の事件が起きたといっても、それをもって私学の助成方針を変えるという段階では無いだろうと思いますし、また、帝京の問題自体を目下、内部でも調査会がございまして、そこでの検討結果を待っているところでございますので、その検討結果を待った上で、さらに何かすることがあればということでございますけれども、直ちに一般論には結び付かないのではないかと思っています。 |
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記者) |
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名古屋大学の学長選挙がありまして、当初、学長に選ばれるのではないかといわれていた野依さんが落選しましたが、御感想があれば。 |
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大臣) |
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学長選挙はそれぞれの大学の選挙権を有する教員の自主性によるものでして、誠にコメントは言い難いわけでございますが、いずれの候補者も大変素晴らしい方でございまして、今その結果を拝見しているところでございますが、いずれにしましても人材が多いということで、大変結構なことだと思います。 |
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記者) |
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昨日の教科用図書検定調査審議会で、基準を超える記述を認めるような諮問をされたと思いますが、頻繁に方針を変更することで教科書会社から戸惑いの声もあるかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 |
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大臣) |
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教科書を含めまして教育の在り方については、常に改善を図っていく必要があろうかと思っていますけれども、今回の諮問は、平成13年度中に小中学校教科書の一巡目の検定を終了するところでして、二巡目に入ります平成15年度の検定に関しましては、その在り方について幅広い視野から検討してみようということでありまして、議論を待って改善すべきことは改善していくということであります。したがって今の段階で大きな方針変換ということではありません。教科書の記述を一層的確に、適切にしていくという観点から専門的な視点を持っていろいろ議論をしていただきたいということであります。教科書についてはいろいろ意見がありますが、最小限の記述でとどまるべきという意見もありますし、いろいろ幅広い記述も含めた教科書を作ることで学習意欲を高めた方が良い、あるいは公正なバランスのとれた教科書にしていくことの要望もありますし、様々な意見がありますので、大いに御議論いただいて、より良い教科書を作ることができれば大変良いことではないかと思います。(了) |