1.  事業の趣旨

文部科学省が令和4年に実施した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」の結果によると、「学習面又は行動面で著しい困難を示す」とされた児童生徒数の割合が公立の小・中学校では推定値8.8パーセントであり、発達障害を含む特別な教育的支援を必要とする児童生徒数が今後更に増加することが見込まれる。
発達障害等の早期発見・早期支援においては、教育・福祉等による連携が必要不可欠となるところ、各自治体おける5歳児健康診査（以下「5歳児健診」という。）の実施が進む中、従来見過ごされてきた発達障害の特性のある幼児等を把握するケースの急増も予想されるため、発達障害児等への支援のより一層の充実を図るにあたっては、就学前からの切れ目ない支援が重要となる。また、発達障害児への適切な支援を推進する上では、各ライフステージに応じて必要な支援を行うことが必要不可欠である。特に、学習障害については、就学後に学習上の困難が顕在化することが多いため、就学後の早期発見及び早期の教育的支援の開始が重要となる。
このような事情を踏まえ、本事業においては、5歳児健診の結果を有効活用する等して、発達障害のある幼児児童生徒等に対する就学前からの早期発見・早期支援、円滑な就学や就学後の適切な支援、不登校の未然防止等、切れ目のない支援体制を構築する。

 

2．事業概要

　発達障害の特性のある幼児等に対する幼稚園等における適切な支援、小学校等への円滑な引継ぎ及び幼稚園教員等の専門性向上について実践研究を行い、幼稚園等における特別支援教育体制のモデルを構築する。
 

3．公募対象

　都道府県教育委員会、指定都市教育委員会、市区町村教育委員会

4．応募手続き等

（1）公募実施期間

　令和7年6月16日（月曜日）から令和7年7月16日（水曜日）12時00分締切

（2）提出期限

　令和7年7月16日（水曜日）12時00分（厳守） 

（3）公募資料一式

　「4.公募資料一式」のとおり

　〈URL〉調達総合案内（文部科学省HP）
　https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp
 

（4）応募資料の提出方法

　(ア) 応募に必要な資料は、公募要領に記載する「提出先」(以下「お問合せ先」と同じ)宛てに電子メールにより提出すること。
　(イ) 電子メール送信上の事故（未達等）について、文部科学省は一切の責任を負わない。
　(ウ) 提出先 (※ 以下のアドレスへ電子メールで提出)
　【電子メール】：hattatsu@mext.go.jp
　【担当部署名】：文部科学省初等中等教育局特別支援教育課支援総括係
　【電話番号】： 03-5253-4111（内線3199）

 （5）その他

　詳細は公募資料一式参照  

4．公募資料一式

01      委託要項（PDF：203KB）
02      公募要領（PDF：207KB）
03-1  事業内容詳細（PDF：154KB）
03-2  (様式)企画提案書（Word：54KB）
03-3  審査基準（PDF：300KB）
04     ポンチ絵（PDF：557KB）
05     (参考)各経費項目留意事項等（PDF：425KB）

お問合せ先