令和7年度「国家課題対応型研究開発推進事業 (原子力システム研究開発事業)」の採択課題の決定について

令和7年7月23日

 令和7年度「国家課題対応型研究開発推進事業 (原子力システム研究開発事業)」の新規採択課題を決定しましたので、お知らせします。

1.制度概要

 本事業は、NEXIPイニシアチブの一環として実施するものであり、原子力イノベーションの創出につながる新たな知見を見出すとともに我が国の原子力技術を支える人材育成と戦略的な基礎・基盤研究の推進を目指し、これまで「基盤チーム型」「ボトルネック課題解決型」「新発想型」「特定課題推進型」の4つのメニューにおいて公募を実施してきました。

 令和7年度は、優れた研究者や研究テーマ等を幅広く支援する環境を整備し、原子力科学技術の研究水準の向上を図る観点から原子力の利活用を目指した新規性・独創性・革新性・挑戦性の高い研究課題を支援するため、「基盤チーム型」「ボトルネック課題解決型」「新発想型」を再編し、新たに「大規模チーム」「異分野連携」「若手」の3つのカテゴリーからなる「一般課題型」のテーマ・枠組を新設し、公募を実施することとしました。

 「大規模チーム」は産官学の連携チームによる中~大型の研究開発を支援し、社会へインパクトを与えることを期待しています。「異分野連携」は原子力以外の分野と連携し革新的な成果を目指す研究開発を支援するものです。「若手」は若手研究者による挑戦的・ゲームチェンジングな基礎・基盤研究開発を支援するものです。

2.採択課題

 別紙に掲げる研究課題の採択を決定しました。

3.決定までの経緯等

 令和7年2月17日(月曜日)~4月18日(金曜日)の期間において、公募を実施し、大規模チーム:3課題、異分野連携:11課題、若手:11課題、計25課題の提案がありました。
 その後、本事業の実施支援機関である公益財団法人原子力安全研究協会にて、プログラムオフィサーおよび外部有識者から構成される審査委員会(参考資料)を開催し、プログラムディレクターの進行に基づき書類審査及び面接審査を実施しました。 

4.その他

 本事業は、公募型事業の選定プロセスに関する調査における、調査・検証チームにより更なる改善を促されたものについて、改善対応しております。

お問合せ先

  研究開発局 原子力課
   電話番号:03-6734-4543