令和6年6月25日
令和6年度「国際原子力人材育成イニシアティブ事業(原子力人材育成等推進事業費補助金)」の新規採択課題を決定しましたので、お知らせします。
東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえ、原子力安全の確保や更なる向上を図るとともに、原子力関連技術のイノベーションを促進するためには、これらを実現する人材の育成・確保が必要です。
令和2年度においては、原子力に係る学部・学科の改組等により、高等教育機関における原子力分野の人材育成機能が脆弱化する中で、我が国全体として原子力分野の人材育成機能を維持・充実していくことを重視し、複数の機関が連携してコンソーシアムを形成し、共通基盤的な教育機能を補い合う中長期的な取組について公募を行い、採択課題を中心に、令和3年度より未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム(Advanced Nuclear Education Consortium for the Future Society:ANEC)として活動を開始しました。
令和3年度、令和4年度は、ANECの活動を継続するとともに、多様な社会的要請に応え得る幅広い人材育成ニーズを踏まえ、現状のコンソーシアムではカバーしきれていない教育機能を補強するための公募を行いました。
令和6年度も引き続き現状のコンソーシアムの発展・拡充に寄与する取組について公募を行うこととします。
令和6年2月19日(月曜日)~令和6年4月19日(金曜日)の期間に公募を実施し、計5課題の提案がありました。
PD、PO及び外部有識者による「原子力人材育成等推進事業費補助金審査評価会」(別添1)にて書類審査及びヒアリング審査を実施し、採択課題を決定しました。
応募件数:5件
採択件数:3件
※詳細は(別添2)を参照
髙倉、長谷川
電話番号:03‐5253‐4111