令和2年度科学技術基礎調査等委託事業「連動型地震の発生予測のための活断層調査研究」の公募について

令和2年3月26日

文部科学省では、地震調査研究推進本部が行う活断層の長期評価手法の高度化を目的として、研究課題「連動型地震の発生予測のための活断層調査研究」を公募します。

1.公募概要

○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、国立研究開発法人、独立行政法人、地方公共団体、地方独立行政法人、公益社団法人、公益財団法人、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人、その他法人格を有する者

○期間:令和 4 年度末まで

○経費:年間 47,109 千円以内

○採択予定件数: 1 件

○募集課題詳細:
 地震調査研究推進本部(以下、地震本部)では、活断層帯で発生する地震の発生確率や発生時の地震規模等を長期評価として公表しています。長大な活断層帯においては、個々の単位区間が活動して発生する地震と、複数の単位区間が連動して発生する地震が発生し得ると考えられます。特に後者の地震の規模はマグニチュード8 以上となり、甚大な被害が発生する可能性があります。そのため、防災・減災の観点から、複数の単位区間が連動して発生するM8 クラスの地震(以下、連動型巨大地震)が発生する場所、発生確率、発生時の地震規模等を把握することが重要です。そのためには、複数の単位区間が連動して活動する可能性や発生確率を定量的に評価する手法を確立して、それを地震本部における長期評価に取り入れる必要があります。
 以上の背景から、連動型巨大地震の発生可能性の評価手法や地震発生確率の算出手法を開発・実用化するため、本事業を実施します。

2.スケジュール

○提案書類受付期間
令和 2 年 3 月 26 日(木曜日)~令和 2 年 4 月 16 日(木曜日)17 時

○公募説明会
 日時:令和 2 年 4 月 2 日(木曜日)15時30分より
開催場所:文部科学省会議室18階 研究開発局会議室1

○審査<書類審査、面接審査>
 令和 2 年 4 月 23 日(木曜日)

○採択決定
 令和 2 年 5 月中旬(予定)

○事業開始
 令和 2 年 5 月下旬以降(予定)

3.公募要領、提案書類様式等

公募要領等の関係資料は、下記よりダウンロードして下さい。
※公募要領V.3.(3)に記載のあるチェックリストは、代表機関のみならず、参加機関についても提出が必要です。

お問合せ先

研究開発局 地震・防災研究課

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(研究開発局 地震・防災研究課)