松本大臣がカンボジアを訪れチュンナロン副首相兼教育・青少年・スポーツ大臣と面会

9月9日(水曜日)
国際

  9月9日、松本大臣はカンボジアを訪れ、ハン・チュンナロン副首相兼教育・青少年・スポーツ大臣と面会したほか、チュンナロン副首相とともにカンボジア初の4年制教員養成大学として日本の支援により設立されたプノンペン教員養成大学を視察しました。

  今回の訪問は、ハン・チュンナロン副首相が今年7月に訪日された際、松本大臣にカンボジア訪問を打診されたことを受けて実現したものです。

  面会では、ハン・チュンナロン副首相から、前日に公表されたOECDの学習到達度調査PISAの結果でカンボジアのスコアが大幅に改善したことについて、教員養成大学の設立をはじめとした人材育成に関する日本の貢献が今回の結果に繋がったとして謝意が示されました。また、今後も学習指導要領の改訂等を進め、特に教員養成の分野における日本式の教育の拡充に取り組んでいきたいと期待が示されました。

  松本大臣は、日本の教育を高く評価いただいていることへの謝意を示すとともに、日本の教育は知識や技能だけでなく、人間性や他者への思いやりなど、全人教育を重視していると説明しました。その上で、学習指導要領や教師の育成、教科書制度など、様々な仕組みが相互に関わりながら日本の教育を支えているとし、こうした取組を海外でも活用いただきたいと述べました。
  面会の最後に、松本大臣とハン・チュンナロン副首相は今後の日本とカンボジアの教育分野における連携の更なる深化について合意しました。

  その後、松本大臣は理科や音楽などの授業を視察しました。ハン・チュンナロン副首相からは、特に理科の授業に力を入れており、顕微鏡を使った観察や実験など、これまで国内では十分に行われてこなかった授業が実施できるようになったとの説明がありました。学生からも、日本の支援によって充実した環境で学ぶことができているとの感謝の言葉が伝えられました。

  また、松本大臣は前日、アンコール・ワットにおける上智大学、バイヨン寺院における早稲田大学による保存修復支援の取組を視察しました。松本大臣は、カンボジア、さらには人類にとって大切な文化遺産の保存修復に日本人が貢献している、大変重要で意義のある現場だと感じたとし、引き続き貢献できるよう努めてまいりたいと述べました。

  このほか、プノンペン日本人学校や、日本型教育とIB教育を取り入れたインターナショナルスクールの幼稚園も視察し、カンボジアにおける日本型教育への高い関心と期待を改めて認識しました。

【ハン・チュンナロン副首相兼教育・青少年・スポーツ大臣と面会】

【プノンペン教員養成大学視察】

【アンコール・ワットにおける上智大学、バイヨン寺院における早稲田大学による保存修復支援の取組視察】

【プノンペン日本人学校訪問】

【日本型教育とIB教育を取り入れたインターナショナルスクールの幼稚園視察】