松本大臣が大型放射光施設SPring-8及びX線自由電子レーザー施設SACLAを視察

8月5日(水曜日)
科学技術・学術

  8月5日、松本大臣は兵庫県にある大型放射光施設SPring-8及びX線自由電子レーザー施設SACLAを視察しました。

  大型放射光施設SPring-8は、共用促進法に定められた我が国を代表する特定先端大型研究施設の一つであり、これまでに、昨年、ノーベル化学賞を受賞した北川進特別教授が金属有機構造体の解析を行うなど、多くの成果を創出しています。
  他方で、共用開始から約30年が経過し、施設の老朽化のほか、諸外国の放射光施設の高度化が進んでいる中、我が国として、現行の約100倍の輝度を誇る世界最高水準の性能を目指し、SPring-8の高度化(SPring-8-II)に向けた取組みを推進しています。具体的には、2024年度から、SPring-8-IIの整備に着手し、約1年間の運転停止期間を経て2029年度中の共用開始を目指しています。

  松本大臣は、施設の概要説明において、(国研)理化学研究所から、 SPring-8及びSACLAがこれまで学術界や産業界に如何に貢献してきたのかについて説明を受けるとともに、(公財)高輝度光科学研究センターから、SPring-8の運転停止に伴う代替施設利用に係る対応など産業界からの要望について説明を受けました。その後、これら施設の実験現場や実験を支える装置、現在整備中のSPring-8-IIの製作現場を視察しました。
  視察した松本大臣からはSPring-8-IIを真に国益に資するものとし、より多くの利用者の期待に応えられるよう、文部科学省として後押ししていきたいと述べました。

  文部科学省では、引き続きSPring-8-IIの着実な整備を進めるとともに、SPring-8をはじめとする特定先端大型研究施設や量子ビームに関する政策の推進に取り組んでまいります。

※特定先端大型施設の共用の促進に関する法律(平成6年法律第78号)
SPring-8 SACLA Web Site(理化学研究所HP)別ウィンドウで開きます

【施設からの概要説明の様子】

【施設見学時の様子】