5月15日(金曜日)
教育
5月15日、福田大臣政務官は、目黒区立大岡山小学校を視察しました。大岡山小学校は文部科学省から研究開発学校の指定を受け、1コマを45分から40分に短縮し、生み出した127コマの一部を用いて、児童が自分の学習状況や興味・関心等に応じて学びを進める「自己選択学習の時間」や、取組を充実させるための教師の研修を行っています。
視察では「自己選択学習の時間」においてICT端末を活用しつつ自ら設定した計画に基づき、例えばクリオネの食事について探究学習を進める児童の姿が見られた他、児童との意見交換では「『見とおす』『やってみる』『ふりかえる』という自己調整のサイクルを繰り返すことができるようになった」などの感想を聞き、児童たちが主体的に学ぶ様子が見られました。
目黒区では全ての区立小学校と中学校4校で研究開発学校の指定を受け、127コマ分を①個別最適な学びの充実、②学習の素地を高める取組、③学校や地域の特色を生かす取組、④子供たちと向き合う時間等に充て、各学校で様々な取組を行っています。
教育委員会や中山晴義校長はじめ学校の先生方との意見交換では、「生み出した時間」の一部を用いて先生方が研究や研修で認知心理学の知見に基づく学び方(学習方略)を扱い、自己調整の指導に生かしていること、5分短縮が先生方の授業改善のきっかけとなり創意工夫に繋がったこと、授業を短縮しても学力は維持できていること等を伺いました。
また、こうした取組を広めていく過程で、校長による学校経営方針の教師への共有、教育委員会の学校への伴走支援や、保護者に必要性を理解してもらうことなど、様々な課題を乗り越えて取り組んでこられたことも伺いました。
視察を通して、福田大臣政務官は、教師と子供の双方に余白を生み出し、学校を挙げて、より良い教育を創り出していこうとする取組は、次期学習指導要領の方向性とも一致する重要な取組であり、視察を通じて得られた知見を、丁寧に検討に活かしていくと述べました。
児童との意見交換の様子(右から中山校長先生、福田大臣政務官)
教育委員会との意見交換の様子