現行のデジタル教科書を活用した授業を視察(つくば市立みどりの学園義務教育学校)

4月16日(木曜日)
教育

  4月16日、松本大臣は、つくば市立みどりの学園義務教育学校を訪れ、現行のデジタル教科書を活用した授業を視察しました。

  つくば市では、40年前に日本で初めてICT教育を開始し、平成30年に開校したつくば市立みどりの学園義務教育学校では、9年間の学びの連続性を生かして、発達段階に応じて系統的に、ICT教育、AI、IoT、プログラミング教育等を積極的に実践しています。

  視察では、ネイティブ音声を用いた個別最適な発声・発話練習を行う英語の授業や、具体的な文字や図形を題材に線対称について学ぶ算数の授業など、現行のデジタル教科書を活用して、個々の進度ごとに学びを進めたり、グループ内で気付きを共有しながら学習する様子を拝見しました。
  学びの特性によって現行のデジタル教科書が活用され、松本大臣は、児童生徒が非常に主体的に勉強をしている様子を見ることができたと述べました。

  生徒からは、デジタル教科書やICTを活用した授業について、「数学の図形の授業はデジタルの方がわかりやすい」「(端末で)思いついたことをどんどん投稿し、いろんな意見を共有できる」「社会のレポートをまとめるには便利」という意見とともに、「紙の教科書は線が引きやすく覚えやすい」「紙の教科書は見たいページをパッと開くことができる」といった感想を聞き、生徒たちが紙・デジタルそれぞれの良さを活かして学びを深めている様子が伺えました。

  森田つくば市教育長など学校関係者との懇談では、教科特性を踏まえた紙・デジタルの使い分けや、先進的な取組の横展開の重要性などについて意見交換を行いました。
  視察後、松本大臣は、あくまでもデジタルは一つのツールであり、デジタルと紙のそれぞれの良いところをうまく活用して教育の中身・質をどう高めるかが大事だとし、道具としてのデジタルな形態を含む教科書の導入だけでなく、つくば市において積み重ねてこられたノウハウの横展開など、先進的な学校現場のお力を借りて、授業をどう構成していくかなども含めて検討する必要があると述べました。

  文部科学省では、今回の視察を踏まえ、教科書へのデジタル活用を通じた教育の質向上に力を尽くしてまいります。