高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)公表

2月13日(金曜日)
教育

  2月13日、高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)を公表するとともに、約3,000億円を計上している「高校教育改革促進基金」を活用したパイロットケースの公募を開始しました。

  グランドデザインでは、新たに、高校教育改革を通じて実現を目指す新しい学校のイメージや取組例について、専門高校の機能強化・高度化、普通科改革を通じた高校の特色化・魅力化、地理的アクセス・多様な学びの確保の観点を示しています。
  また、今後の財政面の支援として、交付金等の新たな財政支援の仕組みを構築することや、都道府県に基金を造成し、高校教育改革を先導する公立高校を支援することについて示しました。特に、交付金等については、令和9年度予算編成過程で検討することとしています。
  さらに、今般の改革を通じて2040年までに達成を目指す目標を盛り込みました。
  職業教育の高度化・魅力の強化、普通科の在り方の転換・魅力の強化、多様な学びの確保の観点から設定しており、例えば、個々の生徒の進路選択の結果、普通科高校の生徒のうち、いわゆる文系の生徒と理系の生徒の割合が同程度となるよう、特色・魅力ある普通科高校改革を進めるといった目標を定めています。

  今後、本グランドデザインを基に公立高校等の設置者である各都道府県において実行計画を策定いただきます。

  基金については、今回の高校教育改革の実現に向け、パイロットケースとして、例えば地元の企業や首長部局と連携・協働した実践的な学びを行う高校等※¹(学校単位に限らず遠隔授業の配信拠点、実験・実習の拠点等を含む)など、3類型※²に応じて各都道府県に改革先導拠点を創設し、取組・成果を域内の高校に普及する狙いです。

  松本大臣は、昨日高市総理からも高校教育改革をしっかり進めるよう指示があったことにも触れ、
「これからの未来を担う高校生の皆さんが夢や希望を持って学ぶことができるように文部科学省としても様々な関係者と連携しながらスピード感をもって改革に取り組んでまいりたい。」
と述べました。

※¹ 中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部を含む
※² ①アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援 ②理数系人材育成支援 ③多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保

▼高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)~2040年に向けた「N-E.X.T(ネクスト)ハイスクール構想」~(概要)
https://www.mext.go.jp/content/20260213-mxt_koukou01-000046079_04.pdf
▼高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)~2040年に向けた「N-E.X.T(ネクスト)ハイスクール構想」~(本文)
https://www.mext.go.jp/content/20260213-mxt_koukou01-000046079_03.pdf