1月23日(金曜日)
科学技術・学術
1月23日、清水大臣政務官が、海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部において行われた海洋地球研究船「みらい」の退役記念行事の特別公開及び式典に出席しました。
海洋地球研究船「みらい」は、わが国初の原子力船「むつ」としての歩みを経て、平成9年に就航しました。約28年間にわたり、北極海や太平洋、インド洋など世界中の海において海洋調査を実施してきた「みらい」は、2025年12月に退役しました。
「みらい」は任務を終えましたが、文部科学省では、本年秋の就航に向け北極域研究船「みらいⅡ」の建造を進めております。特に「みらいⅡ」は、日本初となる砕氷機能を有する研究船として、これまで観測データの空白域となっていた海域での観測航海も可能になるとともに、国際研究プラットフォームとしても活用される予定です。
「みらい」の退役を記念した行事には、地方公共団体や関連企業、アカデミア、関係各省庁など幅広い関係者が集いました。
特別公開では、「みらい」の操舵室や、船内の実験室や分析室などを見学しました。「むつ」では原子炉が置いてあったスペースが生まれ変わり、広大な格納庫になっていることや、「むつ」を改造して「みらい」を建造した印となる溶接跡の紹介もありました。また、雨雲予測などに活用されたドップラーレーダーは引き続き「みらいⅡ」でも使用するため、既に移設に向けて撤去されており、「みらいⅡ」への期待も感じられました。
式典においては、清水大臣政務官が、「みらい」の功績を讃え、関係者に御礼を申し上げるとともに、「みらいⅡ」への期待を述べました。また、JAMSTECの河野理事から、「みらい」を用いた観測・調査航海による研究開発成果について講演いただきました。その後、「みらい」の初代船長等への花束贈呈がおこなわれました。
文部科学省としては、引き続き、「みらいⅡ」の建造及び就航に向けた準備等を通して、極域研究を推進します。

特別公開に参加された清水大臣政務官(右)と海洋研究開発機構の大和理事長(左)

特別公開にて船内を見学する清水大臣政務官

式典で挨拶する清水大臣政務官