1月14日(水曜日)、15日(木曜日)
教育、国際
松本大臣は、昨年開催されたTICAD9に際して署名したエジプト教育・技術教育省との「意向表明書」(LOI)に基づく同省との第1回政策対話に出席(1月15日)するためエジプトを訪れました。政策対話への出席とともに、日本型教育が行われている学校等も視察しました。
エジプトでは、日本の学校で行われる学級会や日直、掃除、行事などの「特別活動(特活)」をTokkatsuとして導入するエジプト・日本学校(EJS)※¹を2018年に開校(現在69校)し、Tokkatsuを通じて自主性や協調性を育む教育活動を実践しており、高く評価されています。
政策対話ではラティーフ教育・技術教育大臣とエジプトにおける日本型教育の更なる発展、特別支援教育、算数・理科・職業教育、教員養成についてなどについて活発な議論を行い、TICAD10(2028年)を視野に、協力案件の具体化に向け、両国間の連携を図ることや、1年後を目途に第2回の政策対話を日本で行うことなどが確認されました。
ラティーフ大臣は、日本型教育はエジプト国内でも高く評価され、EJSを来年には100校、5年以内に500校に増やす目標があると述べられました。そして、現在17人在籍するスーパーバイザー(校長経験者のアドバイザー派遣)を増員するに当たっての協力要請が行われました。
松本大臣は、両国の更なる連携についてしっかり考えていきたいとし、この連携を通じて、我が国に対する理解が一層深まり、我が国にも大きく裨益するようなWin-Winな協力にしてまいりたいと述べました。
今回の滞在で松本大臣は、エジプト日本学校(EJS)や日本エジプト高専(EJ—KOSEN)、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)カイロオフィス等も訪れました。EJSでは学活や掃除、日本企業と連携したリコーダーやプログラミングの授業等を視察するとともに、各訪問先で、関係者と意見交換を行いました。
松本大臣は、今回の訪問は大変意義深いものとなったとし、エルシーシ大統領※²からは、「日本の子供たちの人格に誇りを持ってほしい、そして、それを実現している日本の教育をぜひエジプトにも導入していきたい」とのお言葉をいただいたことにも触れ、文部科学省として、日本の魅力ある教育の海外展開を通じた更なる教育の国際化に取り組むとともに、両国の協力関係の深化により一層努めてまいりたいと述べました。
今回の滞在ではカイロ日本人学校も訪れ、アラビア語の授業や大エジプト博物館への校外学習を踏まえた「総合的な学習」の授業の様子等も視察しました。
※¹ 2016年2月に、エルシーシ大統領が安倍総理(当時)と日エジプト首脳会談(於:東京)にて発表した「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」の枠組みにおいて、基礎教育課程における日本式教育の導入への支援を開始。学力偏重のエジプトの基礎教育(幼稚園を含む)に対し、日本式教育(特別活動等)を導入する事で、主体性、協調性、社会性、規律等の醸成を促進することが狙い。









