第41回国際生物学賞授賞式

12月17日(水曜日)
科学技術・学術

  12月17日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、第41回国際生物学賞授賞式が行われ松本大臣が出席しました。

  国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究、また、本賞の発展に寄与されている上皇陛下の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の御研究を記念し、生物学の奨励を図るために設けられたものです。

  第41回を迎えた今回、「神経生物学」の分野において、優れた功績を挙げられたジャコモ・リッツォラッティ教授(イタリア・パルマ大学 名誉教授)が受賞しました。
  リッツォラッティ教授は、高等動物において他者の行動を理解するための基盤となる神経細胞ミラーニューロンを発見され、神経生物学分野の発展に多大な貢献をされたことなどが高く評価されています。

  松本大臣は、祝辞で、リッツォラッティ教授に深く敬意を表するとともに
「文部科学省としましても、研究者があくなき挑戦を続けられるよう、息の長い基礎研究を長期的に支えていける環境の構築など、我が国の基礎研究力の強化に取り組んでまいります。」
と述べました。

▶第40回国際生物学賞受賞者の詳細はこちら(別ウィンドウで開きます:日本学術振興会HP)
https://www.jsps.go.jp/j-biol/03_recipients/41_pastrecipients_awardee.html別ウィンドウで開きます

▶国際生物学賞の詳細はこちら (別ウィンドウで開きます:日本学術振興会HP)
https://www.jsps.go.jp/j-biol/index.html別ウィンドウで開きます