令和7年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式

12月9日(火曜日)
教育

  12月9日、令和7年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式を執り行いました。

  本表彰は、これまで長年にわたり、障害のある方々の生涯学習を支援する活動の普及・発展に貢献してこられた個人・団体に対してその功績をたたえて、文部科学大臣から表彰を行うものです。

  本年度は、51の個人・団体が表彰され、被表彰者を代表して、小松市手をつなぐ育成会「こぶし青年教室」の中野晴美会長へ松本大臣から、表彰状を手渡しました。
  被表彰者代表挨拶で、中野会長は、時代や社会環境の変化に伴い、柔軟性を持ちながら取り組んでこられた「こぶし青年教室」の歩みについて話されるとともに、新しいことを学び、挑戦する彼らの目の輝きや笑顔は、障害のある本人の人生をより豊かなものにしてくれると信じ、活動を更に発展させられるよう、本人たちと共に歩みを進めていきたいと述べられました。

  松本大臣は、皆様のこれまでの御尽力に感謝を申し上げた上で、学校基本調査における大学進学率の算出において、特別支援学校の生徒のデータが含まれていなかったことについて、関係者の皆様へのお詫びとともに、今後このようなことが起こらないようにすみやかに見直しを進めると述べました。
  そして、障害の有無に関わらず、共に学び、生きる共生社会の実現を目指し、福祉分野をはじめ、多様な主体と連携しながら、学校卒業後の障害者の学びの場づくりに取り組んでおり、引き続き皆様の御協力をいただきながら、障害者の生涯学習をより一層推進してまいりたいと伝えました。