12月5日(金曜日)
教育
12月5日、高校から大学・大学院までを通した人材育成システム改革に向けて、高校を設置する都道府県及び市区町村教育委員会の教育長や産業振興部局の担当者等が一堂に会するオンライン会議を開催し、松本大臣が出席しました。
会議では、現在、大臣を主査とした「人材育成システム改革推進タスクフォース」で議論している課題及び方向性のイメージ、「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン(仮称))」の骨子を含む高校教育の振興や、高校教育改革と連動した大学教育の構造改革について説明するとともに、関連する令和7年度補正予算案について説明しました。
そして、一連の改革に共通して大切なことは、教育関係者だけでなく、各地域の社会・経済を担う人材をどう育成していくかという観点から、首長部局、大学、企業等をはじめとする関係の皆様とも同じ課題認識を持ちながら進めていかなくてはならないということであり、皆様の御理解、御協力をお願いしました。
松本大臣は、人材育成改革の成否は、まさに自治体の皆様の双肩にかかっているといっても過言ではないとし、
「この高校教育改革の機運をしっかり捉え、従来の発想に留まることなく、総力を挙げて取り組んでまいりましょう。文部科学省も全力で取り組んでまいりますので、是非とも皆様もともに歩みを進めていただきますようお願いします。」
と伝えました。
※ 文部科学省では、令和7年度補正予算案において、高校と大学を一体的に改革すべく、
・高等学校教育改革促進基金に約3,000億円
・大学・高専の「成長分野転換基金」に積み増しで200億円(既存分と合わせて1,000億円規模)
を計上しています。

