令和7年秋の勲章・褒章伝達式及び令和7年秋の勲章伝達式

11月12日(水曜日)、26日(水曜日)
教育、科学技術・学術、文化芸術、スポーツ

  令和7年秋の叙勲受章者は3,963名・褒章受章者は762名・団体、そのうち、文部科学省関係の受章者は、叙勲が746名・褒章が28名・1団体でした。

  12日は、叙勲受章者を代表して瑞宝中綬章を受章された出口利定氏(元東京学芸大学長)へ勲章と勲記を、褒章受章者を代表して紫綬褒章を受章された水口咲氏(漆芸作家)に対し褒章と章記を中村副大臣から伝達しました。

  出口氏は、我が国が今後もますます発展するためには、何よりも人材の育成が不可欠であるとし、未来社会の担い手、つくり手として、人が果たすべきことを果たせる力、人々と協働しながら課題を発見し解決に導く学び続ける人材を初等中等教育から高等教育まで途切れることなく接続して育成し、そして、国民一人一人が心豊かな社会人・国際人として世界平和の実現に努めることが必要だと述べられました。

  水口氏は、我が国が世界の国々から親しまれ、叡智と感性に満ちた信頼される国となるためには、歴史と伝統の上に築かれた独自の高度な教育や科学技術・学術、そして薫り高い文化芸術やスポーツが、変わりゆく時代にあっても発展し続けることが望まれるとし、私どもは今後も健康に留意し、この度の栄誉を励みとしてそれぞれの分野で一層の精進を重ねると述べられました。

  26日は、叙勲受章者を代表して瑞宝小綬章を受章された工藤由起子氏(元公立高等学校長)に対し小林副大臣から勲章と勲記を伝達しました。

  工藤氏は、私どもの努力が明るく豊かな社会を形成し、人々に生きる喜びをもたらす原動力となる教育、科学技術・学術及び、スポーツの振興、文化芸術の向上に少しでも貢献できたのであれば幸いと話され、引き続きこれからのより良い社会づくりに向けて、また、豊かな人間性を持って将来を担う若手人材の育成に向け努力してまいりたいと述べられました。

【令和7年秋の勲章・褒章伝達式】

【令和7年秋の勲章伝達式】