人間国宝の片岡仁左衛門さん等から松本大臣へ国立劇場の早期再開場を求める要望書手交

11月25日(火曜日)
文化芸術

  11月25日、人間国宝の片岡仁左衛門さん等日本俳優協会・伝統歌舞伎保存会の皆様から松本大臣へ国立劇場の早期再開場を求める要望書が手交されました。

  手交にあたり、皆様から、日本の伝統文化を発信する拠点をなくしてはならないという強い思いや、国立の劇場で歌舞伎を上演することに大きな意義があり、伝統芸能を守る意味でも国立劇場の一日も早い再開場が必要であることなどをお話いただきました。

  松本大臣は、伝統文化を守るというのは感覚的なものではなく、その中に流れている知恵や教えは日本人の根底に流れているものであり、日本人にとってとても大事なことだと述べました。そして、それを守っていくためには施設も大切だとし、我が国の伝統文化・芸能を守り伝えていくという思いを持って、何としても国立劇場を一日でも早く再開できるようにしっかり取り組んでいくと伝えました。

  文部科学省、文化庁では、引き続き、我が国の文化芸術の「顔」というべき国立劇場の一日も早い再開場に全力で取り組んでまいります。

左から
日本俳優協会理事 水谷八重子氏
日本俳優協会監事・伝統歌舞伎保存会監事 中村歌六氏
日本俳優協会専務理事・伝統歌舞伎保存会専務理事 片岡仁左衛門氏
松本文部科学大臣
伝統歌舞伎保存会副会長・日本俳優協会財務理事 中村梅玉氏
日本俳優協会理事・伝統歌舞伎保存会理事 中村萬壽氏